弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

SAD-自尊心の低下?

2016-12-16 15:39:25 | 思考
入院中に社会不安の治療をしている時に、
自尊心の低下を招く(と予期する)出来事を回避する。
という仮説を医師と臨床心理士と立てた。
単純に、自尊心ー平たく言えばプライドの問題だけでは実際上は無い。
そもそも、社会的な場面で顕れる身体症状が生理的に不快だし、自尊心自体、他者の評価だけではない部分がある。
だが、やはり、プライドは高いのだと思う。

今日、大学院の入学試験の要綱を貰いにとある大学を訪ねたのだが、何か冷たい対応をされた(と感じた)。
大学受験の時には受験なんて考えもしなかった偏差値の低い大学だ。眼中に無かった大学に頭を下げて入学をお願いする。やはり、少し屈辱的なのだ。

まあ、もっとも、大学にお願いするというより、教授陣にお願いするといった方が正しくて、教授の方々は知性も教養もある方々だ。
これは割り切るしかないかなあ・・・

しかし、自尊心というものは意図的に低下させられるものでもないと入院中に話していた。
自分が持つあらゆる性質、あらゆる事柄に対して自分で自分を評価している訳ではない。症状抜きでも一般人より劣る部分がいくつもあることは認めている。
それなのに、何故、特定の領域での出来事が全般的に自尊心を傷つけられたと感じるのか、それが考えねばならない問題だ。