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百日紅の記憶 京都 Meopta Flexaret VII Belar 80mm f3.5

2007年08月03日 00時08分11秒 | Film Camera
蝉は6年から17年のあいだ土中で眠って目覚めた夏に地上に出るそうです
幹に産みつけられて、ふ化した幼虫は自ら這って土中にもぐり永い眠りにつきます
百日紅はサルすべりの名があるように幹が滑らかで滑りやすいから幼虫も這うのに苦労したでしょう(笑)
日も暮れかかった鴨川沿いを散策していたら紅い花の枝下にひとつ蝉の抜け殻を見つけました
見えるでしょうか?
この蝉は6年間を土中で眠りながら、百日紅の紅い花や滑らかな幹や鴨川の川音を母蝉から受けついだDNAの記憶として
一年ごとに刻みながら今年の夏を待っていたのでしょうか?。。。

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2 コメント

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暑いなか勉強がんばっていますね(^^) (ゆう)
2007-08-04 20:00:28
百日紅はほんとにつるつるして気持ちいいですね。

あなたがいつか母になったらこんどはお母さんの気持ちが分かりますよ。。。

ひとの記憶っていったいどれほどあるのでしょうか?

パソコン1000台分?

それとも楽しい想い出や淋しい想い出は圧縮されてフロッピー1枚に納まるのかもしれませんね(笑)
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Unknown (everyonehappy)
2007-08-04 16:11:45
夏の暑い頃、母に手を引かれて歩いた保育園への道。
両脇には百日紅の花が咲いていました。
毎回、つるつるの樹皮をなでたりしながら、仕事に行く母と少しでも長くいたくて、ちょっとぐずりながら歩いたものです(笑)。

『カメラ』と言う眼を持っているからなのか、それとも、ゆうさんが元々持っているものなのかは分かりませんが、ゆうさんの視点はとてもステキですよね。

私ももっといろいろな視点から物事を眺められたらなと思います
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