あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
当ブログ掲載の写真及び記事の無断転載・複写は禁じます。

Meopta Flexaret のお話し(フレクサレット6型)

2008年04月12日 21時27分41秒 | Film Camera
ブツ撮りが下手で自分のカメラやレンズを写した記憶がありません。
今夜はNHKでプラハの特集をしていて見終わったあと思いつきでチェコスロバキアの二眼レフを紹介してみます。
メオプタ社は現在も武器用のスコープなどを作っている精密機器メーカーです。
東ドイツとソビエト連合軍に占領されて共産軍事独裁国家になるまでチェコは芸術とユダヤ人の富とで東欧の宝石と呼ばれた芸術と工業の優れた国家でした。
東欧製というと機械的に信頼されないけれど40年ほども前にダイキャスト合金で造られたボディはなかなかどうして良くできています。
(デザインは今でも新鮮でたまに若い人からこのカメラを構えていると声をかけられます♪)
これは6型の初期型で最高速度は1/400秒までしかありません。
その下は1/200秒と現在の露光計で測った値とちょっと手直ししなければいけません。
ビューレンズに三角の金属が見えますがあれがなんと絞りレバー?
爪で(クリックなんてなし)するするとルビ文字で刻印された文字盤に三角の角を合わせます(老眼の方はご遠慮を(笑))
フォーカスはオートコードと同じ(ミノルタがこれを模倣したとされています)で下の振り子式バーで合わせます。
慣れると位置でおおよその距離がつかめます。
7型はこのフォーカスを切りかえて段階クリックとスムーズに変更できます。
フード・フィルター・プロクサーはバヨネットでその工作精度はローライにも匹敵するほどです。
他にもファインダーを起こす、仕舞うのもローライより優れていて片手で出来ます。
肝心の写りですが一時は三台を持っていて6型初期・6型後期・7型後期なのですが6型7型の後期は絞り羽根が5角でコーティングはどちらもアンバー系でした。
この6型初期は絞り羽根がほとんど完全な円形でコーティングは淡いブルーです。
開放ではバックの光線状態と距離により渦巻き状のボケが出ますが汚くないので僕はこれはこれで気に入っています。
ブルーコーティングのほうが私見ですが色のりが強い(アクか?)ように思えます。
ネットではプラナーに迫るなんて書いてあるのを見ますがそれは言い過ぎ(笑)
ただ描写に国産レンズには無い立体感を感じるのは僕だけでしょうか?
ボディには内面反射の防止がされているからゴーストはあまり出ませんがフレアーはよく出るのでフードは必需品ですね(オークションでもフードは結構の値をつけています)
なにせローライ2.8Fのホワイトフェースなどと比べると1/10の価格で手に入りますのであまり贅沢を言っては酷かな。
焦点盤は磨りガラスでほんとに暗いけれどピントの山はしっかりしてローライに比べて半分の重量だからちょっとしたお気軽撮影にはもってこいです。
でも、ローライもハッセルもやっぱりこいつより大好き!(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストラップ大好き

2008年04月12日 21時26分49秒 | Film Camera
このストラップはcamel革で柔らかく手に巻きつけやすいのが気にいっています。
HEXER RFにはドンケの生成り色布ストラップを使っています。
EOS1-Vには米国オプテック社のネオプレンストラップが重い24-105mmが付いた1-Vを軽く感じさせてくれてほんと助かります。
M3はデザイナーオリジナルの牛革ストラップですが純正のゴム肩当ての付いたストラップも好きでときどき交換しています(M2を売ったから2本あります)
ローライは純正のは年月が経っていてすこし不安なので現行のFX用黒ストラップを使っています。
ハッセル500Cは初めに付いていた純正ストラップを使っているけれどお金があればアルチザンアーチストのオレンジラインのに変えたいなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロビー ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈POETRA400NC〉

2008年04月12日 00時23分38秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
着物姿の女性の後ろ姿は色っぽいです
たとえお歳を召していようとも(余計なことか。。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする