本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

サベイランス【映画】

2010年02月16日 | 【映画】
デビッド・リンチの娘、ジェニファー・リンチの監督第二作。

前作は見ていないんですが、
どうやら酷評されたとか、されてないとか・・・。

確かに、娘リンチ(何かヘンな言葉だなw)作品だと知らなければ、
あまり話題にもならなかっただろうな。
でも映画祭でそこそこの賞を獲ったというからには、
やっぱり気にはなるのよね。

という訳で、全国で唯一上映しているシアターN渋谷へ。
純粋な単館映画を見るのは久々でした。


さて。

R-15指定の割には普通、というのが正直な感想。

前の回を見たお客さんとすれ違った時に
「血、出過ぎじゃね??」と言っていたのが聞こえたんだけど
そうでもなかったと思う。慣れたんかな。
血の量で言ったら、同じR-15でも「BR」とか「キル・ビル」の方が・・・。
でも、他の映画に比べて生々しさはありました。血がリアルな感じ。
どっちにしても、趣味はよくないです。


ストーリーは、ドンデン返しを期待させる作り(及び宣伝)なんだけど、
あれ??意外とこんなもんなんだ・・・という感じ。
ガッツリ気を張って見ていると、ちょっと拍子抜けするかも。

父リンチの映画よりは圧倒的に分かりやすので、
映画としては、いささか見やすいですが、
“そうだったのか!!”というヤラれた感はあんまりなかったです。


ちなみに。

何かの記事で、この映画の結末について、
あの父リンチでさえも大反対し、それでも娘は自分の原案を押し通した、
というエピソードを見ました。

おお、アグレッシブだな~、と
娘の考えた方がドギツイ結末なんだろうと勝手に予想していたんです。

でも見てみたら、案外普通の結末だったので、
もし父リンチ案の結末だったらどんなことになっていたんだろう、
と逆に興味が湧きました。

まぁ、たらればの話をしても仕方ないですが。


とりあえず、目新しさはあまり感じられなかったです。
興味あったら、DVDでも良いかも。

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