あみの3ブログ

262杯目 あさひ楼@糸魚川の行列店

糸魚川のラーメンと言えば 
あさひ楼あさひろう)

住宅街の細い路地を入ったところにあります。
通りに面したところに5~6台分の駐車場がありますが
お昼時ともなれば満車で
近くのSCに停めさせてもらい、歩くしかないでしょう。
小高い所のお店まで数段の階段があり
そこで外待ち。

暖簾をくぐれば右手に厨房

正面の玄関ホールのような場所にテーブル席が2・3卓があります。
靴を脱いで奥に通されます

そこは一般住宅の居間と座敷にあたるところで
8帖から10帖の和室が4間、4~6人の座卓が計8卓あります。
繁忙期には60~70人は入りそうです。

畳の和室は落ち着きます。
庭の風情を楽しむのもよいでしょう。
でも座卓の上には何もないです。
箸や卓上調味料が一切ありません。スッキリし過ぎ(笑)

そういえば部屋に通される際に
「水とレンゲを持って行ってください」と言われました。
セルフですね(笑)
その意味が分かりました。
スタッフは出来上がったラーメンを配膳することだけに集中できるからです。
なみなみと注がれたスープ、表層の油。
丼にレンゲをセットして配膳すると、レンゲがスープの中に沈没するからだと思われます。
引き揚げると油まみれで処置に手間取るのが理由だなと妄想しました(笑)

こちらではコップにレンゲを突っ込んでおくのがシキタリらしい。
野々市の池田屋ではコップのうえに箸を置き、その上にレンゲをクロスさせて並べるのがシキタリ(笑)
ところ変われば、、、である。
知らないことは恐ろしいもので
自分はナント、池田屋流のシキタリ(割りばし無しバージョン)でセットしたため
回り中の視線を浴びてしまった。
もちろんそのときは何故ジロジロみるんだよ、
あ、都会から来たこと判ったんや(笑)
などど思っていたんですが、今にして思えば穴があったら入りたい位の恥ずかしさ(爆)
池田屋でレンゲをコップに突っ込んでいる客がいれば
やっぱり地元の常連さんからは失笑をかうでしょうね。

ラーメンの話。

頂いたのはチャーシューメン
スープ表層の油は噂には聞いていたものの、驚くほどではありませんでした。
先日来、新潟の背脂チャッチャ系や福井の丸福さんで表層の油には慣れています。
が、やはり丼の周りはベトベトに油が付いて
それを持つ手もベトベト
レンゲに引っ掛けの切り欠きが無いもんだから
滑って沈没、それでまたベトベト。
ハンカチ・ちりがみ・ウエットテッシュ必須です(笑)

旨みが凝縮した半濁スープ
薄口の醤油で味付けされているが、わりと薄味なのに驚いた。
表層の油をレンゲでどけるように、あるいは下から汲み上げるようにしながら
飲めば徐々に舌も慣れ、油と共に旨みが口中に広がる。
そのうちにデフォで振りかけられた白コショウの香りが加わり
一層スパイシーな味わいとなるが
やはり味変の卓上調味料がほしい。

麺はもっちりした食感で中太のゆるいウェーブがかかったもの。
けっこう麺量が多い。
これもあとで聞いた話だが
チャーシューメンは自動的に大盛りになるそうだ。
食の細い女性などはキツイかも(笑)

豚バラロールチャーシューはプリッとした食感で
レアっぽい仕上がり
こちらはのタマネギは刻みではなく、スライス。
ザラダにでも入っていそうなスライスで
その上にこれでもかと白コショウが振り掛かっている(笑)
これだけ掛けといたから卓上には置きませんよ、と言っているような気がする(笑)

他府県からの客もさることながら
ほとんどは家族ずれであったり、リーマンなど地元に密着している様子。
糸魚川のソウルフードなんでしょうね。
小学生やナウでヤングな女子
爺さんも婆さんも、何の抵抗もなく
この油まみれのラーメンをほうばっていた。
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