3月8日大曲より三俣山へ登ってきました。週半ばの降雪によって2週間前よりくじゅうの山々は新雪をまとい快晴の空の下、綺麗に輝いていました。8時過ぎ、大曲の駐車空地は、すでに満車状態で何とか入れ込んだのですが前輪がクラストした新雪に埋まり、いやな予感です。やまなみ道路は除雪され路肩に雪が僅かに残る状態ですが駐車空地は解けた雪と轍が凍りつき、でこぼこ、これが厄介で滑ります。今日のどんまいのはじまりでした。下山してきたら雪は解けていたのですが前輪は空回り、幸い、前輪をゆっくり駆動させ、タイヤの動き出しに合わせ数回押して脱出できたところです、帰れてよかったです(苦笑)。
スガモリ越しへ向かう硫黄山採掘道路も新雪が積もり、絶好の山スキーのトレールなのでしょう道路には目ざとい山スキーヤーが滑ったシュプールが着いていました。雪がない山道でも山靴で滑るわたしです、スキー板を履いてくじゅうを楽しまれる方がうらやましいですね。早速、今日もスガモリ越しの取り付きでこけました。快晴の三俣山西峰からのロケーションは見事なもので、風が吹かず硫黄山の噴煙が真上に立ち上り、眼下には北千里ガ浜から九重連山を目指すパーティの姿も見えました。
今日は三俣山へ入山したのは、我々が三番手みたいで、第四峰へ向かうトレースは付いておらず、南峰までは新しいトレースが付いていました。トレースのつぼ足を辿りますが体重制限をオーバーしたのか場所によっては腰まで埋まるほどでした。どうやらここらあたりで手袋を落としたらしく、後から気づいて戻ろうとしましたが、下山するときに探すことにして、友人が持参していたスペアのグローブを借用して事なきを得ました。何たる失態、もし風雪が強ければ凍傷まではいかなくとも霜焼けで痛い目にあうことでした・・ざま、なかです。三俣山南峰から下山していると、単独で登ってこられた方より、「手袋を落としていませんか」と声をかけていただく「はい、わたしです・・」、「木に差していますよ」とのこと、半分諦めていましたが、ありがたいことです。お世話になりました。どんまいで済まされない大失態、反省、天気に恵まれ怪我せず歩かれてよかったです。どんまい三俣山、懲りないでまた、楽しい山歩きですね・・。
三俣山西峰を目指す2人パーティの様子、第四峰へ向かう途中から撮影、ここで手袋を紛失、大失態でした
硫黄山採掘道路から硫黄山の様子、登山者の足跡と山スキーのシュプール
雪に埋もれたスガモリ越しの避難小屋、小屋のベンチは吹き溜まりの中です
三俣山西峰の登りより北千里ガ浜と久住山の遠望
三俣山西峰山頂から大船山 西峰山頂ケルンには、えびの尻尾が付着していました
快晴、無風、こんなに天気がいい日はめったにないですね、顔が雪焼けしました
三俣山南峰より坊ガツルを俯瞰、テントがひと張り見えました
三俣山南峰から下山して三俣山本峰鞍部の雪原のラッセル、埋もれると腰まで、足掻くと雪だるまでした
三俣山の山頂でお茶タイム、おやつを出前サービスしてくれました♪