この独り言は、様々な仕事に就いて身体で感じてきたことの積み重ねです。
その変転の数は少ないほうではないけれど、
一つ一つそれなりに面白く暮らしてきました。
1968年 日本大学理工学部建築科入学
1969年 住宅地図測量補助、住宅地図販売
1970年 レンタカー事務所洗車員
1971年 撞球場店員
1972年 建築史小林文次研究室で卒研やり直し
建築設計事務所(アトリエ磯崎新) . . . 本文を読む
3年ほど前、
見本市でのコンパニオンとのTV電話は、戸惑った。
二人で個室にいるようで、目のやりどこがない。
かわいい女の子、会話の内容はうわの空、
見つめているだけでは、おあずけ状態。
最近のWEB・TV電話、
動画もきれい、画面も大きくなって、
慣れてきたら、お互いにお仕事のスタンスの
味気なさ。
脱線して笑わせて、遊んじゃうってとこかな。
携帯では小さいのでちょっと気楽、
リアリティー . . . 本文を読む
「お早よう」
TVが家庭に入ってくる前はどうだったのかと、
小津安二郎監督の「お早よう」、昭和34年作品を観る。
http://www.ozu100.jp/list.html
映画の時代は、丁度、若乃花が上り調子、
キネマが唯一の娯楽だったころの話。
戦後教育の子供が、日ごろの挨拶は意味ない会話だと合理ぶっている。
TV欲しさに愚図ったら、親父に「黙っていろ」としかられ、
コトバ尻をとらえ、 . . . 本文を読む
米国大統領選挙では、ブッシュを選んだ米国国民は、
同時に、これからの世界の中での米国の立場も選んだことになる。
ブッシュ自身への信認投票ではなくて、
ブッシュが支えようとした社会関係への信認なのだから。
米国は、未来の資産と借金の錬金術をあみだして、
永遠の拡大を目指すフロンティア
西部開拓は、月で一段落、
時間の未来は、将来のリスクとチャンスの二次曲線
じゃ、
オタク・メディア・コンテン . . . 本文を読む
戦争を、契約にしてしまったのは、
ローマ帝国の継承者達のせいであって、
戦争と平和、軍隊と市民、その区分けもまた、西欧文化のマナーでしかない。
中東も、アジアも、アフリカもまた、
開戦と終戦を持ってはいない。
つねに生命は、ダーウィンの淘汰のバランスの中、
エコノミーの戦時中なのですから。
そして、
展開可能な文明社会が可能にした高齢社会のながーい一生も、
展開を拒絶した文明のテロルの一瞬も、 . . . 本文を読む
”Dancer in the dark”は、視力を失いつつある母親による殺人と死刑、
”All That Jazz”は、ミュージカルに身を投げるディレクターの死、
そのストーリーは、死に様なのだが、
内容は、生き様
死刑台への最後のステップをダンスして、
手術台の心電音を最後のリズムにして、
さえも、
人はリズムとメロディーとに生きうる。
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身体の動きを分節化して、
コントロールしてゆくアスリート
それを映像でみる視聴者もまた、
ウィナーの映像を繰り返し焼き付けて、
もう、映像は、一つのメタファーとして、
言語のように、独立し始めているのではないか?
CFのシーンには、多くの引用が感じられ、
引用が多いシーンは、その感性を共有する手がかりとして、
ドラマ・シーンでのしぐさが、共有され、
バラエティー・シーンの会話が、共有され、
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