第15回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権
〔決勝戦〕2012/1/8(日)13:00K.O 市原緑地運動公園臨海競技場
晴 風強し 主審伊藤実奈子 観客数325人
日テレ・メニーナ 1-0(0-0、0-0、延長0-0、1-0) 常盤木学園高校
【日】106分 中里優
昨年のU-16日本女子代表にDF3土光真代※・DF4清水梨紗・MF5隅田凜※・FW10籾木結花※・FW11鳥海由佳、U-19日本女子代表にGK16望月ありさと候補にMF7中里優とチームの通常活動ができなくなりそうなくらいJFAに貢献している日テレ・メニーナ。関東周辺の中学生を鍛え上げたチーム。
※の3人は日テレ・ベレーザと2重登録のなでしこリーガー。
片や昨年のU-16日本女子代表にMF14伊藤美紀・MF15平田美紀・FW16佐々木美和、U-19日本女子代表にDF5鈴木里奈・FW10京川舞・FW11仲田歩夢、候補にFW9道上彩花と全国から集った押しも押されぬ高校No.1チーム。高校の部活動なのに何とチャレンジリーグにも参戦している。
スタメンに高校2年生が1人、高校1年生が1人という高校生が3人しかいない日テレ・メニーナが連覇した。これで大会通算優勝回数も4回となり今回で終了する「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」の優勝回数でも単独トップで終えることができた。
当然、体格でも技術でも高校チャンピオンの常盤木学園高校はユース世代No.1であるから(実際もしJFAアカデミー福島が参戦したらそういう言い方が正しいのかどうかはわからないけど)、相当難しいミッションを達成したことには違いない。
今大会5試合のうち、準決勝の1失点以外は4試合全てが無失点勝利だったことが日テレ・メニーナの勝因ではないだろうか。
実際に選手個々を見るとみんな小さいのだけど、足下が上手くて、サッカーを良く知っていて、当然監督の指示が出てはいるんだろうけど、危機管理能力が発達しているので、危険を未然に防ぐセンサーというか、対処方法を見に付けていると思った。(アルビレックス新潟レディースで日テレ・メニーナ出身の東山真依子選手に感じる先を見る能力ってやつ)
常盤木学園高校の強さがこの何年か落ちない。高校は3年間しかないから年によっては波があっても良いはずなのに。この強さはこの後どれくらい続くのだろう?
これからはFW9道上彩花を中心としたチームになっていくんだろうし、この選手は来年のなでしこリーグ各クラブの争奪戦No.1の選手だとは思うけど、個人的にはこのチームの操縦桿を握っているのはMF7松浦渚じゃないかなとは思ってみたり、スタミナは無いけど攻撃の核になっていてMF15平田美紀は楽しい選手だなと思ったり、なかなか出場機会には恵まれないけど17渡辺真由はきっと仲田歩夢みたいな中に切れ込んでいく選手になるんだろうな、なんて思ったりしている。
まあ、女子サッカー界のエリート2大エリート集団である日テレ・メニーナと常盤木学園高校、そして対戦する機会すらなかったJFAアカデミー福島、その3チームが決勝トーナメントを戦うような大会がこの全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権であったらなとずっと思っていたけれど、これで終り。
MF18小須田璃菜みたいに高校進学と同時に日テレ・メニーナを去る選手が増えるのかな。
それは浦和レッズレディースユース・ジェフ千葉レディースU-18やアルビレックス新潟レディースU-18にとっても同じことが言えるだろうな。
逆風が吹き荒れている女子ユースクラブだけど、最後に来年以降、高校生の活動機会が少なくなるであろう日テレ・メニーナの優勝で終ったことは個人的には良かったと思う。常盤木学園高校を応援する気持ちは強かったけど、今回は特別な状況だからね。高校は来年以降も戦いの場はあるし。
インターハイに加盟したんだから、高校女子サッカー選手権を止めて、そのまま磐田で全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権を続けて欲しかったというのが個人的な願望だった。
夏休みに高校はトーナメントのインターハイ、クラブチームはリーグ戦のU-18クラブチーム選手権(U-15世代は全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権)、冬休みに現在の形の全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権だったら見ている方は面白かったのになっという勝手な考えはある。
でも、磐田で高校という形でないクラブチームも含んだ大会だとマスコミや地元受けしなかったんだろうな。男子の高校サッカーのイメージを作りたかったんだとは思う。トーナメント戦で負けがはっきりとする大会の方が記事にしやすいだろうしね。お正月にわざわざ大会を運営するには学校の先生方抜きではできないからどうしても高体連の意向が優先されるよね。
まあ、決まったことはグダグダ言ってもしょうがない。
クラブチームは高体連の部活動以上の質の選手を養成して、JFAアカデミー福島みたいに試合は無くとも選手個々の能力を上げるという指導体制で勝負して行こう。
で、U-22クラブチーム選手権は山口県開催ってことで良いのかな?
どんなチームが出場して、どんな予選・本大会方法かはわからないけど。
少なく地域サッカー協会的には新たな予選が1つ増えるんだよね。
中学生中心チームV2/女子ユース選手権
先発メンバーの平均年齢は14.9歳対17.0歳、平均身長は154.5cm対161.8cmか。小さかったもんな。
寺谷真弓監督が「残念でいっぱい」と大会消滅を惜しんでいるけど、本当にこれからクラブチームはどうすれば良いのだろう?
実際問題、クラブチームから高校への移籍が各地で止まらなくなっているわけで、日テレ・メニーナもその影響は諸に受けている。
アルビレックス新潟レディースU-18みたいに女子ユース(U-15)選手権に出て取りあえず中学生だけでも慰留するっていうわけにもいかないだろうし。
暫くクラブチーム側の混乱は続くだろうな。
〔決勝戦〕2012/1/8(日)13:00K.O 市原緑地運動公園臨海競技場
晴 風強し 主審伊藤実奈子 観客数325人
日テレ・メニーナ 1-0(0-0、0-0、延長0-0、1-0) 常盤木学園高校
【日】106分 中里優
昨年のU-16日本女子代表にDF3土光真代※・DF4清水梨紗・MF5隅田凜※・FW10籾木結花※・FW11鳥海由佳、U-19日本女子代表にGK16望月ありさと候補にMF7中里優とチームの通常活動ができなくなりそうなくらいJFAに貢献している日テレ・メニーナ。関東周辺の中学生を鍛え上げたチーム。
※の3人は日テレ・ベレーザと2重登録のなでしこリーガー。
片や昨年のU-16日本女子代表にMF14伊藤美紀・MF15平田美紀・FW16佐々木美和、U-19日本女子代表にDF5鈴木里奈・FW10京川舞・FW11仲田歩夢、候補にFW9道上彩花と全国から集った押しも押されぬ高校No.1チーム。高校の部活動なのに何とチャレンジリーグにも参戦している。
スタメンに高校2年生が1人、高校1年生が1人という高校生が3人しかいない日テレ・メニーナが連覇した。これで大会通算優勝回数も4回となり今回で終了する「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」の優勝回数でも単独トップで終えることができた。
当然、体格でも技術でも高校チャンピオンの常盤木学園高校はユース世代No.1であるから(実際もしJFAアカデミー福島が参戦したらそういう言い方が正しいのかどうかはわからないけど)、相当難しいミッションを達成したことには違いない。
今大会5試合のうち、準決勝の1失点以外は4試合全てが無失点勝利だったことが日テレ・メニーナの勝因ではないだろうか。
実際に選手個々を見るとみんな小さいのだけど、足下が上手くて、サッカーを良く知っていて、当然監督の指示が出てはいるんだろうけど、危機管理能力が発達しているので、危険を未然に防ぐセンサーというか、対処方法を見に付けていると思った。(アルビレックス新潟レディースで日テレ・メニーナ出身の東山真依子選手に感じる先を見る能力ってやつ)
常盤木学園高校の強さがこの何年か落ちない。高校は3年間しかないから年によっては波があっても良いはずなのに。この強さはこの後どれくらい続くのだろう?
これからはFW9道上彩花を中心としたチームになっていくんだろうし、この選手は来年のなでしこリーグ各クラブの争奪戦No.1の選手だとは思うけど、個人的にはこのチームの操縦桿を握っているのはMF7松浦渚じゃないかなとは思ってみたり、スタミナは無いけど攻撃の核になっていてMF15平田美紀は楽しい選手だなと思ったり、なかなか出場機会には恵まれないけど17渡辺真由はきっと仲田歩夢みたいな中に切れ込んでいく選手になるんだろうな、なんて思ったりしている。
まあ、女子サッカー界のエリート2大エリート集団である日テレ・メニーナと常盤木学園高校、そして対戦する機会すらなかったJFAアカデミー福島、その3チームが決勝トーナメントを戦うような大会がこの全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権であったらなとずっと思っていたけれど、これで終り。
MF18小須田璃菜みたいに高校進学と同時に日テレ・メニーナを去る選手が増えるのかな。
それは浦和レッズレディースユース・ジェフ千葉レディースU-18やアルビレックス新潟レディースU-18にとっても同じことが言えるだろうな。
逆風が吹き荒れている女子ユースクラブだけど、最後に来年以降、高校生の活動機会が少なくなるであろう日テレ・メニーナの優勝で終ったことは個人的には良かったと思う。常盤木学園高校を応援する気持ちは強かったけど、今回は特別な状況だからね。高校は来年以降も戦いの場はあるし。
インターハイに加盟したんだから、高校女子サッカー選手権を止めて、そのまま磐田で全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権を続けて欲しかったというのが個人的な願望だった。
夏休みに高校はトーナメントのインターハイ、クラブチームはリーグ戦のU-18クラブチーム選手権(U-15世代は全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権)、冬休みに現在の形の全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権だったら見ている方は面白かったのになっという勝手な考えはある。
でも、磐田で高校という形でないクラブチームも含んだ大会だとマスコミや地元受けしなかったんだろうな。男子の高校サッカーのイメージを作りたかったんだとは思う。トーナメント戦で負けがはっきりとする大会の方が記事にしやすいだろうしね。お正月にわざわざ大会を運営するには学校の先生方抜きではできないからどうしても高体連の意向が優先されるよね。
まあ、決まったことはグダグダ言ってもしょうがない。
クラブチームは高体連の部活動以上の質の選手を養成して、JFAアカデミー福島みたいに試合は無くとも選手個々の能力を上げるという指導体制で勝負して行こう。
で、U-22クラブチーム選手権は山口県開催ってことで良いのかな?
どんなチームが出場して、どんな予選・本大会方法かはわからないけど。
少なく地域サッカー協会的には新たな予選が1つ増えるんだよね。
中学生中心チームV2/女子ユース選手権
先発メンバーの平均年齢は14.9歳対17.0歳、平均身長は154.5cm対161.8cmか。小さかったもんな。
寺谷真弓監督が「残念でいっぱい」と大会消滅を惜しんでいるけど、本当にこれからクラブチームはどうすれば良いのだろう?
実際問題、クラブチームから高校への移籍が各地で止まらなくなっているわけで、日テレ・メニーナもその影響は諸に受けている。
アルビレックス新潟レディースU-18みたいに女子ユース(U-15)選手権に出て取りあえず中学生だけでも慰留するっていうわけにもいかないだろうし。
暫くクラブチーム側の混乱は続くだろうな。