黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

J1 第16節 仙台戦

2011-06-18 22:36:18 | アルビ
J1アルビ 1-0 仙台

今年の仙台は強い。これは認めなければならないことだ。
でも、相手はともかく自分達が今できることを精一杯見せるということがアルビの本来持っているスピリッツかな。

結果だけを見ると先制したのにも関わらずアディショナルタイムで同点という凹んでしまいそうな試合だが、この試合はむしろシーズンを通してみればターニングポイントになった試合のような気がする。
名古屋戦での敗戦からよくここまで立て直してきたなと監督の頑張りを感じた。


一番大きいのはCBの大野選手に目処が立ったこと。俊足のCBというアルビには未だかつていないタイプの選手なので、これで鈴木大輔選手が戻ってきたら千葉選手もうかうかしていられない状況になったのではなかろうか。
さらに川又選手も試合勘が掴めたというか試合に入れたことも好材料。
かなり良い感じの位置にいるのでゴールは近いと思う。まあ、CFWだから確率的には高いに決まっているのだが。
こういう感じでチームは新陳代謝していくんだなぁ。サッカー選手はやはり試合に出ないと上手くならないね。


この試合で一番目立ったのは村上伸次主審。
これで村上伸次主審のベガルタ仙台戦の試合成績は6勝11分1敗となった。
ポジショニングの悪さからアシスタントレフェリーの旗は見逃すは(いや、明らかなオフサイドをオンサイドとみなしただけか。)、ファールを見過ごすはで(いや、彼の基準は一貫していたのでファールとみなさないというブレはないのだが。)、彼が試合のシナリオを書いてしまった。
新潟と仙台の両チームの関係者には非常に後味の悪い試合になってしまった。
(ラグビーみたいに会場の人にも瞬時に分かりやすいルール解説が行なえるともっと雰囲気も変わったのだろうけど。ルールと解釈って難しいね。)

が、サッカーのルールとしては正論なのかもしれないが、彼が最上級の悪役を自分から買って出た為にスタジアムは久々に盛り上がった。残念なのは相手チームの仙台が置き去りになってしまったことだ。
興行的にはこういう展開も有だとは思うが、勝ち点的にはちょっと困る。
毎試合、村上主審で、最後は紙一重での勝利なんて感じが良いんだろうが、怪我人が増えそうだ。


今はまだ順位よりも勝ち点、勝ち点よりもチームコンセプト、チームコンセプトよりも個々の引き上げだと思っているので、この試合は得るものは多かった。



黒崎監督が退席処分になった。ペットボトルを蹴っ飛ばして、さらにピッチに乱入し、審判に異議と、監督としては全く弁明の余地が無いのだが、もし普段の生活で他人に同じ嫌がらせを3度も受ければいくら温厚な人でも堪忍袋の緒は切れるので人間としては理解できる。ただ、退席した後のベンチは大混乱で、サントスコーチが指揮を執っていたが、当然ベンチワークなんてものができるわけもなく、あと1プレイ分の選手交代すらタイミングを逸してしまった。
引き分けに終わった最大の原因は黒崎監督にある。
森保コーチがベンチにいたらまだ何とかなったかもしれないが、これまた不在。

怪我人がさらに出て、監督のベンチ入り停止の試合数も予想できない状況。
次の三ツ沢は勝ち点1が取れれば100点満点ではないだろうか。




この試合を観て船井幸雄さんのことばを思い出した。

チームに対しては、
『「素直、プラス発想、勉強好き」なら成功する。』

クラブ経営、特に集客面に対しては、
『人からもらうことより人に与えることを考えよ。』


TVや映画・イベント・ゲームセンターなどの新潟市にある全ての興行・サービスの類の中で1番になるにはどうしたら良いだろう。
新潟市という限られた範囲の中で1番で良いのだが。

強化試合 日韓戦

2011-06-18 18:00:45 | 女子サッカー
国際親善試合
2011/06/18(土)15:00K.O ニンジニアスタジアム(愛媛県)

日本女子代表 1-1(0-0、1-1) 韓国女子代表

70分 宮間あや(岡山湯郷Belle)、75分 チ・ソヨン(INAC)

〔日本女子代表〕

[スタメン]
GK 21 海堀 あゆみ(INAC)
DF 2 近賀 ゆかり(INAC)
DF 3 岩清水 梓(日テレ・ベレーザ)
DF 4 熊谷 紗希(浦和レッズレディース)→18分 DF 16 田中 明日菜(INAC)
DF 15 鮫島 彩(BOSTON BREAKERS/アメリカWPS)
MF 6 阪口 夢穂(アルビレックス新潟レディース)
MF 8 宮間 あや(岡山湯郷Belle)
MF 10 澤 穂希(C)(INAC)
FW 7 安藤 梢(FCR 2001 Duisburg/ドイツBL)→ 67分 FW 18 丸山 桂里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉)
FW 11 大野 忍(INAC)→ 67分 FW 20 岩渕 真奈(日テレ・ベレーザ)
FW 17 永里 優季(1.FFC Turbine Potsdam/ドイツBL)

[リザーブ]
GK 1 山郷 のぞみ(浦和レッズレディース)
GK 12 福元 美穂(岡山湯郷Belle)
DF 5 矢野 喬子(浦和レッズレディース)
DF 14 上尾野辺 めぐみ(アルビレックス新潟レディース)
MF 9 川澄 奈穂美(INAC)
MF 13 宇津木 瑠美(Montpellier H.S.C/フランス)
FW 19 高瀬 愛実(INAC)

監督:佐々木 則夫




韓国女子代表

[スタメン]
GK 18 チョン・ミンギョン(高陽大教カンガルーズ)
DF 2 イ・ウンミ(高陽大教カンガルーズ)
DF 3 リュ・ジウン (C)(高陽大教カンガルーズ)
DF 4 キム・ユミ(高陽大教カンガルーズ)
DF 5 シム・ソヨン(水原FMC)
MF 12 チャ・ヨニ(高陽大教カンガルーズ)
MF 13 クォン・ハヌル(釜山尚武)
MF 16 チョ・ソヒョン(現代製鉄)
FW 8 イ・ジャンミ(高陽大教カンガルーズ)→ 67分 MF 7 パク・ウンジョン(ソウル市庁)
FW 9 チ・ソヨン(INAC)
FW 17 パク・ヒヨン(高陽大教カンガルーズ)→ HT MF 11 チョン・カウル(現代製鉄)

[リザーブ]
GK 1 キム・ジョンミ(現代製鉄)
DF 6 キム・ドヨン(ソウル市庁)
DF 15 キム・ヒェリ(ソウル市庁)
DF 20 イム・ソンジュ(現代製鉄)
MF 14 キム・ナレ(水原FMC)
MF 19 キム・ジニョン(釜山尚武)
MF 21 クォン・ウンソム(INAC)
MF 22 イ・ヒョニョン(忠南一和)
FW 10 ユ・ヨンア(釜山尚武)

監督:チェ・インチョル






サッカー界からの卒業

2011-06-18 06:50:16 | 女子サッカー
豊田 奈夕葉
神奈川県鎌倉市出身
神奈川県立神奈川総合高校卒業
法政大学法学部国際政治学科卒業

法政大学在学中に代表活動に招集された時は大学の授業や試験が受けられないで大変だったと聞いたことがある。
(女子サッカーの場合、一般的に大学や高校では代表活動とは言え学外活動による欠席は正規の理由とは認められていない。今はどうかわからないが、法政大学の場合はつい最近まで学外活動への評価は全くしてもらえなかったと聞いている。
そのためにJFAから「諸事情により今回は代表招集見送り」というアナウンスがされることがある。
近年、高校では高体連への加盟がなされた為に部活動に限り欠席理由として認められるようになってきた。
大学の場合、早大とか日体大みたいなスポーツに力を入れているところはそれなりに補講とか追試でフォローしてもらえるところも出てきているが、まだ女子サッカーを競技スポーツとしての理解が得られていない大学もあり、五輪ですら欠席理由として認められないところもある。
JFAやJOCと各大学との交渉で何とかなるかどうかという感じだろうか。
2部相当のリーグには大学のチームのまんまで日本女子サッカーリーグに参加しているところもありそういうところは学生生活など隠し立てせずに全面に出しているが(女子サッカー選手であることでの悲壮感を感じさせないことへ個人的には違和感がある。むしろ良いことなのだろうが。)、1部リーグであるなでしこリーグの選手の大学生の大部分は日常生活をあまり表に出さないでいる。
サッカーをやり続けることと自分自身の生活のバランスを取りながらぎりぎりの状況で現役生活を送り、どこかでそのバランスが保てなくなったところで引退となる。)

そんな学生生活を送っていたお菓子作りの得意な鎌倉のお嬢さんがサッカーもして日本代表まで上りつめたわけだ。
また一人、神奈川県出身者が少なくって、サッカーの引退はとても残念な気もするけれど、今までの経緯を考えるとむしろ元々進もうとしていた道に戻ったって感じか。
女の子の将来の職業ランキング的には上位だもんね。
まあ、パティシエになるには24歳は結構スタートとしては遅いくらいなんだろうけど、下地があるから巻き返せるかな。
(法政大学の勉強がどう役立ってくるのかはちょっとわからないところなんだけど。語学かな?)
30歳くらいまでに技術を習得できると自分の店が見えてくるね。

長い間、サッカー界を支えてくれてありがとう。そしてお疲れ様でした。

2011春 岡山遠征記⑨

2011-06-18 00:08:31 | 旅&グルメ

松江市街地を抜け再び山陰自動車道へ。帰路につく。


鳥取県に入り米子ICから米子自動車道へ。

鳥取産の二十世紀梨チューハイとスイカチューハイ
梨はフルーツだが、スイカは野菜だと結論づける。


米子自動車道・蒜山高原SAはびっくりするくらい混んでいた。


落合JCTを中国自動車道・美作方面へ。


吉川JCTから舞鶴若狭自動車道・舞鶴方面へ。


舞鶴若狭自動車道・西紀SAに着いた頃はまだ明るかった。


兵庫県・京都府・福井県と経過し終点の小浜西ICから国道27号線。
この頃になるとすっかり辺りは暗くなり始めていた。


ちょうど無料化実験が終了して1ヵ月後の7月16日(土)に舞鶴若狭自動車道は約10Kmほど伸延して小浜ICができるとのこと。

ちなみに舞鶴若狭自動車道(小浜~敦賀JCT間)が開通して北陸自動車道と繋がるのは3年後の平成26年度中とされている。
関西をパスして西日本へ行けるルートだが、たぶん2車線だと激しく渋滞することだろう。


約50Kmほど(途中に美浜東バイパスを含む)一般道を走り、北陸自動車道敦賀ICで再び高速道路へ。


今回は北鯖江PAもだいぶ混んでいた。


ソースカツ丼をいただく。


福井はまだ雨が降っていたが、新潟に入ると雨は止んでいた。
運転手さんには頑張ってもらって無事新潟へ到着。お疲れ様。
ちょっと天気が晴れたり雨になったりで暑くなったり寒くなったりで大変だったけど、目的地は山陽だが、山陰を堪能した旅だった。
さて、今年のこの後の長距離遠征はどんなもんだんだろう。日程と相談だ。



(この旅の章、終わり)