黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

2011春 岡山遠征記⑤

2011-06-16 23:04:04 | 旅&グルメ

出雲大社の大鳥居
昔からこの道を多くの人が歩いたんだろうな。


ここから出雲大社の境内になるんだろうか。

縁結びの神様だから若い女性が多いと思ったら、近頃、境内の大杉がパワースポットで脚光を浴びているらしい。
ふ~ん。


平成の大遷宮」の立て札。
あっ、そうなの。残念。


神様の通り道。
人間は端を歩き、神様は真ん中を歩く。
らしい。

平民でも参拝できるようになったのは近年になってからなんだって。


大国主命。


因幡の白兎。


神馬神牛像。
撫でると子宝に恵まれるらしい。


本殿工事中
当然、日本一の宮大工さんなんだろう。


門のところでおまいりはできる。


仮殿(拝殿)にご神体は移されているそうな。


東十九社。こっちが東から来た神様の宿舎。


西十九社。こっちが西から来た神様の宿舎。
1年に1回、全国各地から神様が集まるので宿舎が必要なわけだね。


宝物殿


神楽殿
大きなしめ縄に下からお賽銭を投げ込んでいた。


縁結びの神様の神社での婚礼。
神様のグレードで言うと最高級の結婚式だね。

工事が終るのが平成25年なのでその頃また来てみたいな。




(この旅、まだまだ続く)

2011春 岡山遠征記④

2011-06-16 17:56:13 | 旅&グルメ

再び中国自動車道美作インターへ。


米子方面・西へ向かう。


6/19で高速道路の休日特別割引(上限千円)と無料化実験が終了。
どこの観光地でも悲鳴が聞こえた。
SAなどで多くのドライバーも高速道路を利用するのは今月までなどと言っていた。
日本のこれからの経済復興を考えると休日・平日問わず全車種上限2000円くらいにしておいた方が良かったのではないだろうか。


中国自動車道落合JCTから米子自動車道へ。


2車線になったり4車線になったりしながら蒜山高原SAへ。
来年(2012年)の3月頃に落合JCT-蒜山IC間が4車線化工事が完了するらしい。




さて、米子ICからがちょっとややっこしい道路事情なのである。
そもそも鳥取県と島根県の高速道路の共用率は低く、それを何とかしようと財源を様々なところから求め、結果的に一般道・無料の高速道・有料の高速道(でも6/19日までは無料)という一般のドライバーにはわかりにくい道路事情になった。
※山陰自動車道と安来自動車道は有料、米子自動車道は一部有料で、松江自動車道は無料。
が、今回の無料化実験で全て無料になっているので、何だかICばっかり多い感じのする道路となっている。
(道自体は高速道路の規格になったり、一般道のバイパスになったり、ちょっと感じが違ってくるのだけど、地元の人はかなり使いやすくなっていたのではないかな。)


米子料金所。
ここから先は暫く一般道。


国道9号線を松江方面へ。


有料区間と無料区間を間違えやすいから表示がいたるところにある。
(無料化実験中は気にする人はいなかったに違いない。)


降り間違えしてしまうので看板も区間説明となっている。


安来自動車道は米子西ICから東出雲ICまで有料で安来料金所が設置させている。
たぶん、何だかわからない内に料金を告げられる感じを覚えるドライバーがいると思う。


東出雲ICから松江玉造ICまでは一般道。
松江玉造ICから有料の山陰自動車道となる。
(山陰自動車はこの先もこんな感じの繋がっていない高速道路である。)


ちょっと天気が悪くなって中海・宍道湖の景色が残念な感じになりつつ、目的地へ向かう為に宍道ICで降りる。


出雲方面へ。





ばたでんの愛称を持つ一畑電車・川跡駅へ到着。
パークアンドライド用の駐車場に車を停めてもらう。


松竹映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台になった鉄道路線である。
この映画を観た時からずっと来たかったのだが、ようやく訪れることができた。


自動券売機でキップを購入し、既に入線している大社線に駆け足で乗り込む。


松江しんじ湖温泉と出雲大社とを結ぶ急行「出雲大社号」
もっと松江寄りから乗りたかったのだが、時間的に川跡駅でしか折り合えないことがわかり、ジャストタイミングで乗り込むことができた。
元は京王電鉄5000系なのだが、内部は小田急線ぽい感じがする。


わずか10分足らずの電車の旅。


国の登録有形文化財でもある一畑電車・出雲大社駅。


エキナカのグッズ売り場。






そして念願の日本最古級の「デハニ50形」と出会うことができた。これはデハニ52号だね。
1928年(昭和3年)製造、2009年(平成21年)営業運転終了の一畑電車オリジナル車両。
雨が降っていたこともあり、屋根のないところで野晒しで展示されていてはちょっと可哀想という不思議な感情になった。
島根県の歴史遺産だと思うが残していくのは大変なんだろうな。



(この旅、まだまだ続く)

2011春 岡山遠征記③

2011-06-16 06:56:20 | 旅&グルメ

ようやく念願かなって予約が取れた里山民宿 新屋
1泊1組の宿泊に限定しているので宿泊者は気兼ねなく泊まれるが、なかなか予約を入れることが難しい。
正直、他人には教えたくないお宿の一つである。


到着するとご夫婦が出迎えてくれた。
家のそばに畑とか鳥小屋がある。


土間。


縁側。


とにかく静か。こんなに静かな場所は久しぶりだ。
目を開けていながら心を休めるお部屋。
外からは風と鳥の音、台所からは調理の音が聞こえてくる。





夕食の準備ができたようだ。


囲炉裏の上にはあまごが干されている。


食前酒の自家製梅酒と前菜。
梅酒、味が濃い。これだけでもう満足してしまいそうだ。


〔前菜6種〕
山菜(ワラビのおろしたもの)
焼きそらまめ
自家製豆腐(味噌トッピング)
れんこんをすったもの
たまり醤油で漬け込んだ自家製卵の黄身
山椒の葉をトッピングした新ジャガイモの白味噌和え(お皿の代わりの柿の葉)

この段階でノックアウト状態。でもこれはほんの序章に過ぎなかった。
特にジャガイモが美味しかった。当然自家製。


岡山の地酒をいただく。
古酒は普段あまり飲まないのだけど、とてもフルーティな味がした。
やはり西のお酒は新潟とか東のお酒とは味が違う。


備前焼。


2時間も前からじっくりと囲炉裏で焼かれていたあまご。


アマゴの塩焼き・味噌田楽

日本酒のペースを上げるに十分なポテンシャル。


アマゴの握り寿司


あんかけ胡麻豆腐

このように上品なものを食べてしまうのがもったいない。


アマゴの刺身

山に来て生寿司とか刺身とかを食べれるとは思わなかった。
川魚であるアマゴは近所から仕入れているとのことで、食べられる直前まで生きていたほど新鮮。

何気にたまねぎがシャキシャキして新鮮で美味しかった。


鴨の焼き煮込み

バターを使った洋風な感じの一品。
有機農法万歳。


地鶏が登場してきた。
いよいよメインディッシュに取り掛かる。


地鶏の焼き鳥。塩のみでいただく。


シンプルにして最高の味わいとなる。


地鶏のすき焼き

地鶏の肉団子と自家製の野菜に地元の調味料が囲炉裏の上でハーモニーを奏でる。
棚田で取れた自家製米のごはんを堪能した後に、今度はがばっと上にかけていただく。
「食らいマックス」を迎えた瞬間。


デザート きな粉のババロア

完全に和の食材であるきなことつぶあんが洋のデザートになった。

食べてしまえばあっと言う間なんだけど、今回の夕食は相当手が掛かっている。
こんな幸せな気分にしてくれたご夫婦に大きな感謝をしつつごちそうさまである。






朝、散歩する。野良猫が真ん丸だ。


ここら辺の家は茅葺屋根だそうで、金属でカバーしている家が多かった。
冬は70cmくらいは雪が積もるそうだ。雪国仕様だね。


玄関。畑から野菜を取ってくるのでこの流しが便利。


美作のケーブルテレビ「みまちゃんネル」
ここまで徹底した地域密着情報のツールがあると便利だ。





朝ごはんの準備ができたようだ。
夜、干されていたあまごが無くなっている。


充実のあさごはん。
毎日こんなふうなものを食べて生きていけたら長生きできそうな気がする。
卵料理に感激する。


あまごの一夜干し。
焼くと甘くなるのが不思議だ。


春なら山菜、秋なら葡萄や桃などのフルーツを育てているのでその季節でメニューが変わるとのこと。



朝食後、里山民宿 新屋を後にする。
ご夫婦にはお世話になった。感謝そして感激の体験をさせてもらった。
いつの季節に行っても楽しめる、そんな素晴らしい空気感を持った古民家であった。


(この旅、まだまだ続く)

2011春 岡山遠征記②

2011-06-16 00:28:13 | 旅&グルメ

美作市街地を離れ、作東と呼ばれる山の方へ向かう。


さっき温泉に浸かったばかりなのにまた温泉。

能登香温泉(粟井地区センター)
岡山県美作市小野2565-1
TEL 0868-76-0334
営業時間 14:00~19:00
入浴料金 大人200円/子供100円


地元のおじいちゃん達と一緒に温泉に入った。
(屋根にはソーラーパネルが。流石は「晴れの國」)




美作市街から車で30分ほどの周囲を山に囲まれ静かな農村地帯。


赤い橋。これを渡ると先の方に能登香の里小房という宿泊施設があった。
散歩してみたが、この時期は誰もいなかった。


棚田の合間を小川が流れる。


少し高台から見る眺め。


田んぼになっていないところも。減反かな。


向かった先はこの赤い屋根のお家。


(この旅、まだまだ続く)