切手収集、果てしなき旅そしてロマンを求めて...

小学校2年生の国語の教科書で挿絵に日本の記念特殊切手が紹介されていました。その魅力に取り付かれて早50年近く...。

熱血切手少年時代の憧れの『切手御三家』

2004年09月29日 | コレクター
1970年代前半、私が小学生だった頃、人気があって中々買えなかった“御三家”があった。それは趣味週間の“ビードロを吹く娘”と“市川海老蔵”そして国際文通週間の“蒲原”だった。総じて『憧れの御三家』。“市川海老蔵”は作者の東洲斎写楽からボク達は“写楽”と呼称していた。当時、親から貰っていた小遣いが1ヶ月500円。“ビードロ”は3,000円、“写楽”は2,000円、“蒲原”は3,500円位の値がカタログには付いていた。デパートの趣味の切手売り場は、そのカタログに準じて値段が付けられており、人気のあった『御三家』や国宝シリーズはカタログ値より高かった。お正月にもらったお年玉を持って、大阪のとある切手商(現在は金券ショップとして健在!)で、カタログ値の60%位の値段で『御三家』を入手した。“月に雁”や“見返り美人”は高嶺の花で、それらは入手出来ないものと鼻から諦めていたのだ。入手した当時は、これら『御三家』が私が大人になった頃には、1万円を軽く越えているだろう...と夢見たのだが、どれも現在では千円台で入手可能だ。どちらか言えば珍しい消印を押してある使用済やエンタの方が高い場合が多々ある。でも、今でも『御三家』を見ると当時勉強もそっちのけで熱心に友達と収集していた頃を思い出すのである。
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