「浪速」の誤刻印を見付けました・・・

　「ご当地印」消しは無いかと、ストックブックを眺めていたら、ある切手に目が止りました。人気のblogで「郵便番号普及1次」の7円を紹介していたので、神経がそれに行ってたのかもしれない…。

　有名な「浪速」局の和文機械印の局名誤刻印です。43年7月消し。「浪」の「さんずい」が「しんにょう」に誤って彫られた有名なエラー印ですね。この切手にこの印が押されたマテリアルを所持していたとは…。今夜知った次第です。

　あと関西には和欧文機械印で「阿倍野」局の誤刻印が有名ですね。「阿部野」って彫ったもの。

御当地印かぁ～

　記念特殊切手の使用済の収集では、所謂「御当地印消し」が流行っているとの事。ふるさと切手の発行都道府県内消し、国立公園や国定公園の管内局消し等々の消印が押されたモノを集めると言う事らしい。

　面白い発想ですね。満月消しを更にハードルを高めて収集する楽しさが有ります。公園切手の「御当地印」より記念切手の方が難しいかな？題材で「御当地」が分るものが少ないですよね。例えば京都国際会議場で開催された会議の切手に「左京」局の消印が満月消しされて「御当地」印消しだと言ってもイマイチ説得力に欠けるし…。

　と、いう訳で無理やり自分のコレクションの中にあった「（大阪）万博切手」の「吹田」局機械消しのマテリアルを紹介します（笑）。会場内に設置されたイベント局も有りますが、広い範囲で言えば「吹田」局も「御当地印」。少なくとも「大阪中央」局よりは説得力が有ると思いますが如何でしょうか？！

ヤフオクでビックリ・・・

　今日締め切りのヤフオクのとある出品物を観察していました。中国の毛沢東関係の切手です。全く知識がないので良く分らなかったんですが、落札値ちゅうか最後の最終値が「７７８，７７７円」になったんですが、出品者が入札者を削除したのか、入札履歴が消えてました。「不思議やなぁ～！」って思ってたら再出品。今度は希望落札価格を設定し、スタート値が「１５０万円」になってました。何やら怪しい出品です。しかし、この切手ってそれ程高価なんかな？

　中国切手、かつて日本郵趣出版が発行していた「スタンプマガジン」でＪＰＳの即売広告にも出てましたが、図案がどうも好きになれず積極的に購入する事はしませんでした。それでも当時の風潮に負けて（？）購入した切手で“お気に入り”は画像アップした「パンダ切手」でしょうか？当時のデパートの趣味の切手コーナーで６種セット300～400円位で売られていました。でも、中国切手に夢中になって収集していたら一大コレクションになってたかもしれませんね。それ位、当時のＪＰＳは力を入れてました。

２００９年新年おめでとうございます。

　昨年は公私ともドタバタしていてユックリと郵趣を楽しむ事も出来ない１年でした。もう少し、身辺を落ち着かせてから郵趣も楽しみたいと思っております。もう少し御時間を頂きます様お願い申し上げます。

　さて、新年という事で、今日は年賀関係のマテリアルを紹介致します。年賀虎の小型シートを収める「タトウ」です。昨年も数度ヤフオクに出品されているのを確認しましたが、私が持っているのは、そのヤフオクに出品されていたものと体裁がやや異なります。

　先ず、左の背に有る「紐」。色が違うんです。私の所持しているものは青と白。ヤフオクのものは赤と白でした。そしてタトウ上部にある英語表記。私のは左端から記述されていますが、ヤフオクのものは左から２／３位の位置から始まり、そして２段表記でした。

　ヤフオクに出品されていたものは、「並品」と出品者が表記されていました。と、言う事は私のはカタログ表記にもある「特製」なんでしょうか？

　郵趣文献も調べたのですが、記載されていたのは行徳氏の１冊だけで、こちらもヤフオクに出品されてたものと同じく「並品」で、それの購入比率を纏めたものでした。

　私の所持しているのは「特製」なのかなぁ～？？どこかに、このタトウの詳細を記述した文献はないでしょうか？