27.12.28 英 霊 NO.1021
一般的に考えれば、先の大戦は我が国が東南アジアを不当に侵略し、数千万人のもの人を死に
至らしめた、間違った戦争であったと考えるのが常識ではないでしょうか? もちろん本当は我
が国が犠牲者であって、侵略者なんかではないないと固く信じている人もいることでしょう。
そういう人はもうどうしようもありません。
でも、先の戦争が聖戦であって日本国民は良くやったと自画自賛し、戦争を礼賛する戦闘品を靖国
神社に展示することが、被害を受けた他国の人にとってどれだけ腹立たしい思いをさせるのかとい
うことが解らないのは無神経というほかない。
戦死した日本兵は「英霊」などと持ち上げられていますが、軍に強制されたやむなく戦地に赴いただ
けで、ほとんどの人は犬死などしたくなかったことでしょう。
そんな「神社」に行って「国のために命を捧げた英霊」に、「二度と戦争を起こしません」などと誓い、
冥福を祈るなどと言うのはいかにもウソ臭い。 こういう一部の国民・政治家の頑なな態度が国の
外交を行き詰まらせ身動きできないようにさせている。 そういうことがちっとも解っていない・・・。
とは、右翼の最後の大物と言われる、読売新聞社主渡邉恒雄が言ってます。。
不当な国家権力によって無益な戦争に徴兵されて、空腹と病魔にさいなまれて死んでいた人は、
決して「天皇陛下万歳!」など叫んで死んだわけではありません。