小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ゲバラ

2014-04-23 10:17:56 | 日記
       ゲ  バ   ラ     NO.389

「キューバ革命の中心的戦士」チェ・ゲバラの娘が数年前に、日本のNPOの招きで来日し、各地で講演して注目されました。
彼女は小児科医で、日本の産科の医師不足と後期高齢者医療(の切捨て施策)制度にあきれていました。
子どもを安心して産めない社会・社会のために貢献してきた高齢者をウバ捨山に捨てるように扱う無神経さと、政治の無能さをです。
キューバは貧しい社会主義国ですが、医療費と教育費はタダです。
キューバ革命はもともと「医療革命」でした。
貧困のためにキューバの子供たちはみんな裸足でした。
足の裏から侵入する寄生虫(日本でも昔はありました、横川吸虫・日本住吸血虫・ツツガムシなど)に冒された子供は、みんな栄養失調で青白くひ弱でした。
この国の将来をになう子供がこんなひどい状態ではいけない・・・と医師だったカストロをはじめ、チェ・ゲバラなどたった6人で、政権打倒を目指して立ち上がったのでした。
幾多の困難を経て、やがて国民の支持を集め、ついに首都ハバナに数百万人の人民を結集し、独裁政権バチスタを倒したキューバ革命は、ロシヤ革命よりもはるかにドラマチックで素晴らしいものだったか計り知れません。
いま、日本では国保料が払えない生活困窮者に対して、禁止されているハズの生活保護費まで差し押さえをしています。
医療制度は荒廃し国民は疲弊しています。
その上、4月22日の新聞報道によると、労働者に残業代を払わなくて良い制度にしようなどと提案されているとのこと。
国民をますます貧困に陥れようとする、安倍政権一体何を考えているのでしょうか?
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