28.04.21 死 の 商 人 NO.1138
「死の商人」と言えば、一般に殺傷能力のある武器・兵器・弾薬などを売買する商人を指しますが、
常習性ゆえに人の健康を蝕みやがて廃人に至らしめる麻薬の売人もこの範疇に入れても良いで
しょう。 その麻薬が最近いたるところで蔓延しています。 清原選手もその「犠牲者」の一人でしょう。
知らず知らずのうちに忍び寄り気が付いた時にはもう逃れられない中毒になっている誠に恐ろしい
陥穽です。 また、ゼロ金利時代には入って老後資金の目減りや預金利子の限りないゼロを見
ていると、どうしても何とかならないものかと考えるもですが、そういう高齢者を狙った犯罪も漸増す
る傾向にあります。
なぜ金利がこうも安いのかと言いますと、今時は資金を投入して何か事業をしようと思っても、採算の
取れる事業がないからであって、そういう時代なのに素人がお金を運用して利益が上がるなんてことは、
皆無に等しいと思わなければなりません。
「資産運用」などと甘い言葉で近づき、なけなしの蓄えをかっ攫って行く詐欺行為や高い金利で庶民を
生活破綻に陥入れる「街金」業者も、一種の「死の商人」と言ってもよいでしょう。
我が国も農耕型社会からアメリカ型の狩猟(弱肉強食)社会に転換しており、能力がない者はこれらの
死の商人の餌食になって行きます。
年間の自殺者が3万人を超えているのはその一現象にすぎないものと思います。
イスラム国が命を掛けてテロを起こしてるのは、もちろん正義ではありませんが、地球規模でのアメリ
カナイズを阻止しようとするものであることは間違いない・・・と私は思います。
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