R,06,03,15 鶴の恩返し NO.4132
鶴の恩返しのお話には、続きがあります。 夕方お爺さんが玄関を出てみる、
若い女性がうずくまっています。
わけを聞くと夫のDVに耐えかねて、家を飛び出したが、お金もないので2日間
なにも食べていないとのこと。
お爺さんはその女性を家の中に入れて食事を与え、その晩は自宅に泊めました。
朝、目を覚まして女性を寝かせた部屋をのぞくと、そこに女性はいません。
そればかりか、自宅にあった金目のものが消えて無くなっていました。
お爺さんは、鶴の恩返しを思って親切にしたのですが、サギの手口に一杯食わされたのでした。