R,06,03,03 米 NO,412の0
職場の先輩のKさんは「米一」という名前であった。 命名の由来は一粒の米だって
大事にせよという親の考えだったと言う。米という字を分解すると八十八となる。
米は88の工程を経て米になるというし、1本の茎から88粒の米粒ができるとも言う。
駅弁など食べるときに、蓋についた米粒から食べるのは、昭和15年までに生まれた人、
そんなことはお構いなしにたべる(蓋についた米粒棄てる)のは、16年以降に生まれた
人という。
小学校では、男という字は田で働く力と習ったが、のちに、そうではなく十人の口を力で
支えるだと聞きなるほどと思う。 でも、4人の口を支えるのが精いっぱいだった。