R,06,03,30 落 命 丸 NO,4148
あるお宅での話しです。 嫁いだ娘が父親のもとに来てこういった。 「嫁ぎ先の姑さん
と折り合が悪い、いっそ殺してしまいたいんだけれど、何かいい方法はないの？・・・」と
父は言った。「お前がそこまで言う姑ってとんでもないババアなんだろうな、やっちまえ！」
「ここにいい薬がある」「これはお前のお爺さんが戦争に行ったとき、形勢が非常に悪かった」
「日本帝国の栄えある兵士が、生きて敵軍の虜囚の辱めを受けるよりも、そういう危機に
瀕したときにはこの薬（落命丸）を飲んで死ね・・・と言って渡された劇薬だ」「ほとんど苦痛
を感じないで心臓麻痺のような死に方をするのだ」「これをジュースにでも混ぜて飲ませて
やっちまえ！」 ・・・続く
