30.10.06 病 膏 肓 NO.2038
病こうこうですね。 「こうもう」と読むのは間違いです。 膏肓とは体の
一番奥深く治療がしにくいところ、病が膏肓に至るともはや救い難いという意
味に使われます。
この言葉の用法としては、趣味の領域で何かに没頭して、人がなんと言おうと、
聞く耳を持たないと言うひとにも使用されます。 今回ノーベル賞を受賞された
本庶さんと言う人も、人がなんと言いうと自分が感じた疑問をとことん追求する。
常識を疑え・教科書を信ずるな・・・という「変人」だったのでしょう。
家族や周囲にそんな人がいると、とてもお付き合いは出来そうもありませんね。
天才と狂人は紙一重といいますが、そんなに偉い人になると神経も使うでしょう。
一面ゴルフなんかもお好きだったようですが、それが唯一の救いではないでしょ
うか?
興味しんしんは「津々」ですね。 どんなことにも興味を持って、病膏肓とまでは
行かずとも、ちょっと回り道をして考えを巡らせてみるのも、いいかも知れません。