30.08.16 ふ ん ど し NO.1987
他人のふんどしで相撲を取るという言葉があります。 我が家
の次男が小学生のころ、高槻市の少年相撲でチャンピオンになっ
て、大阪大会に出場しました。
その時は本物の「ふんどし」での試合でしたが、もちろんそんな
ものを持っているわけがありません。
会場に用意されていた「他人のふんどし」を借りて出場しました
が、高槻市内から参加した3名の内、ふんどしの締め方を知って
いたのは私だけでした。
3選手のふんどしを締めてあげて重宝がられました。
ところで、高槻市でチャンピオンになったとはいえ、大阪大会と
もなると、本格的に相撲を習っている子供たちもやって来ます。
そういう子供は自分のふんどしを持っていますし、体つきからし
てほんものの相撲取りのような体形をしているのです。
そんなのを相手にして勝てるわけがありません。
「ヒトツキハン」(75日といいます)・・・1回半の突き押し
で簡単に土俵の外に放り出されてしまいました。
他人のふんどしで相撲を取っているようでは様になりません。
大阪府出身の豪栄道・勢の活躍を期待したい。
もちろん自分のふんどしで相撲を取っています。 でも、横綱に
なればそれなりの化粧回しが必要で、他人の化粧回しでは格好が
つきません。