ふ ん ど し NO.387
「褌担ぎ」(ふんどしかつぎ)とは、先輩力士の「明け荷」を持ち運びする、幕下以下の力士のこといいます。
「明け荷」は褌(まわし)・浴衣・着物などのほか、力士の身の回りのものを格納した行李(こうり)のことです。
行李は今でも柳や竹で編んだ衣装ケースをつかっています。
幕下以下の力士の卵は無給で不安定な身分であるところから「褌担ぎ」の。賤称(せんしょう)呼ばれていました。
でも、明るい将来の夢を見て涙ぐましい努力をして這い上がり、十両にでもなれば今度は自分の褌を下位力士に担がせる地位になる。
出世があまりに早く自分の化粧まわしの製作が、地位の向上に間に合わないような場合(今なら「遠藤」がそうです)、先輩力士のまわしを借りて土俵入り「出世披露」をするのです。
「人の褌で相撲を取る」の語源はここから来たもの。
転じて他人の地位や名声などを当てにして仕事をするとか、自分に都合の良いように仕向けることも、人の褌で相撲を取ると解されるようになっています。
ところで、安倍さんと高村さんが「砂川判決」から、自分に都合の良い解釈をひねり出して、集団自衛権があることは司法が認めているなどと吹聴していますが、この砂川判決を書いた当時の裁判官であった当の松本一郎氏は、とんでもない言いがかりで曲解だと憤慨しています。
「ふんどし」は自分のものを使わなくっちゃ!
「褌担ぎ」(ふんどしかつぎ)とは、先輩力士の「明け荷」を持ち運びする、幕下以下の力士のこといいます。
「明け荷」は褌(まわし)・浴衣・着物などのほか、力士の身の回りのものを格納した行李(こうり)のことです。
行李は今でも柳や竹で編んだ衣装ケースをつかっています。
幕下以下の力士の卵は無給で不安定な身分であるところから「褌担ぎ」の。賤称(せんしょう)呼ばれていました。
でも、明るい将来の夢を見て涙ぐましい努力をして這い上がり、十両にでもなれば今度は自分の褌を下位力士に担がせる地位になる。
出世があまりに早く自分の化粧まわしの製作が、地位の向上に間に合わないような場合(今なら「遠藤」がそうです)、先輩力士のまわしを借りて土俵入り「出世披露」をするのです。
「人の褌で相撲を取る」の語源はここから来たもの。
転じて他人の地位や名声などを当てにして仕事をするとか、自分に都合の良いように仕向けることも、人の褌で相撲を取ると解されるようになっています。
ところで、安倍さんと高村さんが「砂川判決」から、自分に都合の良い解釈をひねり出して、集団自衛権があることは司法が認めているなどと吹聴していますが、この砂川判決を書いた当時の裁判官であった当の松本一郎氏は、とんでもない言いがかりで曲解だと憤慨しています。
「ふんどし」は自分のものを使わなくっちゃ!