天 皇 と 東 大 NO.160
「本」がほとんど使い捨ての消耗品となってしまった近年ですが、でも、なにか読まないといけないと思って、細々と読書を続けています。
で・・この8月 立花 隆の力作「天皇と東大」全4刊を読了しました。
自分としてはそれなりの戦争体験を持っているつもりでしたが、この本を読むといかに知らないことが多いかということを知らされました。
昭和天皇はあの狂気の大戦争をその名において行い、統帥権という天皇大権によって、あの戦争の全面を仕切った天皇だったこと。
敵・味方を含め数百万の人をその名のもとに死に追いやったスメラノミコトだったこと。
なぜ、日本人はあのバカ化たとしか言いようのない戦争を行ったのか。
国家のすべてを賭けてあの戦争を行い、国家のすべてを失う程の大敗北を喫すことになったのか、DVDを見ているほどのリアルさで記述されています。
そして、戦後の歴史は右翼・左翼を問わずどのように改竄されたかを知ることもできました。
一方、またそれなのに今なぜ「日本を取り戻す」とか「戦後レジームからの脱却」などというアンチ歴史的な主張を繰り返すような政権が誕生するんだろうか・・という疑問が湧いてくるのです。
「本」がほとんど使い捨ての消耗品となってしまった近年ですが、でも、なにか読まないといけないと思って、細々と読書を続けています。
で・・この8月 立花 隆の力作「天皇と東大」全4刊を読了しました。
自分としてはそれなりの戦争体験を持っているつもりでしたが、この本を読むといかに知らないことが多いかということを知らされました。
昭和天皇はあの狂気の大戦争をその名において行い、統帥権という天皇大権によって、あの戦争の全面を仕切った天皇だったこと。
敵・味方を含め数百万の人をその名のもとに死に追いやったスメラノミコトだったこと。
なぜ、日本人はあのバカ化たとしか言いようのない戦争を行ったのか。
国家のすべてを賭けてあの戦争を行い、国家のすべてを失う程の大敗北を喫すことになったのか、DVDを見ているほどのリアルさで記述されています。
そして、戦後の歴史は右翼・左翼を問わずどのように改竄されたかを知ることもできました。
一方、またそれなのに今なぜ「日本を取り戻す」とか「戦後レジームからの脱却」などというアンチ歴史的な主張を繰り返すような政権が誕生するんだろうか・・という疑問が湧いてくるのです。