小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

風邪

2013-09-29 08:47:52 | 日記
    風      邪            NO.183 
 酷暑の夏はもじもじとしてなかなか去って行きませんが、季節は正直ですもうすぐ涼やかな秋が間違いなくやって来るでしょう。
と同時に空気の乾燥に便乗して今年もインフルエンザがやって来るのではないかと危惧します。
昭和の初期、インフルエンザの一種のスペイン風邪が流行して日本で30万人が死亡しました。
世界的規模では3000万人と言われています。
30万人と言えが高槻市の人口に匹敵するし、広島・長崎での原爆による死者に東京大空襲・神戸大震災のすべてを加えても足りないほどの規模になります。
今の鳥インフルエンザは今のところ鳥から人には移るが、人から人には移らないようですが、これが何かの突然の異変によって人から人へ伝染するようになると(パンデミック症候群)、日本国内だけでも5~60万人の死者が出ると推定されています。
この風邪にも細心の注意が必要ですが、一方、アメリカ発のリーマンショックがいまだ世界を席巻していて、日本でも派遣労働者や社会的弱者を中心に派遣切、雇止めなど、厳しい苦難を強いています。
社会的弱者の疲弊は、インフルエンザが貧富の差に関係なく伝播するように、いずれは国民全体に伝播するものですから、社会全体が深刻な事態に至ることになりましょう。
貧困対策が必要なのはインフルエンザの予防対策が必要なのと同じほど必要ではないでしょうか?      
コメント
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