始まりと終わり

　　　　　　　　　　　始 ま り と 終 わ り　　 NO.169

　愛した時から　苦しみが始まり　愛された時から　別離がまっている
あ～あ　それでもなを　命かけて　誰れよりも誰よりも　君を愛す。　　
という歌詞があった。　　まあ、それはそれで結構です。
それに習えば、会社だって・NPO組織だって・任意団体だって、すべて創った時から終焉が待っている。　儲かった時から破綻が待っている。　
繁栄した時から衰退が待っている。
未来永劫繁栄し続ける組織はない。　　永遠に肥大化する動物も、限りなく枝や根を伸ばす樹木もない。
人間だって　産まれた時から　死への旅が始まる。
死なない人はどこにもいない。　時間を超越できるものは何もない。　
　そしてそれらのすべてがおおむねフィクションじゃないですか？
人間努力することは大事ですが、何も釈迦力になって会社を守り組織を守り、そのために自分の命を減らすことはない。
食べ過ぎ・飲み過ぎは「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですが、痛ければ医者に行き、疲れたら休むのがいいでしょう。
明るく楽しく、元気に生きる事こそ小さな幸せで、大欲だけでは何も得られない。　　「大欲は　無欲に　似たり」　「取ろう　取ろうは　とられの元」
囲碁の格言です。