今回の展示会の「目玉」は「赤の女王」に尽きます。
マヤ文明の古代都市「パレンケ」を大国にのしあげた「パカル一世」(603年~683年)の王妃と言われているのが「赤の女王」です。
パカル王の神殿の隣から仮面を被った遺骨が発見された時、辰砂(しんしゃ)と呼ばれる真っ赤な有毒鉱物(硫化水銀)の粉で一面覆われていたため「赤の女王」と呼ばれます。
今回の展示会の象徴です。
気合いの入った展示空間です。
極めて小柄です。
パカル王もよく似た仮面と装飾品で葬られていました。