平成27年も残すとこあと2日、今年も本当のお世話になりました。
私にとっては激動の1年でした…
さて今年最後は世界中の方々が驚嘆した1枚の写真をご紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b5/bda4e8476cd0c3e46ac6f94f8d7399a9.jpg)
欧米、アジア各国特に王政の国々の人達はこの写真を観て感嘆の声を挙げています。
(残念ながらアジアの3つの国は除外して下さいね)
昭和天皇には独特の威厳とユーモアがありましたが、このような夫婦の慈愛を感じされる写真はありませんでした。
私たちは天皇陛下、美智子様のお優しさを知っています。
日本て本当に素晴らしい国ですね。
いくつかのシリーズ写真がありますが、限りなくモノクロに近い色彩写真というシリーズがあります。
Dさんが撮る写真には「光と影の戯れ」というモチーフがありますが、そこの僅かに「色」をしのばせるのだそうです。
そんな写真の1枚を。
【限定公開は終了致しました】
京都の冬の風物詩「顔見世」
今年は「四代目 中村鴈治郎襲名披露」を兼ねたおめでたい興行となりました。
出演者は
山城屋…坂田藤十郎
成駒屋(西)…中村鴈治郎、扇雀、壱太郎
成駒屋(東)…中村橋之助、国生
松嶋屋…片岡仁左衛門、秀太郎、孝太郎、愛之助、
高砂屋…中村梅玉
萬屋…中村時蔵、梅枝、萬太郎
高島屋…市川左團次、九團次
松島屋…片岡市蔵
高嶋屋…市川右之助
橘屋…市村家橘
加賀屋…中村東蔵 そして
成田屋…市川海老蔵
と「顔見世」らしく賑やかでした。
昼の部の演目は
①碁盤太平記 山科閑居の場
②義経千本桜 吉野山
③心中天網島 河庄
④土蜘蛛
夜の部は
①信州川中島合戦 輝虎配膳
②四代目 中村鴈治郎 口上
③土屋主税
④勧進帳
「山科閑居」は扇雀の内蔵助が貫禄たっぷり、立役(男役)も良いのが扇雀の強みですね。
「吉野山」坂田藤十郎(人間国宝)のご祝儀出演。
「河庄」中村鴈治郎家と言うか関西歌舞伎の代表演目。これからも何度も観ることでしょうね。
「土蜘蛛」片岡仁左衛門(人間国宝)の土蜘蛛! これぞ歌舞伎ですね。
「輝虎配膳」婆役の三大難役の一つ、越路を秀太郎で。同じく難役のお勝を時蔵で。いい演目です。
「口上」 仁左衛門が仕切り、総勢17名がお祝いの向上を述べました。一番拍手が大きかったのは、海老蔵でした。
「土屋主税」襲名披露狂言。鴈治郎の土屋主税に仁左衛門の大高源吾!襲名披露らしい豪華配役です。
「勧進帳」 海老蔵の弁慶に、愛之助の富樫。海老蔵の弁慶は相変わらずですが、愛之助の富樫は良いですよ!
朝から夜までドップリ歌舞伎三昧でした。至福の時ですね。
襲名披露興行の際は「襲名幕」が作られます。今回の襲名幕森田りえ子画伯が原画を描き、ワコールが贈呈したものです。
南座に「招木」が上がるとお正月がやってきますね… 今年は久し振りに「中村鴈治郎」の招木が出ました。
関西学院大学の演劇集団「劇団 SOMETHING」。1979年に旗揚げした歴史のある演劇サークルです。
この「SOMETHING」の3回生公演が宅間孝行作により「流れ星」という事で行って来ました。
宅間孝行はこのブログでも何度か紹介しましたが、東京セレソンという劇団を旗揚げし、笑って笑って泣かせるという特徴を前面に人気劇団にまで育て上げた人です。
セレソンには泣きの三大名作呼ばれる作品があり、それが「夕」「くちづけ」「流れ星」の3つです。東京セレソンを解散後の宅間は、宅間フェスティバルを立ち上げ、昨年は「夕」、今年は「くつづけ」を再演しました。
素人劇団の「流れ星」はどんなものかと思っていましたが、脚本の力は大変なものでクライマックスできっちり泣かされてしましました… 宅間は本当に上手いですね。
さて、お芝居の終わった後関学の時計台を使った「プロジェクション・マッピング」が公開されました。
まぁ流行のP.M.ですが、こうもあちこちで実施されるとね…(大阪城のは来年はしないようです)
時計台脇に恒例のクリスマスツリーが点灯しました。キリスト教の学校だと実感しますね…
プロジェクション・マッピングは横広の方が断然良いですね!