野分日記  ~Mint★Drop!のブログ~

日々の出来事、楽しんでいること、感じたこと・・・色々綴っていきます。
  

始皇帝の兵馬俑、行って来ました!

2015年11月30日 | 野分日記


初めて中国を統一した「秦」。この帝国を立てたのが始皇帝です。
彼は自らのお墓を守護させるために兵馬俑を作りました。











一人、一人表情が違っています。







ズラーと並んだ兵馬俑、壮観ですよ。


平成中村座 行って来ました!

2015年11月26日 | 野分日記


大阪城西の丸公園で5年ぶりに平成中村座歌舞伎公演が帰ってきました!
5年前はまだ十八代目中村勘三郎丈が元気で、中村勘九郎・七之助の兄弟、坂東弥十郎、片岡亀蔵、中村扇雀の常連たちに、中村獅童が加わって実に楽しい公演でした。

今回は獅童に変わり、来年芝翫襲名が予定されている中村橋之助、そして橋之助襲名の国生(あの三田寛子の長男です)弥十郎の息子・新悟、中村扇雀の息子・虎之助とさながら親子大会のようでした。

昼の部、幕開きは中村七之助の「女暫」 歌舞伎十八番の「暫」の女版で、女版としては大変人気があります。
特に幕外、花道で演じられる「六方」のくだりは毎回大受けです。今回は勘九郎と兄弟で大いに沸かせました。

引き続き「三升猿曲舞」… 「しかくばしらさるのくせまい」と呼びます。読めませんね… 「三升」は3つの升のことで市川団十郎家の家紋であり、この家紋を上から見ると「四角い柱」に見えることから「しかくばしら」。猿はご存知豊臣秀吉です。市川団十郎家(成田屋)は初演したこの芝居は、こんな訳でこう呼ばれます。
勘九郎演じる秀吉が「舞」を所望され、まさかの見事な舞を演じるという舞踊物です。クライマックスで舞台後方が解放され、大阪城天守閣が舞台上に現れ大喝采でした。

昼の部最後は「狐狸狐狸ばなし」 北条秀司の傑作喜劇で初演はあの森重久弥と山田五十鈴だったそうな… 七之助の艶っぽさ!橋之助の助べえ坊主ぶり、中村扇雀の面白さ、そして片岡亀蔵の牛女! 見事な中村屋のオールスター喜劇です。

夜の部はしぶーく「平家女護島 俊寛」 5年前は勘三郎が演じた俊寛、今回は橋之助。前回15歳だった鶴松君(勘三郎の部屋子)が今回は20歳に成長し、同じく千鳥を可愛らしく演じました。

最後は「盲目物語」昭和30年、谷崎潤一郎作の新作歌舞伎です。羽柴秀吉・浅井長政・柴田勝家、そしてお市の方、お茶々(淀君)登場する大河ドラマです。クライマックスで再び舞台後方が解放され「天守閣」が現れ、ついでい十八代目勘三郎の画像が投影され、大喝采で終わりました。

いやぁ歌舞伎って本当に、本当に良いものですね…



中村座が大阪に帰ってきました。1回目は扇町公園、2回目は西の丸公園。今回も西の丸公園でした。





中村座の象徴、大提灯と中村座の定式幕、通常は萌黄色ですが、中村座は白色です。





左の提灯が七之助、次の小さいのが勘九郎の次男・哲之(のりゆき)君、そして十八代勘三郎、次いで勘九郎の長男・七緒八君、そして勘九郎。





十八代目がどこかで見ているはず、と勘九郎も言っていました。 たぶんどこかから見守っていたことでしょう。


                           中村屋!


タクフェス 「くちづけ」行って来ました!

2015年11月24日 | 野分日記

日本の演劇史上「最も泣ける芝居」と言われる「くちづけ」。
タクフェスの第三弾として再再々演されました。

主演は初演からの金田明夫、脚本・演出も兼ねる宅間孝行、オーディションで選ばれた森田涼花。
この3人に上原多香子、大和田獏、かとうかずこ、柴田理恵らが絡みます。

知的障害者たちが助け合って暮らす「ひまわり荘」を舞台に、様々な出来事があり、衝撃的で悲しい結末へと向かいます。
前身の劇団・東京セレソンデラックスは、夏の季節は「泣ける芝居」、冬は「笑える芝居」を上演してきましたが、本作や昨年上演した「夕」あたりから「笑って、笑って、笑って、泣ける」というのがキャッチ・フレーズのようになりました。

この「くちづけ」も前半から終盤にかけて笑って、笑わせます。そしてらすと、場内は号泣となります。

金田明夫の演じる「愛情いっぽん」。圧倒的です。宅間孝行のうーやんは当然として、中村有沙が想像以上の熱演でした。
「夕」に続いて出演の上原多香子は前回上演であの田畑智子が演じた役だったので、演技力の差はどうしようもありませんが、さすがに綺麗でした。

タクフェスは第一弾の「晩餐」、第二弾の「夕」そして「くちづけ」ときて来年は「歌姫」の再演が決まっているそうで
す。










開演前の「ふれあいタイム」。宅間孝行らが舞台に現れ、握手・サイン・記念撮影に応じてくれます。
脚本・演出・主演の宅間孝行です。







元アイドルの中村有沙と田中卓。







劇場はシアター・ドラマシティでした。







これもタクフェスの恒例「写真タイム」。劇中に写真撮影の時間が設けられています。



終演後は主題歌に合わせて出演者と観客が一緒に踊る「ダンス・タイム」があります。
上原多香子と一緒に踊れます。そして出演者たちとのハイタッチ! フェスティバル(お祭り)ですから!
29日まで梅田・シアタードラマシティで上演しています。お時間あれば是非会場で泣いて下さい。








Halloween当日 in ユニバ!

2015年11月12日 | 野分日記

今年は10月31日=ハロウィンの当日が土曜日に当たりました!
というわけでユニバはこれでもか!これでもか!の大混雑!

フォ‐ビドォン・ジャーニーは当然のように300分=5時間待ち、そして「エルム街の悪夢」も4時間30分待ちと、もはや「神の領域」です。

私たちは朝一番で「ハリー・ポッター」に駆け込み空中遊泳を楽しんだ後、エクスプレスパスを最大限に活用させて頂き、
「バイオ・ハザード」「エイリアンvsプレデター」「チャッキー」「エルム街の悪夢(2回)「学校の怪談」と楽しんで、最後に「最怖病棟・トラウマ」に挑戦しました。
トラウマでは私たちが糞汚い便所に手を突っ込んで、「鍵」を探す指令を受けてしまい、哀れDさんは便器から噴射する「水」にビシャビシャになってしましました… まぁとんでもないアトラクションですね…




今年はミニオン!です。一応私もミニオンのコスプレで参加しました。



























このフレディは「素人さん」ですよ!大人気で撮影希望のゲストが列を作っていました。ほんま、よう出来てます。







ゾンビ・モブ! 切れ味抜群のダンスをゾンビが披露してくれます!









こうやって今年のハロウィンも終わりました…!




吉高由里子初舞台 大逆走 観てきました!

2015年11月12日 | 野分日記

新進気鋭の劇作家・赤堀雅秋が作・演出を手掛け、吉高由里子が初舞台を踏む逃走劇「大逆走」を観てきました!

出演は北村一輝、大倉孝二、池田成志、濱田マリ、秋山菜津子、趣里ほか…

曲者揃い、芸達者に囲まれたらさすがの吉高由里子も大苦戦…でした。
やはり舞台を舐めてはいけませんね。

趣里はあの水谷豊と伊藤蘭の長女で、バレリーナ出身のフィジカル能力を生かし、独特の存在感を示していました。












フレームを効果的に使用した舞台美術はなかなか楽しかったです。







吉高由里子は肉付きがずいぶん良くなったことと、台詞回しに難がある(そう言えば紅白も噛みまくりでしたね…)
ことは印象に残りました。


非常に刺激的な舞台を楽しみました。
これから、タクマフェスティバル第3弾「くちづけ」、平成中村座昼・夜通しと予定があります。