野分日記  ~Mint★Drop!のブログ~

日々の出来事、楽しんでいること、感じたこと・・・色々綴っていきます。
  

潮風の風景・・・釜山旅行記4

2014年09月21日 | 野分日記


さて映画「鳴梁」(ミョンリャン)です。

世宗大王と並ぶ韓国の英雄・李舜臣。豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の際に、僅か12隻の船で、330隻の秀吉軍を打ち破った! 奇跡の大英雄です。

その奇跡の海鮮「鳴梁海戦」史実に忠実に再現した映画だそうです!

韓国では公開されるや大大ヒットを記録し、既に1500万人の動員に成功したようです。2000万人突破も時間の問題だそうで・・・

ちなみに日本映画の観客動員記録は「千と千尋の神隠し」の2350万人です。人口1億2000万人の2350万人と4800万人の2000万人、これは凄い琴です。

キム・ハンミン監督は「日本人は歴史を知らな過ぎる。この映画が史実である。この映画を観て本当の歴史を学んで欲しい」と宣っています

。 ワクワクしますね・・・! 史実が映画で体験出来るなんて! 笑






李舜臣将軍の大活躍ファンタジーです!








右が李舜臣を捕らえるために雇われた秀吉軍の総帥・来島通総(クルシマ・ミチフサ)です。

で、左の忍者は誰でしょうね? 大谷刑部?



ツッコミ所満載の映画ですよ!つまりですね・・・

■12隻の朝鮮水軍が、330隻の秀吉軍の先発隊に攻撃を仕掛けた後、撤退した。
■村上水軍の血を引く来島通総が、文禄・慶長の役を通して唯一、大名として戦死した。

と、言うたった2つの史実に基づき、壮大な朝鮮軍大勝利のファンタジー映画を作った、と言うわけです。


写真の通り、来島通総は「総髪兜」を被っていますね。まるで武田信玄ですね。
いくら何でも水軍の武将がこんな兜は被らなかったでしょう。
小西行長なんか完全に「平安時代甲冑」で、まるで源義経です。時代考証、めちゃめちゃです。

そしたらなんと秀吉軍の軍旗として「風林火山」の孫子四如の旗が出てきました!
これはあんまりでしょう!

一応、来島家の「折敷に縮み三ツ文字」の家紋の軍旗もあるような・・・と観ていたら、今度は「日の丸」の軍旗です。
これはないです!

ラストで来島通総は李舜臣に一刀のもとに首を刎ねられますが、朝鮮の刀であれほど鮮やかに首を落とせるのか?
落とせないですよね・・・

最初から歴史エンターテインメントだと言えばいいのに、史実だ!何て言うから・・・
で、劇中に登場する商船型の「悪役」ペ将軍の描き方が史実とは異なると、ペ一族の末裔が上映禁止を求めて訴訟になっているそうです。だからフィクションだ!と言えばいいのに。

ちなみに日本の武将も韓国人俳優が演じていて「・・・・でごじゃいます」って完全な韓国人日本語でしゃべります。

でも、ほとんどの韓国人はこの映画こそが「史実」だと教えられ、教科書にもこのように記載されているそうです。




「歴史を直視しない民族に未来はない!」と朴大統領は言いますが、捏造した歴史を信じる民族には、過去も未来もありませんよ。


本当は日本軍にちょっと接触して、さっさと撤退しただけで、大した事はしてないのですが・・・







潮風の風景・・・釜山旅行記3

2014年09月21日 | 野分日記

釜山の魅力の1つは、釜山港に隣接して広がる光復洞・南浦洞繁華街と国際市場、チャガルチ市場の
「市場散策」にあります。

様々な屋台が出ていて、様々な商品が売られています。
釜山の市場歩きです。




釜山港を見下ろすように建っている「コモドホテル」。いかにも韓国!って感じです。







遅めの昼食は、釜山の夏の風物詩「ミルミョン」。右が「水ミルミョン」、左が「ピピンミルミョン」
簡単に言えば、「韓国式冷麺」の「そーめん版」です。ソウルでは見かけない料理です。







これも釜山名物「パッピンス」(小豆かき氷)。ここは「パッピンス通り」です。ずらーと「ハッピンス」の屋台が並んでいます。メニューは「小豆かき氷」と「ぜんざい」です。







釜山・繁華街の中心地「BIFF広場」です。このあたりは南浦洞の映画館街で、BIFFとは釜山インターナショナル・フィルム・フェスティバルの略です。映画館ヘ行って、韓国映画史上最大のヒット作「鳴梁」の予約をしました。








チャガルチ市場(魚市場)まで行って「刺身」を食べることにしました。
「平目」と「このしろ」の刺身+かれいのポアレ+ずらーと並んだパンチャン。締めて4万ウォンの日本人価格。
日本に来た韓国人が、日本の舟盛りを観て驚く気持ちが少し理解出来ました。

チャガルチを後にして「鳴梁」を観るためにBIFF広場に戻ります。




なんでBIFFなんでしょう? 釜山はPUSANではないのかな? BUSANなのかな?





潮風の風景・・・ 釜山旅行記2

2014年09月21日 | 野分日記

釜山旅行2日目は海雲台ビーチの朝の散歩から始まりました。
韓国で一番有名な海水浴場であり、マリンリゾート地でもあります。
釜山市内まで40分くらいでもあるので、高級住宅街もたくさんあったりします。

ホテルをチェックアウトし、「海東 龍宮寺」に行きました。
今回の旅行、当初は新羅の古都「慶州観光」も考えていましたが、日程的に難しく、代案として「アトラクション」のような海のお寺に行くことになったのです。




海雲台ビーチの朝です。海は「東海」と韓国人が呼ぶ「日本海」です。







季節外れでしたが、なんと白人が数名泳いでいましたよ。







路線バスに乗って、停留所で降りて(隣のおばさんがココだよって教えてくれました)坂道を登って、降りて到着しました。「龍宮寺」。







龍宮寺で一番有名なショットです。 海のお寺でしょ?







こんなものがあったり







こんなものがあったりします。







帰りのバスを待つバス停留所で。なんかシュールな景色ですよね。


バスに乗って地下鉄「センタムシティ駅」まで行き、そこから地下鉄に乗り換え、「中央駅」まで
いき今日の宿泊先「コモドホテル」に投宿しました。(続く)