2月18日の区政の意見交換会が行われました。
その一問一答[まちづくり]に関して、ご報告いたします。
[まちづくり]
Q1.都市計画高井戸公園の早期都立公園化に向けた働き掛けと見通し
・田中区長
独立行政法人国立印刷局が所有する久我山運動場について、杉並区に相談があり、
旧NHKグラウンドに引き続いて来年度から区民に無償開放することを決めた。
施設が老朽化していることから、無駄にならない範囲で整備をしてから、
区民の皆さんに活用してもらいたいと考えている。
このような流れに沿って、
久我山地区にある3つのグランドを50年近く前に計画が決定している
都立高井戸公園整備事業として整備を開始してもらるように、
区から東京都に働き掛けており、 杉並区の緑の財産を守り、
また広域避難所の確保をして行けるよう、
前向きに動き出すように区としても最善を尽くしたい。
・山本政策委員
杉並区民、ひいては都民の貴重な緑の財産である3つのグランドの都立公園化は、
地元住民にとっても長年の悲願でもある。
スポーツ公園として、生物多様性も保持できる公園として
(絶滅危惧種の猛禽鳥類「オオタカ」も飛来)だけではなく、
災害時の防災避難場所としての防災公園として(数万人分の非難・収容も可能)、
多様な役割を持たせることができる多機能的な公園としても、
重要性が高いと考えている。
この公園は久我山駅、富士見ヶ丘駅から徒歩で数分と利便性が良いので、
駅前の商店街の活性化に大きく貢献してくれると思う。
まちづくりの住民活動を始めるきっかけとなったかねてよりの大きな課題であるため、
今後とも情熱を傾けて、田中区長からの大きな協力を頂きながら、
実現へ向けて力を注いで行きたい。
Q2.公共交通機関の基点となる駅周辺の整備
・荻窪駅の交通問題解決
・京王井の頭線、久我山駅・富士見ヶ丘駅周辺の利便性向上と道路の安全整備
・田中区長
杉並区の基幹拠点として、荻窪の整備問題の解決が遅れている。
現在はJR荻窪駅によって道路が南北に分断されているが、
立体交差化することで解決を図りたい。それによって、中央線側のまちづくりは一段落する。
・山本政策委員
中央線沿線のまちづくりが充実していく一方、
京王井の頭線沿線は、駅周辺の整備が相対的に遅れていると感じている。
特に駅ロータリーが整備されていない久我山駅、富士見ヶ丘駅は
今後改善の余地があると感じている。
人が集まる駅周辺が整備されていないために、
歩行者や自転車が危険にさらされており、
毎日危険と隣り合わせで生活しているのが実態である。
地元でも意見相違等いろいろ難しい問題があるとは思うが、
住民の皆さんの意見を数多く聞かせてもらいながら何とか集約し、
少しでも安全なまちづくりの方向性を出して行きたい。
具体的には、駅前にタクシー・自家用車の一時停車が出来るロータリーの創設
や商店街の電柱の地中化が図れるよう、実現に向けて活動を進めていきたい。
今回、このように身近な雰囲気の中で、区長のお話を、それも久我山で聞ける、
あるいは直接質問できる機会は滅多にないものです。
次回もこのような形での『区政意見交換会』の開催を予定しています
3月19日(土)18時から久我山会館にて
どうぞお気軽にご出席をいただけますよう、お願い申し上げます。