山 本 あ け み  ~杉並区の緑ゆたかな環境をこどもたちへ~         

杉並区議会議員 

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(仮称)高円寺学園の特別支援学級の配置変更に関する陳情審査について

2018-09-22 | 議会報告

先日、私が所属する文教委員会(9/21)で、本定例会初日(9/10)に提出された(仮称)高円寺学園の特別支援学級(軽度知的障害者)の配置変更に関する陳情の審査を行いました。高円寺小中一貫校は、一つの建物で一貫教育を行う区内でも初めての学校となります。

本陳情では、現在設計に盛り込まれている2階の小中一貫教育の為の特別支援学級の内、中学生教室は通常学級の中学生フロアーである4階に設置することを求める内容でした。大まかな理由は、中学生としてのプライドを持てる環境をつくり、同世代の中で育つという教育の基盤的な部分を確保し、文部科学省のホームページにある「共生社会の形成に向けて」にある、「基本的な方向性としては、障害のある子どもと障害のない子どもが、できるだけ同じ場で共に学ぶことを目指すべきである」に合致していないというものでした。

私が所属する立憲民主党杉並区議団は、「立憲主義に基づく民主政治」と「多様性を認め合い、困ったときに寄り添い、お互いさまに支え合う社会」を実現するため、立憲民主党に集った4人の議員で構成されています。一人ひとりの持ち味が発揮され、それぞれに幸せを実感できる社会経済を目指し共生社会の実現を目指しています。

本陳情に対して、立憲民主党杉並区議団としては、理念は共感し陳情者の真摯に杉並の子ども達の成長を想うお気持ちに感謝をするものの、これまで教育委員会を中心として積み上げてきた議論から導き出された結果として今の学級配置計画があり、その経過を確認し納得のできるものであることから配置変更を求める本陳情を不採択としました。

ただし、私ども会派も陳情にあるような中学生らしい成長を望む立場である事から、今後運用において、陳情者が要望する中学生フロアーへの配置の見直しが必要と判断する場合には柔軟に対応をする事を求めました。

文教委員会では不採択となり、現在は本会議の最終議決(10/16)を待つ状態です。

 


陳情を審査をするにあたり留意した点と、判断をした点は以下の通り(→の後)です。

1、現在の配置がどの様な点に留意して教育委員会において決定をされて来たのか。

そこに誤りや無理はあるかという観点の審議について。

→①小中一貫教育を最も効果的となるように教室の配置を行い、義務教育9年間の学びの系統性・連続性を重視した指導を行う事により、学習習慣を確立させ、基礎学力を定着させると共に、自立した人間として他社と共に生きていく為の知性、感性、道徳心や体力を育むため、小学部と中学部を同じフロアーに配置した。特別に支援をするお子さんの特徴の一つである自閉症スペクトラムは見通しを持てる環境が必要であることから、9年間の学びの場を近接したものとした。

②子どもにとって安全で安心できる環境を第一に考え、避難経路を配慮し低層階に配置した。校長室や職員室も同階にある事から、日常的な見守りも含め、特別に支援が必要なお子さんへの手厚い対応が取れる。

③文部科学省の「学校施設整備指針 特別支援学校施設整備指針(平成28年3月)」P21の中で、「2 建物構成(1) 校舎等は,できる限り低層の建物として計画することが重要である。(5) 緊急時の避難,施設の維持修繕等に支障を生じないよう配慮して配置することが重要 である。」とあり、本計画でも非常時を想定した配置とした。

http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/03/25/1368763_10.pdf


以上の3点から、現計画の2階が妥当であると判断しました。

 

 

2、陳情内容に基づき、教育委員会と質疑を行い、その結果陳情者が要望する配置変更が妥当なものかの審議について。

(陳情理由1)中学生の特別支援級は小学生の教室のトイレを挟んだ隣りの教室に移るだけで、今までと変わらない小学生に囲まれた生活であり中学生としてのプライドが傷つく。

→配置計画を見ると、特別支援級小学部は小中学生普通教室の4~5倍のスペースを確保し、当初は5,6人が入学予定で、学習の理解度によって指導が出来るように3教室と少人数教室、またプレイルームや進路指導室を配置し、そこからトイレ&シャワー室を挟んで特別支援級中学部の普通教室が配置されている。普通教室同士の直線距離は約28メートルあり、L字型に両方のスペースを配置する事で、完全分離では無いものの、独立性を保ちながら連携して指導の為の行き来が出来るよう工夫があり、陳情理由にあるような近接して隣り合う教室では無いと考えます。

中学生スペースも小中学生普通教室の5倍近くのスペースに、2教室と作業室、音楽室&プレイルーム、児童更衣室と教材室、個別指導室があり、開校当初は5,6人が入学する予定となっており充実した環境であると考えます。陳情者の要望にあるような中学生の普通教室(4階)に移るほどには環境の変化は無いものの、障害をお持ちのお子さんが見通し持てるように生活できることを出来るだけ重視した配置であると考えます。

プライドを持てる環境かどうかという点に関しては、個人差もありますが、配置計画では小中の居場所の明らかな違いがある事から現計画を妥当としました。

 

(陳情理由2)現在の配置計画では同世代の中で育つという教育の基盤的な部分を欠く。

→同世代と完全に分離をしているのでは無く、交流や共同学習の機会があり、また日常生活においても1階昇降口や交流ホールをはじめ、大小アリーナやプールなどは共有であり、同世代と共に過ごす環境があると考える。

インクルーシブ教育推進なのだから同世代は障害がある無しに関わらず全て同じ教室で学ぶ場を作るべきとする考え方もあり、この部分では意見が分かれるところですが、公立の小中学校では文部科学省の指導に則り行われている事からすると、現在においてその考えを即座に教室の配置計画に取り入れることは難しいと考えています。


(参考にした資料)

文部科学省

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

※この中で、多様な学びの場として通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校を位置づけており、国全体としては現在のところ、全て同じ教室で学ぶ事を前提としていないと解釈しています。

 

 

(陳情理由3)小中の9年間を一つのエリアで過ごすることは子どもの成長を促す環境として相応しくない。

(陳情理由4)小学1年の児童と中学3年の生徒では体格差、体力差があり、同じフロアーでは危険がある。

→陳情理由1,2の判断理由に同じ。

 


(陳情理由5)東京都内の小中一貫校を見ても、同一階で近くにあるのは一般的ではない。

→「小中一貫教育の制度化に係る改正学校教育法」(平成28年4月施行)により、全国で本格的に一貫校が建設され始めて間が無い事、また学校の改築はこれから本格化していく時期である事からすると、小中一貫教育をどの様に進めて行ったらよいかを考える参考となる取り組み事例がまだまだ少なく、陳情者の言う「一般的ではない」とまでは断定できないと考えます。

 


(陳情理由6)4階の中学生フロアーはスペース的には移動できる。

→先に述べたように、現計画では中学生の特別支援級のスペースは小中学生普通教室の5倍近くあり、ゆったりと過ごしながら学べる空間が確保されています。その中の一部の通常授業用の教室のみを4階に移す事はスペース上は可能ですが、かえってスケールメリットを活かせない配置となり妥当ではないと考えます。

 

(陳情理由7)東京都が示す「建築物などの整備のためのユニバーサルガイドライン」にある、基本的に誰でもが同じ動線で利用できる経路の確保がされていない。また、文部科学省の「共生社会の形成に向けて」にある「基本的な方向性としては、障害のある子どもと障害のない子どもが、できるだけ同じ場で共に学ぶことを目指すべきである」とあり、現配置案ではこれに該当しない。

→これは陳情理由の中で一番難しい部分であると考えました。

理念には大いに共感し、方向性には全面的に賛同しますが、では高円寺のあの場所にどの様に建築計画をして行けるのか。ユニバーサルガイドラインに関しては余程の広い土地が無ければ、「誰でもが同じ動線で利用できる経路の確保」は難しいでしょう。どの建築計画においても無数の条件をクリアしながら設計が進められて行きますが、どうしたら理想とする空間により近いものを作り出して行けるのかという観点で見ていく事が必要だと思います。

「共生社会の形成に向けて」の部分は、国においても今まだ基本的な方向性であり、目指すべきという理念を共有しつつも、では本計画においてどこまで実現をしていけるのか。社会的な機運の醸成も必要でしょうし、それ相応の指導者の育成が為され、障害がある無しに関わず全ての保護者の理解が進んでこそ実現可能性が出てくるものと考えます。

 

 

3、陳情者がどの様な立場の区民なのか。

今回は教育環境についての陳情でしたので、例えば特別支援学級に通っているお子さんを持つ保護者の方や教育環境などの専門家かどうか。

→本陳情者は学校の近隣在住の一般区民の方であり、団体名はありましたが、規約や活動記録など団体の実態を見ると、本陳情に必要と思われる教育環境に関しての専門性を持つ団体であると把握する事が出来ず、また、特別支援級の指導などの経験を持たないと考えられました。

陳情を採択することは、議会会派として、特別支援学級の移動を求めることに賛同すると言う事です。本陳情者は十分な調査活動を行って来たとは判断出来かねると考えました。

 


参考)

[(仮称)高円寺学園の建物の概略]は以下の通りです。

本計画において、杉並区では近隣への配慮から武道室設置を取りやめ、プールを小中2か所から1か所へと変更し、それに伴いプールの底を上げ下げするための装置を付け、また稼働時間を増やすため、可動式の屋根を設置した経緯があります。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/072/machidukuri.pdf


・敷地面積 11,294㎡(環状7号線の東側、JR中央線の北側)

・第二種中高層住居専用地域と近隣商業地域にまたがった用途地域

・構造 SRC造(ほぼ全ての教室に外光を取り込めるように中央部分に1階から吹き抜けを設置)

・許容建蔽率 73.43%に対して38.29%利用(最終は37%)、 ・許容容積率 268.61%に対して166.16%利用(最終は167%)

※許容建蔽率と許容容積率及びそれに対しての割合は、東京都中高層建築物紛争の予防と調整に関する条例に基づく説明会(平成28年7月23日実施)資料より抜粋。http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/072/1--------8.pdf

・建物の高さは屋上のプールの屋根で最も高い所で28.1m

・ 地下1階:小アリーナ、

  1   階:エントランスと交流ホール、学校支援本部とPTA室、外部から出入り口を取った学童クラブ、給食室

 2  階:校長室と職員室、西側に小学校特別支援教室・プレイルームと南側に中学校の特別支援教室・作業室・教材室

       小学1,2年生普通教室と個別学習室

 3   階:小学3~6年生普通教室と特別室、図書・ラーニングセンター、4階:中学生普通教室と一部特別室、大アリーナ、

 5   階:中学生特別室、

  6   階:プール、更衣室ほか

 

 

 

参考までに本陳情の全文を転載します。

[30陳情 第20号 受理年月日 平成30年9月10日]

高円寺小中一貫校 特別支援学級中学生教室の中学生フロアへの設置を求めることに関する陳情

(要旨)

[陳情の主旨]

2020年に開校の高円寺小中一貫校には、統合される3校にはなかった特別支援学級(小中)が設置されます。新校舎の教室配置図から判断すると、特別支援学級中学生教室が特別支援学級小学生教室の並びにあり、通常学級小学生低学年フロアに設置される計画が進められています。この配置は、以下の理由から、中学生にとっても小学生にとっても適切な教育環境とは考えられません。特別支援学級中学生教室を4階の中学生フロアに設置することを求めます。

[理由]

1、特別支援学級は2階西側にあります。東側は通常学級小学生低学年教室です。特別支援学級の生徒は中学生になっても、トイレを挟んだ隣りの教室に移るだけで、今までと変らない小学生に囲まれた生活です。中学生としてのプライドが傷つくと思います。

2、子どもは同世代の子どもの中で育つことが大事です。今の教室配置では特別支援学級中学生(初年度定員2~7人)は特別支援学級小学生と通常学級小学生低学年に囲まれて中学3年間を過ごすことになります。同世代の中学生文化から切り離されて小学生の中で中学時代を過ごすということは、同世代の中で育つという教育の基盤的な部分を欠く事になります。この点からも、特別支援学級中学生教室は4階中学生フロアに設置することを求めます。尚、この点に関して「区長への手紙」で明らかになった教育委員会の見解は、「交流及び共同学習があるので切り離されてはいない」というものでした。その後の回答で、授業での共同学習は極めてハードルが高いこともわかりました。回答によれば、知的に障害がある子どもにとって授業での交流・共同学習の機会は少ないと思われます。行事での交流は非日常ですので、今の配置では特別支援学級中学生は、日常で同世代の中で過ごす機会を奪われる事になりませんか。

3、特別支援学級に入学した子どもは、入学してから9年間を2階西側の一つのエリアで、通常学級小学生低学年と特別支援学級小学生に囲まれて過ごすことになります。6歳から15歳の児童期から思春期、心身共に飛躍的に成長する期間に、環境の変わらない一つのエリアで小学生に囲まれてすごすことは、子どもの成長を促す環境としてふさわしくありません。この点からも、中学生になったら4階の中学生フロアにホームルーム教室をもつことが必要です。

4、小学1年の児童と中学3年の生徒では、格段の体格差、体力差があります。この両者が同じフロアで、近くの教室で学校生活を送れば、決して広くない廊下でぶつかり、小さい子が怪我をする懼れもあります。このような懼れのある教室配置は避けるべきだと思います。

5、東京都の小中一貫校30校中一体型は13校、その中で小中の特別支援学級を設置しているのは6校、特別支援学級の小学生教室と中学生教室が同一階(近く)にあるのは、2校です(渋谷区1校、品川区1校)。小学生教室と中学生教室が同一階で近くにある、という形は一般ではないことを付記しておきます。

6、4階の中学生フロアは、想定中学生数に比して広いスペースがあります。特別支援学級中学生教室を4階に設置することは、スペース的には十分可能です。

7、東京都の「建築物などの整備のためのユニバーサルガイドライン」には「・基本的に誰でもが同じ動線で利用できる経路になっている。(特別な経路を設定していない)。・誰もが差別観や疎外感を感じることなく利用できるようになっている」とあります。2階と4階では同じ動線ではありません。また、4階に行く中学生を見ながら、2階に行く特別支援中学生が、差別感や疎外感を感じたとしても不思議はありません。このユニバーサルガイドラインに反していると思います。

また、文科省のHP「共生社会の形成に向けて」には「基本的な方向性としては、障害のある子どもと障害のない子どもが、できるだけ同じ場で共に学ぶことを目指すべきである。」とあります。2階と4階では「同じ場」とはいえません。これから作る公共建物ですから、共生社会の形成に資するものであることが必要です。

以上の理由で、特別支援学級中学生教室は、小学生フロアではなく、中学生フロアに設置することを要望します。

以上、転載終了。


ご意見&お問い合わせは下記までお願い申し上げます。

┏ ─────────────────────────────────────── ┓
  山本あけみ yamamoto.akemi1965@gmail.com
            杉並区議会議員
            久我山在住 FAX  03(6231)5839
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杉並区長選挙と区議補欠選挙を振り返って

2018-07-21 | 活動日誌

 任期満了に伴う杉並区長選(平成30年6月25日開票)で、現職の田中 良氏 (57)が他候補を制し、3期目の区政をスタートさせました。

 今後、区政の大きな課題の一つである、「区立施設再編整備計画」が公会計システムと連動し、将来の財政運営を踏まえた整備が進められていきます。学校の跡地活用なども大きな課題になってくるでしょう。多額の税金を使う公共施設整備の在り方は、区民生活に大きく影響をしてきます。私は、区内全体の施設整備費とランニングコストを最小限に抑え、その分を子どもたちの教育と今後高齢化により増大するであろう介護や障害者政策など福祉全般に予算を振り向けていくべきと考えています。区議として区民の意見を区政に伝えるべく、区長とも意見交換が出来る関係性を保ちながら、今後とも取り組むべき方向を提言して参ります。
 
 直前に行われた中野区長選挙では立憲民主党公式の推薦候補が当選を果たしたこともあり、立憲民主党が掲げるボトムアップの政治を杉並でも実現したいというお声を多く頂きました。
しかしながら、立憲民主党は推薦をどの候補者にも出していなかった事から、以前から歩みを共にしてきた現職田中区長の応援を致しました。私は56万人を超える人口を抱える杉並区のかじ取りは、政治家として多くの知見と経験があり、国・都・区の政策に通じている事、そして区政の課題を解決する能力が必要だと考えています。

 私は在職をしている7年間、これまで田中区政と共に議会で区政を担う車の両輪として、議決行動において全て賛成をしてきました。田中区政においての議決してきた内容には、私にも重大な責任があると考えています。
これは、内容如何に関わらず、全て田中区政がする事は賛成、という事では無く、賛否が分かれる議案に対しては事前に会派として話し合い、場合によっては実質的な審議が行われている委員会の場で付帯決議を付けながら賛成に回ってきました。
 私は会派に所属をしているので、自分の意見は会派として取りまとめたものとして発信をしています。本来は個別議案の意見は委員に所属をしていない議員であっても委員会での発言をするルールであるはずですが、一部の議員は本会議場で意見を述べているため、そこで発言をしていないと何も意見を表明せずに単純に賛成だけしていると思われている方もいらっしゃるのですが、事実誤認であり大変残念だと考えています。
 
 
また、私がこれまで提言をしてきた、
・中央図書館の区民意見聴取を基にした改修整備、
・子どもプレイパークの事業化、
・都立高井戸公園の緑を守り防災機能としての早期整備、
・在宅介護支援のための小規模多機能型居宅介護施設の整備
など、多くを実現できたのは、私が議会活動を通してしてきた提言を区が真摯に受け止め、区民全体の利益として認め、事業として予算化を決定して行ったからです。

 今回の選挙で田中区政に反対する市民のお声も沢山お聞きしました。真摯に受け止め、区政の正すべきところは正すという議員としての最も重要な役割を果たすべく尽力して参ります。個別の案件に関して、何故賛成をしてきたかといったご質問は、是非メールでお問い合わせください。 yamamoto.akemi1965@gmail.com

 杉並区政でボトムアップの政治を目指していく為には、例え誰が区長になったとしても区民意見集約を区政の一部に据えるといった事を制度化し、区民の意見が区政に反映されやすくする必要があると考えています。

 その具体的な解決策として、第3定例会の一般質問では、
「ボトムアップ政治の実現へ! 住民協議会設置で区民自ら政策提言を!」として提言を含め質疑の予定です。

 行政の計画は決定後に区民に知らされる事が多く、従来のパブリックコメント募集などの手法では区民の声が広く反映されているとは言えません。立憲民主党所属議員として杉並区でもボトムアップの政治を進めていくために、杉並区7地域ごとに地域全体の声を広く協議していく場として、住民協議会(無作為抽出方法による市民参加100名位)を設置して、偏りの無い公平公正公益の為の議論を尽くし、日常的に自治体の政策に関する意見交換の場を作る事によって、行政の動きを市民に伝え、行政運営に対する参画意識を向上し、市民の意見を集約していち早く計画に活かしていく為の、住民協議会の設置を求めて参ります。

 因みにこの提言をまとめるために、第51回木曜茶話会において、一般社団法人構想日本 伊藤伸先生にご講演をいただき、また別途で会派として勉強会を実施し、杉並区バージョンの住民協議会を作り上げるべく策を練っております。

 また、区長選挙では他党選出の国会議員も応援をしていた関係で、相乗りで候補者を応援する事に批判がありました。もとより田中区長は立憲民主党の前身である民主党所属で都議会議長を務められた経験をお持ちで、1回目の区長選挙を民主・社民・生活者ネットの推薦で出馬し、自民推薦候補を激戦の上、破って当選を果たした政治家です。当時は前区長が推し進めていた教科書採択に反対をしてきた区民の方々の多くが田中区政の誕生を後押しし当選をされました。今回は当時後押ししてきた区民の方々が他候補を擁立された事は大変残念ですが、区政は当然、教科書問題だけでは無く、他の政策において期待通りの動きではなかったのだろうと理解しています。

 因みに、田中区長は政治家は教育には口を出さないという当時の公約通り、子どもたちの教育内容に介入していないことに関しては最大限の評価をしていますし、公立中学校で子供を学ばせている一人の親としても大変ありがたいと感じています。また、教育環境づくりには最大限配慮しており、エアコンや電子黒板の全校設置を完了しています。

 今回現職として3回目の選挙に当たり、その実績から国政の支持政党に関わらず、多くの区議会議員が応援をしました。先述のように私を含め区議の提言を、推進すべき政策は党派を超えて真摯に実現へと導いたからこそであったと思います。
区民の方の一部に、自民党が応援する候補を立憲民主党が応援するのはおかしいといった論調がありますが、経緯からすると後から応援に回ったのは自民党です。
 また区政は意見が割れるイデオロギーや憲法、原発、外交、経済政策などは議題には登りません。あくまで区民の生活に根差した課題解決を目指すのが区政です。区政とは一線を画し、私が国政において自民党と対峙し立憲民主党が政権交代を望める政党に成長して行く為に、出来る限り尽力をして行く事には一寸の変化はありません。

 「立憲主義に基づく民主政治」と「多様性を認め合い、困ったときに寄り添い、お互いさまに支え合う社会」を実現するため、一つの価値観を押し付ける政治ではなく、市民のみなさんとつながり、日常の暮らしや働く現場の声を立脚点としたボトムアップの政治を実現し、区政において公正・公平なルールに基づく自由な社会と、一人ひとりの持ち味が発揮され、それぞれに幸せを実感できる社会を目指し活動を進めて参ります。
 
 また、区議補選においては、立憲民主党公認の関口健太郎が多くのご支援をいただき、当選をさせて頂きました。これで立憲民主党杉並区議団所属議員が4名となり、非交渉会派から交渉会派となり、議会での発言権が大きくなりましたがまだまだ最大会派の半分にも満たない状態であり、まだまだ努力が必要です。

 来年4月には、統一地方選挙が行われ、山本あけみも3期目のご信託を得るべく活動をして参ります。
これまでの実績と経験を基に、新たな公約を練り直しております。皆様からの「こういった事に取り組んで欲しい。」といったご意見がございましたら、是非お寄せいただけますようよろしくお願い申し上げます。

以上

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「杉並区内ブロック塀等 安全性確保のための緊急対策要望書」提出のご報告

2018-07-12 | 活動日誌

先月6月18日に大阪府北部で発生した大地震により、震度6弱を記録した高槻市内の小学校でブロック塀が倒壊し、通学中の女児が死亡した事故は、安全であるはずの学校の施設が、基準不適合であることの認識が無く、また、長年の管理不行き届きの結果、凶器となり児童の命を奪うという大変痛ましいものでした。

 

この公共施設である学校施設が児童の命を奪うという、あってはならない事故を受け、6月19日には、国土交通省から都道府県建築行政主務部長宛に「学校における既設の塀の安全対策について」、翌20日には文部科学省では各 都 道 府 県 教 育 委 員 会 施 設 主 管 課に「学校におけるブロック塀等の安全点検に係る特定行政庁の建築部局との連携について」を通達しました。

http://www.mlit.go.jp/common/001239768.pdf

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6686/00293840/kuni_tuuti_kenchikubukyokurenkei_30_1872.pdf

 

これに先行する形で、杉並区では18日午後には、区立小中学校(65校)を含めた全ての区立施設(590カ所)の施設管理者に対し、建物及び敷地内のブロック塀や万年塀(主に道路に面したもの)の傾き、ぐらつき、亀裂がないかについて目視による緊急点検を実施するよう通知しました。

19日から21日までに行われた施設管理者による点検の結果、直ちに重大な事故につながるようなものは無いと考えますが、今後、技術系職員による現地調査を速やかに実施し、補修等が必要なものは適切に対応していくとしています。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/news/h3006/1042585.html

 

また、区民向けに「ブロック塀の安全点検のお願いと無料相談会のお知らせ」として、ブロック塀の所有者や管理者の方には、傾きやひび割れなどが発生していないか、塀の状況を定期的に確認するなど、適切な維持管理をして頂くようお願いをしています。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/news/h3006/1042698.html

 

これらの緊急対策により、公共施設やこの通達を見てご自身の所有のブロック塀の点検などをしてくれたものに関しては当面は安心と思われますが、今後高まる首都圏の大震災の危険性や通学路のみならず、生活道路の安全を守る為には、ブロック塀のみならず万年塀や大谷石の塀に関してもより一層の所有者責任を持つことの区民周知や、緊急性の高い塀への手厚い対策が求められる事から、立憲民主党杉並区議団から対策を求める要望書を7月11日に杉並区長宛に提出を致しました。

傾いたブロック塀

傾いた万年塀

傾いた大谷石の塀、軽石擬灰岩とも言われ、含有成分は、珪酸・酸化アルミニウム・酸化マンガン・第二酸化鉄など。近年 酸性雨や様々な気象原因で大谷石の腐食劣化を早める原因にもなっていると言われている。

 

久我山1~3丁目にわたり、新しく出来る大型幹線道路(放射第5号線)沿線の建築物を作るルールを決定していく「玉川上水・放射5号線周辺地区地区計画」では、、ブロック塀等の高さ規制を盛り込んでいます。

ブロック塀に囲まれた生活は、通風や日照を妨げ、また震災時には倒壊により避難路を寸断し、緊急車両の通行を妨げる心配があるからです。

 

ブロック塀は建築基準法により安全性の規定はあるものの、実際は現場判断で自由に建築されているのが現状です。地中に基礎を作り9段までしか積めず、鉄筋で倒壊防止等をするという基準を守らずに、平時の今ですら倒壊してしまうのではと思われるものも散見されます。

ましてや災害時のことを考えると、今回の地区計画で規定したことは久我山にとっては大変大きな前進となります。

地区計画ではこれから建て替えが進む場合のみを規定していますが、ブロック塀に関しては既存への対応も併せて進めていくよう、また杉並区全体においても同様の規定整備がされていくことで、災害に強いまちとなっていくと考え、取り組みを提言をしています。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/013/923/housya5tayori08.pdf

 

以上

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保坂展人政治スクールに参加しました

2018-06-04 | 活動日誌

保坂展人世田谷区長と初めてお会いしたのはいつだったか、2011年にご就任されてから、世田谷区の再生エネルギー電力の導入や区外との連携などを模索していた講演会に伺ったりした時に名刺交換をさせていただいたのがきっかけだったように思います。

昨年、私が座・高円寺で開催した映画「太陽の蓋」上映会にお運びくださり、折角の機会なので上映後のクロストークにご登壇いただき、原発事故当時世田谷区長に立候補する直前に田中良杉並区長と共に、福島県南相馬市の支援をされていた事などお話しいただきました。(写真右から2番目が保坂区長、左端は山本あけみ)

https://blog.goo.ne.jp/akemiyamamoto/e/506ec20cf86d4e19c8935ef4a1de43d0

 

その後、杉並区内での保育行政に関するご講演会に来ていただくなどご縁は続き、今回の政治スクール開催のお知らせをいただきました。

私は20年間インテリア設計の仕事をしていたものの、政治の世界では議員秘書などの経験は無く、政治スクールに通った経験もなかったので、この機会に自分自身の考えを整理する意味でも参加をしてみようと思いました。

また、保坂展人さんという政治家であり教育ジャーナリストである、稀有な人物の神髄を垣間見てみたいと考えた事、こういったスクールに参加をする人たちと知り合いたいと思ったのも動機となりました。毎回、豪華なゲストにもお運びいただき、大変有意義な時間でした。

5回の講義全て皆勤賞!何とか課題もやり遂げ、終了証をいただく事が出来ました!以下、簡単にご報告いたします。

【スケジュール】

◆第1回目(4/7)
 基調講演(保坂展人)

⇒「観客からプレーヤーへ」市民が主体となって政治に関わる必要性を語って下さいました。世田谷区長になってから、陳情か苦情が相次ぎ、区民の話を聞くうちに、そうなる前に主体的に区政に関わってもらうにはどうしたら良いかを考え始めたとの事でした。行きついた言葉が「ないもねだりから あるものさがしへ」。深く頷ける言葉です。

 グループ討議開始「この政治スクールで何を学びたいか」

⇒1分スピーチで、この政治スクールに参加した動機を話しました。私からは、区議となって3期目のご信託をお願いするにあたり、自分自身の政治信条とは何かという事と向き合いたいとスピーチで話しました。


◆第2回目(4/14)
「言葉の力って何だろう」松尾貴史氏、「巨悪を眠らせない」ってほんと -検察と政治- 竹田昌弘氏

松尾貴史氏のご講演を初めて聞いたのですが、次々に言葉があふれ出てくる。現政権の閣僚の形態模写から、その言葉の持つ深い捉え方、鋭い解析力など、流石ツイッターの短い文章に事実と機微を詰め込めるだけの力量を感じました。自分がいかに、言葉を聞き流しているのかも痛感しました。

竹田昌弘氏からは、ジャーナリストとしての視点で、政治の暗部である贈収賄事件などで真に検察は政治家を追い詰めて来たのか、歴史的な事例を基にお話しくださいました。


◆第3回目(5/12)
 参加者による90秒アピール、「直感力を磨き、時代の先を読む 前半」寺脇研氏

 文部科学省出身で、京都造形芸術大学教授の寺脇研氏からは、モリカケ問題やこれまでの教育行政で行ってきたこと等を伺いました。官僚時代はゆとり教育の広報を担当され、生涯にわたって学習する、その一環が学校教育である、という考え方に立った教育改革が必要であること、そのために知識重視型ではなくて経験重視型の教育方針のもとで生きる力をはぐくみ、ゆとりある学校づくりを目指すし時代の変化に教育もついていく必要性などをお話しいただきました。

◆第4回目(5/19)

 「なぜ<共同体自治>が必要か」宮台真司氏、「ロックと政治」渋谷陽一氏、渋谷陽一氏と宮台真司氏との対談

宮台真司氏のお話は広範囲で示唆的であり、時に攻撃的、でもウィットに富んでいて現代をぶった切り、将来を考えるといった印象を持ちました。自立した共同体は自立した個人を作り、妥当な民主主義を創るというお話は印象に残りました。とにかく回転が速い。

「ロックと政治」として渋谷陽一氏からは、政治とロックって無縁じゃない。人が望むものを世の中に出していこうよ、といったお話を伺いました。音楽に疎い私もロックが身近になったかも。

この回では、90秒の時間制限の中で、

◆第5回目(5/26)

 スピーチ大会・最終講義


その時のスピーチ原稿を掲載いたします。


わたしたちの幸せのために

 

●私が杉並区議になった2011年は東日本大震災が起きた年です。

地震と津波、そして原発事故が重なるという、これまでに類を見ない複合的な大規模災害でした。

●私は無力感に苛まれながらも、被災地を想いあの時一瞬、

人と人とのつながりを強く意識し、お互いに深く関わる社会を求める機運は高まりました。 

●時代が変わる、ああこれからは生きやすくなるのだと思いましたが、本当にそれは一瞬の出来事でした。

●その後、政権交代。旧態依然とした現政権の元、時代がきしみながら逆戻りをして

行くのを感じています。

 

政治って何のためにあるのか、何をするのが政治なのか。

 

●最初の写真は、私が政治の世界に入るきっかけとなった都立公園の予定地です。

●私が暮らす久我山には道路と公園という、東京都による隣接する大きな2つの公共事業が同時に進んでいます。

●12年前「道路が出来るから立ち退きなさい」と言われ、苦しみながら反対運動をしている人たちがいました。

●何故、公共事業が市民を苦しめるのか。

●早く正確な情報を知り、そしてより良い方策を提案をして行きたいという想いが、選挙を戦う原動力となりました。

 

「政治って何のためにあるのか、何をするのが政治なのか。」

 

私は「暮らしの改善活動」だと、シンプルに考えています。

以前はインテリアコーディネーターをしていました。

モデルハウスをプランする時のキーワードは、

そこで幸せに暮らす人々を感じさせる空間。

区議になってからはまちづくりや子育て介護、ひとり一人が自分らしく、

日々の生活を幸せだと感じるための下支えをする、 

それが私にとっての政治です。

 

●インテリアコーディネーターとして、対話を通じて施主の願いを把握し、

設計によって住宅という形に変える、目的はそこに暮らす人々の幸せのためでした。

●区議になって、家づくりから杉並区づくりへと、大きくフィールドが広がりました。 

●教育・福祉・都市整備など分野の違いこそあれ、そこに暮らす人々の幸せのため、という目的は変りません。

対話を通じて課題を見つけ、独自の視点で解決策を探っていく。

勉強会や意見交換会、映画の上映会や展覧会、時には朗読などを通して、

過去を振り返り未来を見据えていく視点に磨きを掛け、

つむじ風の様に瑞々しさを感じさせる存在でありたい。

区議としてどう社会に貢献が出来るのかを常に問いながら


●先ほどのシーンは、先日開催した「久我山まちづくり展」の様子です。

5日間の会期中に来場者は300名近く。

●行政の動きを知り、自分事としてまちの行く末を考えるきっかけとなる様、

今回初めての試みでした。

●来場者からは生活者の視点で気づく心配事やご意見、ご提言などを多く頂くことが出来ました。 

 

●「この時代の政治家の役割は、住民・市民の声に耳を傾けて、

フラットな関係で自主的で自治機能を生み出す契機を、提供することでは無いのか。」

これは保坂展人さんの言葉であり、私の活動にも重なります。

 

●世の中が現政権を忖度し、マスコミが現実を伝えなくなって、久しくなりました。

●昨日は、国策逮捕という人権に関して重大な事件が発生し、別名「働かせ法案」が強行採決される中、

世の中はスポーツ界の不祥事を大きく取り上げ、国民を欺く行為が蛮行しています。

●「蚊帳の外」という言葉を使わない様官邸が外務省に求めたという記事には呆れます。

 

●私の人生の途中から始まったデジタル社会は、人々から対話を奪い、

言葉と言葉の間にあるニュアンスを徹底的に無視している様に感じます。

私達の想いは言葉となる機会を奪われ、

いつの間にか感じた事さえ色あせていくのではないでしょうか。


●SNSは便利なようで、人々のストレスを軽く発散させ、

自分の周りには自分と近い考えの人しか寄ってこないという危険をはらみます。

●言葉は想いの裏返しです。対話を軽視すれば、思いを感じ取る力が落ちていくのではと、大きく危惧しています。

 

●宮台真司さんが、現在の社会現象を語ってくれました。

絶妙なトークを通じ、何とかより良い社会にして行こうと真剣な様子を、間近で拝見しました。

未来を語る時の主語は全て「わたしたち」でした。

 

●デジタル社会では、あらゆるものをカテゴライズし、瞬時に並べ替え、優劣を競わせるのが得意ですが、

「分断」を助長する事はあっても、「連帯」や「包摂」の手助けはしてくれません。

まずは、確固とした「わたしたち」を作る事が必要でしょう。

 

●政治はわたしたちの社会を作ります。

どんな社会を臨むのか、対話を通じて想いを言葉に替えて行きましょう。

 

●夢は子どもの専売特許では無く、

大人は具体的な方策を知っている分、夢を実現する能力があるのです。

 

●そしてわたしたちの夢が社会を作っていく。

その手立てが政治であることを願っています。


以上


※写真が横を向いたままのものがありますが、何度トライしてもこうなってしまいます。見づらく申し訳ございません。

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第51回 木曜茶話会 一般社団法人構想日本 伊藤伸氏ご講演会のご報告

2018-06-04 | 「木曜茶話会」のこと

毎月第4木曜日に「木曜茶話会・区民意見交換会」を開催し、日ごろの区政への疑問や質問、また貴重なご提言など、自由な意見換の場として51回目となりました。 

通常は久我山駅改札前のアクロスというスペースでの開催ですが、年に2回はゲストをお招きし区政に関して幅広く学ぶ場を設けております。

今回の特別ゲストは一般社団法人構想日本 総括ディレクター  伊藤 伸 氏、テーマは「 行政の現場~市民自治の先進地域~ 」でした。

3月に構想日本がコーディネーターを務めた、千葉県鴨川市「100人会議」(住民協議会)、テーマ「小中学校の跡地活用を中心とした地域の活性化について」のご案内をいただき、無作為に選ばれた住民が学校の跡地活用について議論する「100人会議」とはどういう雰囲気だろうと,はるばる鴨川市まで視察に伺ったのがきっかけで、講演を依頼させて頂く事が出来ました。


伊藤伸氏とは鴨川市で初対面、今回の木曜茶話会でお会いしたのは2回目でしたが、気さくで住民自治に熱意を持った方です。

 

 

みんなの利益を考える「公益」という言葉はあまり日常的には使わないかもしれませんが、住民協議会ではその担い手を考え、「行政が行うこと(=税金で行うこと)」は公益性が高い方が良い。では、「みんなのこと」をするのは行政だけ?という問いに対して参加者が意見交換をします。

「みんなのこと」=「他人事」であるのか。でも、ちょっと待って!通学路の安全を守るとか、災害が起きた時の為に事前に何をすれば良いか、といったみんなのことを考えることは自分たちの事を考えることだと気づかされます。

「無作為抽出手法」を活用した取組みの広がりと成果のお話もいただきました。住民協議会に参加しませんか?とご招待状を送って、約5%の人が参加をしてくれる。参加をすると、これまで自治体だけの役割だと考えていた、「公益」を考える時、それは自分たちの事を考えることであり、他人事から自分事へと気持ちが変化をしていくというお話。

行政への不透明感、不信感の払拭され、「敵対視」していた行政の応援団に変わる可能性もあると言います。

また、行政が行う全ての事業の原資は税金。「利用者」「受益者」の視点だけだと、要望だけになってしまう事でも、協議会に参加をし議論をする事で「納税者」の視点が付け加わる。税金を使う側にまわって、例えていうなら経営者の視点を持って考えることが出来る「自分事化」が進むというもの。


これまで 無作為抽出から参加者を募り、 公共施設の見直しでは高松市、松阪市、富津市、住民協議会開催は福岡県大刀洗町、群馬県太田市、千葉県鴨川市など、行政の計画づくり(総合戦略、総合計画)では千葉県富津市、茨城県行方市、香川県三木町、滋賀県高島市で行ってきて、 何度か集まることで意識の変化に留まらず行動の変化にもつながることを実感しているそうです。

私も日頃感じている事ですが、日本人は意見があっても表に出す機会が少なく、それでは意見は無いのかと聞くとしっかりとしたご意見を伺えることがあります。無作為抽出という方法によって、行政からご招待状を送り、それならば参加をして意見を言ってみようという人を増やすなど、この方法は日本人の国民性になじむのでは?というお話も伺いました。

最後には「行政が住民を巻き込む」から「行政が住民にどう巻き込まれるか」の転換もあるのでは、という発想には驚き!でも実現してもらいたいとも考えています。

現在、杉並区にある約600か所近くの公共施設は、主に高度経済成長期に建設され順次更新の時期を迎える中、少子高齢社会に向け、公共施設が提供するサービスの需要の変化を見込み、健全な財政を保ちながら計画を進める必要性がある事から、当区では平成26年3月に「杉並区区立施設再編整備計画(第一期)・第一次実施プラン」を策定しました。(本年は第二次実施プラン策定予定)

この公共施設の再編は全国で住民を巻き込んでの議論が進んでいますが、総論賛成でも、これまでなじみ深い施設が対象となると、時には猛反対が起きる可能性もある。

杉並区でも無作為抽出による区民意見聴取をしているようですが、何故無作為抽出をするのか、そこから得られる成果は何かを感じ取りながら、次につなげて行って貰いたいと考えています。

来年は統一地方選挙があります。3期目の任期を皆様からお任せいただけるかどうかの選挙となります。

杉並区の7地域ごとに無作為抽出による100人規模の住民協議会開催により得られる有益なご意見を、行政の計画に反映していくシステムづくりを提言し、その実現を私の公約にしていこうと、目下熟慮中です。


ご意見がございましたら、是非お寄せください。

山本あけみオフィシャルサイト⇒http://yamamotoakemi.com/

(オフィシャルサイト内「お問い合わせ」https://tayori.com/form/61e1bdb94c3c67c382b792278bb8750a8c4a893d

 

以 上



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久我山まちづくり展 開催いたします。

2018-04-22 | 活動日誌

杉並区の南西に位置する久我山は、放射第5号線という大型幹線道路や都立高井戸公園の完成に向けて、今後区内でもっとも変化を遂げる地域です。

 本展覧会では東京都と杉並区が取り組み実施している計画や、生活者の目線で捉えるまちの問題点・課題点を一堂に展示をして地域の理解を深めます。

 また、これまで提言を続けてきた「井の頭・久我山緑のパークウェイ構想」パネルを併せて展示し、皆様からのご意見を頂きながら今後のまちづくりを展望して参ります。皆様のお越しをお待ちしております。

日時:平成30年4月25日(水)~29日(日)
   10時~20時
   

山本あけみは以下の予定で会場でご案内をさせていただく予定です。
不在でも自由にご覧いただけますので、是非お運びくださいませ!

4/25(水) 10~17
26(木) 10~17
27(金) 17~20
28(土) 10~12,16~20
29(日) 10~18(最終日のため18時まで)

※同時開催:木曜茶話会4/26(木)15~17 アクロスにて
※期間中の問い合わせ先:
 080-4472-5418(山本あけみイベント用携帯)

   
場所:アクロス(京王井の頭線・改札前、本屋となり)


【久我山での主な公共事業】
東京都事業:
都市計画高井戸公園、放射第5号線道路、岩通ガーデンと岩通生協跡地整備等

杉並区事業:
玉川上水・放射5号線周辺地区地区計画、補助216号道路整備、狭あい道路拡幅整備重点路線、富士見ヶ丘小・中学校改築工事等

以上

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平成30年度予算 成果5 【介護をする側もされる側も安心できる!高齢者の在宅介護支援】

2018-03-25 | 議会報告

平成30年度予算 成果5

【介護をする側もされる側も安心できる!高齢者の在宅介護支援】               

 

「高齢者の介護を受ける人も、介護をする人も安心できる杉並区を作りたい。その為には介護サービスの需給バランスの現状把握をした上で、在宅介護と施設型介護のベストミックスを目指して行きたい。」 

 

2025年問題とは、約800万人いるとされる団塊の世代が後期高齢者となり、超高齢化社会へ突入する問題です。医療・介護・福祉サービスの整備が急務である一方、社会保障財政の崩壊の懸念が提示されています。この問題を目前に控え、では杉並区の医療介護はどうあるべきかという議論が続いています。

 

介護には家族が介護サービスを利用しながら支える在宅型と、特別養護老人ホーム(特養)の様な施設型があります。当区では特養の整備が進む一方で、山本あけみが区議として活動を開始した7年前には小規模多機能型居宅介護施設(訪問・日中・泊りを同じ事業者が担う)が区内に2か所しかありませんでした。このサービスは在宅介護をしながら安心して就労も出来ると言った区民の要望に応え、区内のバランスの良い増設を訴えてきました。

 

厚生労働省ホームページより


新年度予算には清水3丁目、高井戸東3丁目、成田東3丁目に続き、本年3月に区民の皆様の生活を幅広く支えるための拠点として開設した「ウェルファーム杉並複合施設等」の隣に平成33年度開設予定の特養棟にも併設されることが決定しました。福祉の拠点への併設を以前から強く要望してきたものが実りを得た形です。

まだ認知度が低いサービスですが、地域包括ケアシステムを支える区民の方々にも良いサービスとして認識が広まり、利用が進む事で在宅介護の強力な支援となって行くよう今後とも推進をして行きます。


■杉並区小規模多機能型居宅介護施設案内

https://kaigo.homes.co.jp/scare/ad13/area130115/cc15/

■ウェルファーム杉並 複合施設棟

http://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/shien/wellfirm/1038928.html

杉並区ホームページより

以上


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平成30年度予算成果4 【自由な発想が出来る子どもを育てる!子どもプレイパーク事業】

2018-03-25 | 議会報告

平成30年度予算 成果4

【自由な発想が出来る子どもを育てる!子どもプレイパーク事業】                5

 

「杉並区は都市部でありながら緑豊かな環境を持っています。それを活かし子どもたちの生きる力を育てる取り組みがプレイパークであり、区内各所で継続的に開催できる環境を整えて行きたい。」

 

プレイパークとは、従来の公園、既成のブランコ、シーソー、鉄棒などがあるようなお仕着せの遊び場と違い、泥遊びや焚火、縄を使った手作りの遊具を使い、一見無秩序のように見えて、子供たちが想像力で工夫しながら遊びを作り出すことの出来る遊び場です。  

子どもたちが家庭生活や学校教育だけでは培う事が難しいながらも、人が生きていく上で最も重要な生きる力を育んでいくために、当区においてもプレイパーク事業の定着を推進してきました。

これまで3年間にわたり区内NPO団体との協働事業という形で取り組みをしてきた成果を基にして、新年度予算には継続して区が進めていくものとしてプレイパーク事業が位置づけられました。

今後とも本事業の重要性を訴え、安定運営に向けての提言を続けて参ります。


杉並区内プレーパーク実施団体

■杉並冒険遊び場のびっぱひろっぱ

http://nobippa.org/

■杉並ねっこワーク

http://suginami-nekkowork.com/

■善福寺プレーパーク

https://www.cocoonparentssquare.com/

(他にも区内のプレーパーク開催の情報がございましたら是非お寄せください。)

 

以上


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平成30年度予算 成果3【東京オリンピック・パラリンピックで次世代育成を目指して! 国内外交流事業】       

2018-03-24 | 議会報告

平成30年度予算成果3

【東京オリンピック・パラリンピックで次世代育成を目指して! 国内外交流事業】       


「東京オリンピック・パラリンピックを好機として捉え、既に関りのある国内外の自治体との交流事業を通して関係人口を増やし、当区の魅力を発信しながら生活に実りを感じる区へと育てて行きたい。」

 

平昌オリンピック・パラリンピックが閉幕し、いよいよ次は2020年の東京で開催されます。当区は競技会場は無いものの、会場までの利便性が良い好立地です。期間中に国内外の交流自治体から当区に宿泊などをして、競技観戦や観光に出向くなどを希望される方も多くいらっしゃることと思います。これを好機として捉え、杉並区を訪れる方々に杉並区の魅力を発信し、交流を深めていく事業を「おもてなしキャンプIN杉並区」として取り組むよう、2年前から提案をしてきました。

 

当初提案に含んでいた民間企業の社宅跡地活用は取り壊しの為実現できませんでしたが、、新年度予算には「オリンピック・パラリンピック事業の推進」として、これまでの提案の意をくむ「ホームステイ・ホームビジット支援事業」が新規に盛り込まれました。

区内のホストファミリーと国内・国外の交流自治体等でホームステイ・ホームビジットを希望する方とをつなぐ仕組みと、両者をサポートする仕組みをつくり、ホストファミリーを増加させるとともに、住民間の交流を広げる事業を展開し、将来的には住民同士の絆が深まり、杉並独自の住民間の交流の形となるように事業を進めていく、というものです。

住んでいなくても継続的に特定の地域に関わる人を指す「関係人口」という考えはまだ定着していないものの、当区の様な都市部には無い豊かさを持つ、様々な国内外の交流自治体との接点づくりを進めることで、様々な価値観を知り、改めて自身の生活を振り返り実りを感じることが出来るきっかけとなると考え、今後は具体的な交流イベントの提案などを通して本事業を推進して行きます。

※杉並区交流自治体:ウィロビー市(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)瑞草区(大韓民国ソウル特別市)台北市(台湾)名寄市(北海道)東吾妻町(群馬県)北塩原村(福島県)小千谷市(新潟県)青梅市(東京都)南相馬市(福島県)

忍野村(山梨県)南伊豆町(静岡県)武蔵野市(東京都)小笠原村(東京都)

 

 

 


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平成30年度予算 成果2 【公共施設マネジメントで財政負担を抑えながら区立施設再編を!中央図書館改修】    

2018-03-23 | 議会報告

平成30年度予算成果2

【公共施設マネジメントで財政負担を抑えながら区立施設再編を! 中央図書館改修】    

 

「公共施設の建て替え費用を出来る限り抑え、その分の予算を教育・福祉分野に振り向けて、暮らしやすい杉並区を作って行きたい。」

 

区内には600か所近くの公共施設があり、主に高度成長期に作られた建物の更新の時期を一斉に迎えています。財政の健全化を保ちながら建て替えが進んで行く為にはマネジメントの観点が重要であり、区では方向性が探られています。これは全国の自治体が取り組みを進めている課題ですが、山本あけみはこれまで3年に亘って中央図書館改修を事例として捉え、様々な提言を行って来ました。

 

平成26年4月に総務省から地方公共団体の財政負担の軽減や平準化が図られるように、保有する公共施設等の更新、統廃合、長寿命化等を計画的に行う「公共施設等総合管理計画」の策定要請がありました。当区では同年3月に他の地方公共団体に先駆け、「区立施設再編整備計画(第一期)」を纏め、本年1月には「施設白書」がまとまり、次のステップである「区立施設再編整備計画の第一期第二次実施プラン」、その後は「個別施設ごとの長寿命化計画」をまとめていく予定としています。

公会計システムとの連動により、将来の財政負担を見越しながら施設の改修改築経費の計画をしていくには、まだ少し時間が必要であると考えますが、そういった中でも施設の改修改築は待ったなしに進んでいます。

 

中央図書館は築後約30年を経過し、改修の時期を迎えています。設備などの営繕工事だけでは無く、これからの使い方を考えた改修にすべきと一般質問などを通して粘り強く訴えてきました。また、コストを抑えてより良い建築物を作る為には設計力が重要であり、設計者選定は設計料の多寡のみで決めるのではなく、様々な角度から熟慮が必要であるため、プロポーザル方式での選定の必要性の訴えが実り、新年度予算にプロポーザル方式での設計料が盛り込まれました。

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平成30年度予算 成果1【平和な杉並を継承する!平和都市宣言30周年記念事業】 

2018-03-22 | 議会報告

平成30年度予算成果1

【平和な杉並を継承する!  平和都市宣言30周年記念事業】              

 

「平和な日本を子どもたちの世代に遺して行きたい。その為には歴史を振り返り、

平和維持の重要性を日々感じる環境を整えていく事が重要である。」

 

第二次世界大戦の日本の敗戦から10年にも満たない昭和29年、アメリカはマーシャル諸島ビキニ環礁で水素爆弾の実験を行ないました。日本は世界で唯一の被爆国であり、広島・長崎の被爆者の苦しみが続く状況での実験でした。その日、操業中の日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が水爆実験の死の灰”を浴びたことから、核兵器廃絶へ向けて気運が高まりました。
 区内では、話し合いや水爆禁止署名運動が散発的に始められ、旧杉並区立公民館(現在、区立荻窪体育館)を拠点にあらゆる層の団体や個人が参加して「水爆禁止署名運動杉並協議会」が結成されました。
 2カ月足らずの間で27万人余りの署名が集められ、さらに署名運動は、近隣地域、全国に広がり、翌昭和30年には、第1回原水爆禁止世界大会が広島で開催されるに至りました。

当区は「原水爆禁止署名運動発祥の地」であり、今なお多くの区民が歴史を誇りとしています。その拠点となった旧杉並区立公民館は、現在、跡地に区立荻窪体育館が建っています。その角地に公民館跡記念碑「オーロラの碑」が建立されています。今日も、世界の恒久平和と核兵器の廃絶を願う心は脈々と引き継がれており、昭和63年に区議会の議決を経て「杉並区平和都市宣言」がされ、本年は30年目を迎える記念すべき年です。


区民フォーラムみらい会派では、区内在住の広島・長崎の被爆者団体「杉並校友会」からの陳情を受け、戦争体験者や被爆体験者の高齢化が進み直接話を聞く機会が減少していく中、証言記録映像を制作し、戦争の惨禍・平和の尊さを次世代に語り継いでいく事業に着手するよう要望を重ねてきたところ、来年度の事業化が決定をしました。


山本あけみは会派の一員として当区が区民の声に応え、本事業に着手をした事を評価し、感謝しています。また、中央図書館改修に合わせて、上記の様な映像をはじめとして区内に残る戦争の惨禍を伝える資料を集めて「平和祈念コーナー」を新設し、後世にわたって区民がいつでも触れることが出来る様に要望をしております。


以上

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杉並区の平成30年度予算「未来への道を拓くステップアップ予算」が可決されました。

2018-03-21 | 議会報告

先日、杉並区議会第1定例会にて平成30年度「未来への道を拓くステップアップ予算」を全議員が出席する予算特別委員会で審議し、可決いたしました。

<総予算額>2,911億9095万

<内訳>●一般会計1,799億2700万●国民健康保険事業会計553億0654万●用地会計2849万●介護保険事業会計423億2202万●後期高齢者医療事業会計136億0689万

来年度は、杉並区基本構想に基づく総合計画10年間を「ホップ ステップ ジャンプ」の3つの期間に分けた最終のジャンプに向けて、計画改定を行う重要な年となります。本予算では基本構想の5つの目標ごとに区民に分かりやすく生活のシーン毎に予算が示されました。

政府は平成30年度の経済見通しを、民需を中心とした景気回復が見込まれるとしている一方で、区の収入はふるさと納税制度の影響による減収が続くなど先行き不透明であり、また国民健康保険料のアップなど社会保障費の増大により、市民感覚においての景況感回復には至っていない状況です。

予算特別委員会では9日間にわたり全議員が参加して予算の審議をしました。

これまで区議会の活動を通して、子育て環境の整備や防災力向上、都市計画を踏まえた広い視点でのまちづくりや、高齢者や障がい者などどんな人にも優しいまちづくりを目指し、多岐にわたって杉並区に提言を行って来ました。

来年度予算の概要をは以下の通りです。

 

【平成30年度予算概要】                                             2

基本構想に掲げる5つの目標別重点事業

 

目標1

<災害に強く安全・安心に暮らせるまち>

■地震被害シュミレーションの結果を活用した新たな耐震・不燃化の取り組み推進

耐震診断・大衆改修助成制度を新耐震基準で建てられた木造建築物まで拡充。

■大規模テロ等に備える杉並区避難実施要領策定

武力攻撃及び緊急対処事態の発生時に備えて、避難の経路・手段・誘導方法を定め、円滑な避難誘導の為の要綱策定。

■防犯対策の更なる強化

区内全域を対象に、防犯上抑止効果が高く、より効果的な場所に街角防犯カメラの増設。振り込め詐欺根絶に向け、警察と連携し「(仮称)振り込め詐欺対策専用ダイヤル」設置

ほか

 

目標2

<暮らしやすく快適で魅力あるまち>

■東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた気運情勢

「ホームステイ・ホームビジット支援事業」(成果3、4ページ詳細掲載)実施

■高精度地形情報を活用したまちづくりの推進

航空レーザー測量を実施し、今後のバリアフリー対策など快適なまちづくりを推進

■商店街等と地域団体等が連携して実施する地域の活性化事業支援

商店街等と地域団体等が実行委員会を組織し、地域活性化に向けて行う事業支援

ほか

 

目標3

<みどり豊かな環境にやさしいまち>

■(仮称)荻外荘公園の整備促進

 荻窪の閑静な住宅街にあり、平成28年に国の史跡に指定された元内閣総理大臣近衞文麿宅の公園整備基本計画策定と移築建物の解体保管工事を進め、関連イベント開催などで荻外荘の復元・整備に向けた機運醸成を図る

■身近な公園開園

荻窪4丁目、下高井戸4丁目、高円寺南3丁目の公園の開園

■区民の憩いの場の創出

善福寺公園内の水路を地元の小学生を含む区民によるワークショップなどの意見を基に親水施設「みんなの夢水路」として整備

ほか

 

目標4

<健康長寿と支えあいのまち>

■高齢者の住まいと介護施設の整備促進

特別養護老人ホーム3か所や認知症高齢者グループホーム1か所を開設し、多様な住まいを確保

■精神障がい者への療養支援

精神科医療を必要とする区民や複合的な問題を抱えた区民に対し受診勧奨や生活相談による支援と入院中からの退院後の支援計画作成による支援

■在宅医療・介護の連携推進

これまでの在宅医療地域ケア会議での地域事情を踏まえた課題解決を目指す

専門機関の協力により、医療・介護のレセプトデータを基に在宅医療や介護の需要と供給の分析を行い、指標設定や地域特性に応じた解決策を探り支援体制を強化

ほか

 

目標5

<人を育み共につながる心豊かなまち>

■新学習指導要領を踏まえた外国語教育充実

小学校の外国語教育の教科化等に対応するため、日本人や外国人の英語指導助手配置拡大

■特別支援教育の充実

全小学校への特別支援教室配置完了と全中学校への設置に向けた体制充実

■地域の子育て環境整備

学童クラブ定員拡充と新たな地域子育て支援拠点「子ども・子育てプラザ」2か所開設

ほか

 

私がこれまで区に提言してきました「おもてなしキャンプIN杉並区」など、予算化されたものに関しては順次ご報告いたします。

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

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チャリティー平和イベント『たぐる そして みらいへ』朗読&パフォーマンス公演を終えて。

2017-12-25 | 活動日誌

先週(平成29年12月20日(水))、

チャリティー平和イベント『たぐる そして みらいへ』朗読&パフォーマンスを、

無事に終えることが出来ました。

杉並公会堂の地下にある小ホールで、多くのお客様に見守られながら、

温めてきた想いを形に変えることが出来ました。


杉並光友会の皆様を始めとして、区内外の平和活動をされている方々や、

インテリアコーディネーター時代の友人が子連れて来てくれたり、

また他のイベントでチラシを受け取った方が思いがけず来てくださったりと、

本当に多くの皆様に来ていただきました。

今回の参加費を体験談を遺すためのDVD製作費などに充てて行きたいと考えています。

 

改めて、お越しいただいた皆様へ感謝を申しあげます。


【公演企画のきっかけ】

この公演は、2年ほど前に杉並光友会の方々の『「広島・長崎被爆者の体験談と想い」核兵器のない平和な世界をあきらめない!』という冊子を頂いのがきっかけでした。手作りのファイルに収まった体験談を読んでいると、戦後の東京生まれの東京育ちの私はその壮絶な内容に驚き、このまま図書館などに所蔵され、背表紙だけの存在になってしまってはいけない。何かもっと表に出していく方法は無いものか、そんな事を頭の片隅でずっと考えていました。


広島・長崎に投下された原爆は72年を経過してもなお、人々の心に言い表すことが出来ないくらいの傷を残しています。この冊子を纏められた想いを朗読とともにパフォーマンスで表現する事は出来ないだろうか。それだったら私にも出来るのではないだろうか。私たちに過去を突き付けながらもみらいを展望できるきっかけとする事は出来ないか、などあれこれ試行錯誤を繰り返していました。


【山縣有斗さんとの出会い】

そんな中、本年4月に主催をした3.11の東日本大震災の福島原発事故時の官邸のドキュメンタリー映画「太陽の蓋」の上映会の際に、真っ先にお申し込みをいただいたのがきっかけで俳優&脚本&演出を手掛ける山縣有斗さんと知り合いました。

この時、映画の上映とトークショーの間の休憩時間に7分間の短いパフォーマンスをして頂きました。

何故パフォーマンスをお願いしたのかと言うと、映画とトークショーだけでは、原発事故への国民のどうしようもない怒りや焦り、嘆きなどを表すことが出来ない、もっと心情を吐露して良いんだよと来場者に感じ取ってもらえる仕掛けをしたいと考えたからです。

山縣有斗さんの『めぐりのおと』という絵本の出版記念のイベントに「朗読」とあったので興味があり伺ったのが、映画上映会の10日位前だったでしょうか。イベントでのパフォーマンスと言葉の紡ぎ方に圧倒され、急遽7分のパフォーマンスをお願いしご快諾をいただきました。突然だったにも関わらず、しっかりと私たちの想いを代弁してくれたと印象に残っていました。

そして本年8月、以前からの思いを山縣さんや仲間に相談しました。杉並光友会の会長さんにもお話をして主旨をご理解いただき、題材として使っても良いとご了承を頂くことが出来ました。私が言葉を尽くしても中々イベントのイメージをご説明するのは難しかったのですが、それを察したのか、会長さんが以前の有名な女優さんによる広島・長崎被爆者体験談の朗読会のチラシをご持参くださいました。それを見せていただき、「こんな感じのイベントですか?」と聞かれた時には、「ああ、しまった。こんな大女優さんには敵わないな。」と思ったものでした。


私の朗読は本当に素人レベルで、これまでお金をいただいた事も無いし、ましてや舞台の上でしたこともありません。家では家人に聞かれないように、ひっそりと朗読をしている事があるのですが、こんな形で人前で朗読をする事になるとは、本当に想像もしていませんでした。

一方山縣有斗さんは、さすがにプロだけあって舞台を完成まで導く過程は見事でした。今回のチラシに使わせていただいた「ケツァール曰く」という絵画も山縣さんによるもので、温かみのある色使いやなどが大好きな作品です。


「私はとつとつと読むことしか出来ません。あとはよろしく。」とかなり図々しい私の申し出に、二つ返事でやりましょうと言って下さった山縣さん無くしては今回の企画は実現しなかった事でしょう。


 因みに、山縣さんは「このお話を、山本あけみさんから頂いた時、二つ返事で「やる」と決めました。気のない返事という意味ではなくそれは、自分のやってきたことがここに繋がっていくのが自然だと感じたからです」とその時の事を振り返ってくれています。

「ケツァール曰く」 山縣有斗作

 

 【素晴らしい台本】

約2か月かけてリハーサルを行いましたが、その間にも台本が変わり、時宜を得ながら充実していきました。構成としては私の朗読と山縣さんのモノローグでした。

原爆を始めとして、原発や憲法などを交え、憲法9条君が登場し、「勝手にインプラントしないでよ!」といった笑いを誘うシーンもありました。

 

私の朗読の部分は『「広島・長崎被爆者の体験談と想い」核兵器のない平和な世界をあきらめない!』から抜粋をして、朗読として読みやすくアレンジをしてくれました。

『戦争は誰も幸せにしない』では、自身の原爆事故を振り返りつつ、家族でただ一人犠牲となったお兄様の事に触れています。『一年後、「原爆によって死亡したものと推定される」ということにによって、役場の戸籍を抹消された兄でしたが、母の胸から抹消されることはありませんでした。』の部分は、自宅で練習した時にはいつも涙で言葉に詰まりましたが、本番では何とか読み上げることが出来ました。


『広島の被爆者を介護して』では、15歳の看護婦養成所に通っていた女性が、救護要員として広島に赴いた様子が綴られています。やけどを負い水を求める被爆者に水筒の水をハンカチを濡らして与えながらも息絶えた人々を見送った辛さを知る事が出来ます。


『原爆訴訟 意見陳述』では、原爆訴訟の裁判を通し、ずっと考えていた「もし、私や家族、広島や長崎が被爆しなかったら、きっと私の人生は違うものになっていたでしょう。」の書き出しではじまり、でもその”もし”は絶対に実現しないのだと振り返る姿が描かれています。


『長崎原爆後遺症と東日本大震災』では、3.11の震災と原発事故の映像を見ているうちに被爆体験と重ね、原発被害者の事を思い、ご自身は原爆症と認められるか否かで闘っている様子が描かれています。


『被爆体験2歳』では、大人になり被爆者同士の結婚であったものの、お互いに最近になるまで当時の事を話し合った事が無かった。子どもを作るかどうかで悩んだが、子宝に恵まれ、産まれてきたときには本来なら男か女かと聞くところを「手の指は10本ついていますか、顔は大丈夫ですか?」と障害の有無だけが気がかりであった事。


『東京第二次訴訟口頭弁論』では、世界で唯一の被爆国であり、核兵器廃絶を世界に訴えていかねばならない日本政府が、原爆被害の実態にあえて目をつむり、できるだけ原爆の被害を小さく見せようとし、被爆者を蔑ろにしている事への怒り、無念さが描かれています。


『被爆三世として思うこと』の中には、『杉並光友会の幹事の方が、「実際の記憶・体験は継承する事はできないかもしれません。しかし、記録は残し継承していく事が出来ます。」と言及され感銘を受けたが、一番の課題は残す事では無く、その記録に次の世代が触れる事、私達が記録に触れ続けなければ、記憶を継承する事はできません。』に深くうなずき、記録に触れ続けることの重要性を再認識しました。


『ヒバクシャからの伝言』では、長い人生のたった一瞬の出来事により命が奪われ、多くの人の人生を変えてしまった事への痛恨の念を語りながらも、いつか世界に平和な日が来ることを願っています。「戦争とは、国と国とがどこか知らない遠く離れた所で、知らない大人たちが戦うことなんだ、そう思っていませんか?」の問いにはっとさせられます。

 

折り鶴って、人が想いをどうにかして表現をしたい、何かしたいという、そんな思いの一つの表現なんだと語るシーン。

 

抑止を目指す核保有は存在せず、保有自体が力の誇示として世界でされている事を訴えるシーン。

このシーンは何だったかな。。二人で朗読をしているので、掛け合いのシーンですね。

 

憲法9条君が登場するシーン。コント調はちょっと苦手と逃げていましたが、結局はやる事に。。

 

詩の朗読に、その語調を引き続き自分の想いを混ぜながら語る山縣さんのモノローグのシーン。山縣さんの真骨頂です。その一部をご紹介すると、

『私は不思議でたまらない 平和憲法を詠うこの小さい島国が 軍事費世界第4位になるなんて』といった感じ。言葉が湧くシーンは圧巻でした。

 

 【終演後のお茶会】

終演後、ご来場いただいた皆さんとお茶を飲む時間を設け、様々な方からご意見を頂くことが出来ました。

杉並光友会の皆様からはご自分たちの想いを表現した事への謝辞を頂き、お一人お一人が次から次へと言葉が出てきて、長く深く持っていた思いが噴出しているかの様でした。朗読を振り返ってお話をされているのを聞いていて、不意に足元をすくわれるような、何だか同じ朗読の事を話しているのではないような不思議な感覚に陥りました。私にとっては台本を読むという朗読という行為であったものが、目の前にいる杉並光友会の皆様にとっては、自分たちの事を語る事であって、お一人お一人が私が想像をしても決して仕切れることが出来ないほどの辛苦を味わってきた当事者なのだという、振り返ってみれば至極あたり前のことながら、その感覚に気づかず私は相対していた事に、はたと気づいたのです。

「あの朗読の部分は○○さんの体験談よ。」と明るく仰ってくださいましたが、私の頭の中では虚実混ざっているのだな、でもそれは私の勘違いで、虚の部分は無く、全て実話なのだな。などと、本当にあたり前の事に改めて気づいたのでした。

目の前に座っていらっしゃる方々の実体験なのだと腑に落ちるのに時間がかかりました。

あの時の感覚は本当に不思議なものでしたが、被爆体験という実話を語り継ぐ事の難しさ、大切さを再認識した瞬間でもありました。

この時の感覚をこれから先もずっと大切にしたいと思います。


山縣有斗さんはこう振り返っています。

『公演後・・・
あの広島・長崎の炎を乗り越え
平和を願い活動される光友会の方々と
握手をしたり、ご挨拶をさせて頂いたりと
とても素敵な時間を過ごす事ができました
平均年齢は80歳を越えています

そんな大先輩方と握手をぎゅっとして
感謝の言葉を口にされ
こちらこそ感謝の言葉を返し

これまでの公演とは、別段違っていて
不思議な感覚が今も続いています』

 

 

 【イベントのチラシ】

今回のイベントのチラシの配布には荻窪や阿佐ヶ谷のカフェのオーナーの方々にご協力を頂き、多くの皆様に告知をしていただきました。改めて感謝を申し上げます!

 

【協力曲:「光君のプレゼント」ウォン ウィン ツァン(Wong Wingtsan)作曲】

今回の企画を考えている最中ずっとイメージにあったのは、この舞台を見終わったときに、心の中に何か柔らかい幸せな感触を持って貰いたいというものでした。原爆体験という筆舌尽くしがたい事柄を追体験しながらも、それを通してみらいを展望してほしい、いや、私も展望していきたいという想いがありました。

そのイメージにぴったりだったのが、ウォンさんの「光君のプレゼント」という曲でした。

ウォン ウィン ツァンさんはNHKの「にっぽん紀行」などドキュメンタリーのBGMなども担当されているピアニストで、私は25年来の大ファンです。

今回の企画にこの曲を使わせていただけないかとお尋ねしたところ、「ステキな活動されていますね。もちろんOKです。是非お使いください。」とご快諾を頂きました。

卒倒しそうなくらい嬉しかったです!


「光君のプレゼント」https://www.youtube.com/watch?v=USGnxTD990g

 

【ICAN核兵器廃絶国際キャンペーンのノーベル平和賞の受賞】

今回の企画をしたのが、8月、そして10月にはICAN核兵器廃絶国際キャンペーンのノーベル平和賞の受賞が決まりました。この受賞は私たちの活動にとっても大変嬉しいものでした。

ICAN Japanからはツイッターでこの企画の告知宛に、「このような取り組みをどんどん広げていきましょう。広島・長崎の声を受け継ぐイベント情報もぜひ #YesICAN のハッシュタグをつけて教えて下さい🤗🤗こちらは12月20日、杉並で行われます」とご紹介いただきました!

杉並区で始めた小さな活動が、ノーベル平和賞を受賞された国際キャンペーンをされている方々に知っていただき、力強いお言葉を頂いたことに感激しました。ちょっとだけグローバルな活動のメンバーの一員になった気分で思い出してはウキウキとしていました。

今回の『たぐる そして みらいへ』の最後には、サーロー節子さんの授賞式でのスピーチの一部を私が朗読させていただきました。

以下、掲載を致します。

『今年7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、人類の裁量のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んでいました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。

責任ある指導者であるなら、必ずやこの条約に署名するでしょう。そして歴史は、これを拒む者たちを厳しく裁くでしょう。彼らの抽象的な理論は、それが実は大量虐殺に他ならないという現実をもはや隠し通すことが出来ません。「核抑止」なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことは、もはや明らかです。私たちはもはや、恐怖のキノコ雲の下で生きることはしないのです。

核武装国の政府の皆さんに、そして「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちの証言を聞き、私たちの警告を心に留めなさい。そして、あなたたちの行動こそ重要であると知りなさい。あなたたちは皆、人類を危険にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです。私たちは皆、悪の凡庸さに気づかなければなりません。

世界のすべての国の大統領や首相たちに懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。

私は13歳の少女だった時に、くすぶるがれきの中に捕らえられながら、前に進み続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃墟の中で私が聞いた言葉を繰り返したいと思います。「あきらめるな!(がれきを)押し続けろ!動き続けろ!光が見えるだろう。そこに向かってはって行け。」』

最後の、「はっていけ。」の部分をどうやって読むか腐心しました。この言葉が重要だと心に刻みながら、それでも大袈裟すぎずに、なんてそんな事を考えていました。

平和を希求し続ける私たちの「Yes! ICAN」を、今後とも訴えて続けなければならないと強く心に誓っています。


【この舞台に力を頂いた方々】

舞台上では私と山縣さんでしたが、支えてくださる多くの方のお力により実現をしたと感謝をしております。

音響:隼人
照明:佐瀬佳明、宇野桃子
撮影と映像:高橋弘明
舞台美術(習字半紙):蝶海魚
詩の画像協力:小野澤弘、福山圭介
映像「1945-1998」:橋本公
最初と最後の曲「光君のプレゼント」:ウォン ウィンツァン

稽古場から参加して、小道具衣装までご協力いただいた
網野恵美子、白岩久美子

他、当日スタッフの方々
杉並公会堂のスタッフ

(敬称略)

 本当にありがとうございました。

 

【番外編】

当日、舞台の上で何を着ようか迷いましたが、スタッフの方々のご意見を聞き、ボルドーのワンピースと靴を履きました。

はきなれないスカート姿も良い思い出となる事でしょう。

 

おしまい



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12/20 『たぐる そして みらいへ』朗読&パフォーマンス開催します!

2017-12-04 | 活動日誌

皆さんは、現在杉並区内に広島・長崎の被爆者の方が350名くらいお住まいなのをご存知でしょうか?私がその人数や、区内小学校の授業で被爆体験をお話して下さっている事を知ったのは、区議になってからの事でした。それまでは、日本が唯一の被爆国であることは知っていたものの、生まれ育った東京からは距離があり、どこか遠いところで起きた事だと考えていたのかも知れません。

 

杉並区には昭和33年から核兵器廃絶のための平和活動を続ける「杉並光友会」という団体があり、講演会などを通してご活動をされています。平均年齢80歳を超えたとの事。区内小学校の授業でご自身の貴重な体験談をお話下さっている様子を録画して、後世へ遺すためのDVDの制作したいと考えチャリティー平和イベントを企画しました。夏ごろから仲間を集い、12月に開催の運びとなりました。

 

脚本&パフォーマンスを区内在住の俳優 山縣有人さん、そして体験集の朗読を私、山本あけみが致します。山縣さんとは、4月に主催した「太陽の蓋」の映画上映会&トークショーに一番最初にお申し込みをいただき、ちょうど山縣さんの「めぐりおと」という絵本の出版記念の催しに伺ったのがきっかけでお会いしました。パワフルにあふれ出てくる言葉の中には抱えきれない心の葛藤があり、聞く者のてらいをさらっと脱ぎ取り、次第に心に響いてくる、そんな印象を持っています。

 

片やプロのパフォーマンスを前に、私は、と言えば舞台上で朗読をするのは本邦初公開でやや心配が残ります。実は朗読が大好きで、ひとりの時間には時々思い思いの本を朗読していました。議場で一般質問を読むのとは違って、緊張するだろうなと今から考えています。

 

会のはじまりと終わりには、私の20年来の大ファンのピアニスト、ウォン ウィン ツァンさんの「光君のプレゼント」を会場の皆様に聞いていただきたいと思い準備中です。この曲は短くて単純な音運びの中に底抜けの優しさ、癒してくれる力を持っています。

「光君のプレゼント(ウォン ウィン ツァン)」https://www.youtube.com/watch?v=ocRR0VqAYYs

 

被爆と言う辛い体験を背負いながらも、この企画をきっかけに、被爆体験はしっかりと私たちや思いを共有する仲間が伝えていく事を感じ取ってもらい、ほんのちょっとでも肩の力を抜いて、会場の皆様と優しい気持ちを共有して貰いたいと考えています。

皆様是非会場にお運びくださいませ。

 

 

チャリティー平和イベント

『たぐる そして みらいへ』朗読&パフォーマンス

と き:平成29年12月20日(水)
         15:00~16:30(開場:14:45)
ところ:杉並公会堂 小ホール
    ( 東京都 杉並区上荻1丁目23−15)

    ※車いすのお席を用意しています。直接会場にお運びください。
参加費:2000円 
    ※必要経費を除き体験談DVD制作費となります。


◆以下、イベントチラシより抜粋


日々の忙しさの中で、私たちはみらいへの期待を感じとることを放棄しているようにさえ見えます。

「みらいを展望する。」それは過去を知ることから始めなければならないのではないか。
このプロジェクトはそんな想いからはじまりました。

昭和20年8月6日の広島市、9日の長崎市に投下された原爆は72年を経過してもなお、人々の心に言い表すことが出来ないくらいの傷を残しています。

『たぐる そして みらいへ』では、杉並区在住の被爆者の会「杉並光友会」の方々の体験談を、
舞台上で朗読とともに表現することで、私たちに過去を突き付けながらもみらいを展望するきっかけとなるよう祈りつつ、小さなホールで皆様とのひとときを共有したいと思います。


と き:平成29年12月20日(水)
         15:00~16:30(開場:14:45)
ところ:杉並公会堂 小ホール
    ※車いすのお席を用意しています。
     事前にお知らせください。
参加費:2000円 
    ※必要経費を除き体験談DVD制作費となります。


【杉並光友会・すぎなみこうゆうかい】
昭和33年から活動を始める。
核兵器廃絶のための平和活動を続ける杉並区民。
原爆被害者が力を合わせて、多くの人々の協力のもとに、健康な生活、介護等その他の問題を解決し、併せて核兵器の廃絶と原発による放射能汚染を止める運動、更に人種、宗教、性別等による差別をなくし、平和な世界の実現を社会に訴えることを目的としている。
近年、証言集「広島・長崎被爆者の体験談と想(おも)い−−核兵器のない平和な世界をあきらめない!」を発行し、600部を手作りし配布。その様子は毎日新聞でも紹介された。
区内小学校での体験談を語る授業の様子をDVDに収め、発行を目指している。
代表者 原田 英俊。


【山縣有斗(パフォーマンス・脚本・演出)】
俳優、脚本家、演出家として映像から舞台まで幅広く活動。
杉並区在住。
表現の自由のもと、舞台活動にて様々な問題を提議しドラマを生み出す。
近年、時代にメスを入れる作風の朗読演劇『Persona Train』は3度も再演され好評を得る。現在、伝えたい言葉をモノローグに乗せて心に訴えるソロパフォーマンスで幅広い層から支持を得て活動。
また、アーティストとして絵画も様々展覧会などに出展し精力的に製作。
所属:WIN2

【山本あけみ(朗読)】
趣味で朗読を続ける。インテリアデザイナー・建築士。
杉並区在住。
社会問題をテーマに取り上げた作品の映画の自主上映会を杉並区内で開催。
杉並区民のための平和記念資料館創設を目指し活動中。

主 催:『たぐる そして みらいへ』政策実行委員会
協 力:あきらめない仲間たち、杉並光友会
★協 力: ㈱フジパシフィックミュージック、シャルル、
      花咲かプロジェクト
★背景画:「ケツアール曰く」作:山縣有斗
★スタッフ:音響:隼人(phalconika)
      照明:佐瀬佳明(劇団ぱれっと)
      映像協力:高橋弘明
      使用映像「1945-1998」:橋本公
★協  力:劇団ぱれっと、phalconi

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ご報告です。民進党に離党届を提出致しました。

2017-11-20 | 活動日誌

応援をして下さっている皆様へ。


いつも山本あけみの活動にご理解とご支援をいただき、改めて感謝を申し上げます。

この度、長く所属をしていました民進党(旧民主党)に離党届を提出しましたのでこの場をお借りしてご報告申し上げます。


私は、杉並区に転入し子供が幼稚園に入るころ、住まいの近隣にある緑豊かな旧NHKグラウンドが突然閉鎖、マンションや大型ショッピングセンターに売却されるとの噂があり、子供たちの世代に緑を残して行きたいとの思いから市民活動を始めました。


この活動を通じて様々な東京都議会議員、杉並区議会議員へと相談をしていた所、活動を広げていきたいなら区議になる方法がある、多くの情報をいち早く知る事が出来る、とのお話をいただきました。そのお話をして下さった方が当時の民主党都議であった事から、自然な形で民主党からの出馬となりました。


党に所属をすると言う事がイメージできないまま区議となりましたが、数々の政治に携わる人たちとの出会いが私を成長させてくれた事に関して党には、大変感謝をしております。


その様な中、先般行われた第48回衆議院議員総選挙において、前代表主導による党運営の不手際から全国で多くの混乱を招き、結果として政権与党の安定や憲法改正への道筋を作り、また国内の政治不信を招いた事は誠に痛惜に堪えられない出来事でした。


東京都第8区(杉並区)では市民の方々の不断の努力により、野党共闘がまとまりかけていたものの、この混乱で実りを得ることが出来なかった事はお詫びを申し上げても決して仕切れるものでは無いと考えています。私は党との橋渡し役で市民の方々の後押しをしていましたので、大変悔しい思いをしました。

 

これ以上地方議員として民進党を支える立場で活動を続けることは出来ないとの判断から、 民進党代表宛に10月30日に離党届の提出を致しましたのでご報告申し上げます。

今後とも、地元杉並での活動を第一に考え、より一層の見識を深めながら諸課題解決のためのより良い形を作っていく為、立憲民主党への入党を念頭に活動を前に進めてまいります。


「草の根からの民主主義」を掲げる立憲民主党は、私の市民活動時代に市民の声を政治に届けることの難しさを痛感してきた身としては、大きく共感するところです。


私はこれまでの国政選挙の応援の街頭演説でいつも言っていた「いつになったら政治が私たちの方を見てくれるのか。」という思いに通じるものだと考え、力いっぱい立憲民主党の下支えをしていきたいと考えています。


皆様からの引き続きのご指導ご鞭撻を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

また、同じ思いを持つ自治体議員で下記のイベントを計画しております。

ご興味のある方は是非下記の「こくちーず」でのお申し込みをお待ちしております。



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「草の根カフェ TOKYOサポーターズ キックオフミーティング」

 

2017年12月16日(土) 15:00〜18:00 会場:tiny peace kitchen (千代田区平河町2-5-3)

こくちーず お申し込み先:http://www.kokuchpro.com/event/5247cd647f3e00f88971c0ad2fa3e6e8/



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平成29年11月吉日

杉並区議会議員山本あけみ

 

 

 

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