私は4年ほど前から旧NHKグラウンドの活用計画などについて地域の活動に興味を持ち、
本来あるべき都市計画高井戸公園の実現がどのような形で進むのかを
東京都や杉並区への質問を繰り返し調べてきました。
1年間閉鎖をされ、草が生い茂る旧NHKグラウンドは地域の方々の献身的なご努力によって、
杉並区管理の遊び場として暫定的に開放されることが決まり、現在に至っています。
都市計画高井戸公園は昭和32年(1957年)に都市基幹公園の運動公園として都市計画決定されたものの、
東京都による整備が進まないまま現在に至っています。
その広さは17ヘクタール、久我山にある3つの大きなグラウンド(NHKグラウンド・王子製紙・財務省)と
一部周辺の住宅地、そして京王井の頭線の検車区も含まれています。
この場所は広域避難所としても指定をされており、
避難有効面積は69.800㎡、避難計画人口は48.200人とされています。
(「都市計画・周辺まちづくりグランドデザイン」より)
前区長の下、平成21年3月には杉並区の議会において、
この計画を現在において実行するための指針が示されました。
この報告書(提言)が
「都市計画高井戸公園・周辺まちづくりグランドデザイン」
(都市計画高井戸公園・周辺まちづくりグランドデザイン研究会、
座長 伊藤 滋(早稲田大学特命教授)、委員 丸太頼一(千葉大学名誉教授))
として取りまとめられ、
これをもって杉並区から東京都へ早期の公園の実現に向けての提言がされました。
私は本来あるべき都立公園としての整備をすすめることで、
・みどりの財産を守る
・広域避難所を守る
・スポーツ広場創出
・久我山・富士見が丘商店街の活性化
などを実現することが出来ると考えています。
また、来年度から久我山にある3つのグラウンドの内、
旧NHKグラウンドに続いて国立印刷局のグラウンドも
杉並区の管理により、区民に開放されることが決定されました。
http://www.ball-boy.net/tokyo23-1/1202.html
これまで予約が必要だったこの広大なスペースに、
区民が自由に入って利用することが出来るようになったのです。
田中 良杉並区長の新しい区政の公約にも
この都立高井戸公園の早期整備は盛り込まれていて、
区長と地元の連携の下、実現に向けて大きく動き出しています。
とはいえ、まだ暫定的な形であることは確かで、
早く東京都により都立公園としての事業化の計画が決定しないことには、
これらを達成することは出来ないと考えています。
皆様のご意見をお待ちしております。
yamamoto.akemi1965@gmail.com
山本あけみオフィシャルサイト・ビジョン【まちづくり】
http://yamamotoakemi.web.fc2.com/vision.html#machi
田中 良杉並区長のメッセージ
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/greetings/back_num.asp?id=1
「都市計画高井戸公園・周辺まちづくりグランドデザイン」の議会報告