山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

山本あけみプロフィールのご紹介です!

2022-12-31 | 活動日誌

オフィシャルサイトprofileはこちら!https://yamamotoakemi.com/etc/profile.html

 

1965

1月22日東京都生まれ
茨城県鉾田市出身で技術者だった父と母と姉の4人家族
 公立小中学校、都立高校卒業

小さい頃
母の手作りのスカートを着て、嬉しくてたまらない様子

雲雀ヶ丘団地
昭和37年の頃のひばりヶ丘団地、UR都市機構HPより

現在の西東京市にある大規模なひばりヶ丘団地で育ち、
小さい頃は幼馴染みの友達と砂場遊びやかけっこ、木登りや自転車、
その頃流行っていた竹馬などで時間を気にせず活発に過ごしました。
いくら遊んでも飽き足らないほど楽しい毎日を過ごしました。

母と七五三のお祝い
母と七五三のお祝い

8歳の時に母を病気で亡くし、
日野市に転居後の14歳からはご飯づくりや掃除洗濯など家事を担当、
家族や親戚、ご近所の方々に支えられながら学校に通っていました。

バスケットボール バスケットボール
高校同期会での女子バスケット部

中・高生時代はバスケットボールに熱中し、その時の仲間は生涯の友人となっています。

1987
武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)文学部日本文学科卒業
在学中は50種類近くのアルバイトを経験

大学生時代
大学生時代

華道 古流松應会で学ぶ

花展での作品
花展での作品

お茶席でのお手伝い(中央)
お茶席でのお手伝い(中央)

ミサワホーム株式会社(高井戸本社)に事務職として入社

会社員時代 会社員時代同期
会社員時代

将来にわたって続けて行ける技術を得るため、インテリアコーディネーターを目指す

1989
東京デザイン専門学校 インテリアコーディネーター科(夜間・在職中)修了

1990
インテリアコーディネーター資格試験合格
パリへ初の一人旅

パリへ初の一人旅

1991
前職退職

三井ホーム株式会社とアシスタントの後インテリアコーディネーターとして専属契約
住宅・介護用住宅・医院併用住宅・モデルハウス等の設計に従事
「インテリア全般」・「女性のためのキャリアカウンセラー」講師

インテリアコーディネーター時代の打ち合わせの様子
インテリアコーディネーター時代の打ち合わせの様子

スウェーデンの高齢者施設の視察、福祉先進国の凄さを実感
スウェーデンの高齢者施設の視察、福祉先進国の凄さを実感

インテリアのコラムを書いていた時代
インテリアのコラムを書いていた時代

1998

さらに技術力を付けるため、独学で2級建築士を取得

従妹と一緒にニューヨーク
従妹と一緒にニューヨーク

2003
6歳年上の会社員と結婚
仕事に理解があり、様々なアドバイスをしてくれます

2004
世田谷区から、緑豊かな杉並区久我山に転居

2005

40歳で息子を授かる

子育てをしながら設計担当したモデルハウスの子供部屋の写真(長野県佐久市)
子育てをしながら設計担当したモデルハウスの子供部屋の写真(長野県佐久市)


息子の保育園の様子
息子の保育園の様子

2008

武蔵野美術大学(通信課程)造形学部スペースデザイン学科編入学、
デザインの基礎を学び直しました
杉並区まちづくり団体「久我山緑の散歩道」設立

杉並区まちづくり団体「久我山緑の散歩道」設立



緑豊かな環境を子どもたちの世代へ継承する活動を開始
「井の頭・久我山緑のパークウェイ構想」を推進 ★詳細別途

旧NHKグラウンド桜のころ
旧NHKグラウンド桜のころ


2010

武蔵野美術大学卒業、
子育て中の卒業制作は大変でした
武蔵野美術大学卒業時の写真
武蔵野美術大学卒業時の写真

杉並区議会議員補欠選挙に出馬するも惜敗
(次点、33,024 票)

2011

杉並区議会議員に初当選 (20位、2,802.980 票 )
都市環境委員会副委員長
杉並区議会議員に初当選



都市環境委員会副委員長
都市環境委員会副委員長

2012
フィンランド教育環境視察(自費)
フィンランド教育環境視察

2013

都市環境委員会委員長

都市環境委員会委員長
視察先で委員長としてご挨拶

2015

杉並区議会議員再選(24位、2,779 票)
文教委員会副委員長
区民フォーラムみらい会派政策調査会長
区民主催のワークショップに参加
区民主催のワークショップに参加


議会
議場

2017
映画「太陽の蓋」上映会開催、
約250名にご覧いただく
映画「太陽の蓋」上映会開催

民進党離党

2017・12
旧立憲民主党 入党

2018

保坂展人(世田谷区長)政治スクール参加
自治体での政策の実践を学ぶ
保坂展人(世田谷区長)政治スクール参加
保坂展人氏と


「久我山まちづくり展」開催、
久我山近辺での公共事業を一堂に紹介
「久我山まちづくり展」開催


2019

杉並区議会議員再選(9位、4,336.425 票)
文教委員会委員長
立憲民主党杉並区議団副幹事長



オシドリマコさんと
おしどりケンさん、マコさん(芸人)、山縣有斗さん(俳優・脚本家・演出家)、村男(作曲・アーティスト)

文教委員会委員長
視察先にて

2020

杉並区基本構想審議会委員

杉並区基本構想審議会委員

杉並区広報課Facebookより
写真右 杉並区広報課Facebookより

2021

災害対策・防犯等特別委員会委員長
災害対策・防犯等特別委員会委員長

災害対策・防犯等特別委員会委員長
杉並区総合震災訓練に参加

全国市議会議長会から10年目の表彰を頂く
全国市議会議長会から10年目の表彰を頂く、会派で記念撮影

2021・11
現立憲民主党 離党

無所属議員として再出発
立憲民主党・無所属クラブ副幹事長



【資格】
二級建築士、福祉住環境コーディネーター3級
インテリアコーディネーター資格試験、高等学校教諭免許(国語)
華道古流・現代華師範

【趣味】
おしゃべりウォーキング、朗読、旅行、美術・映画・演劇鑑賞
朗読

【家族】
夫と息子

【好きな言葉】
ひとりをつつしむ


【実現!】ひきこもりの相談窓口「くらしのサポートステーション」の周知が始まりました!

2022-12-27 | 活動日誌

毎月定例で開催してきた木曜茶話会が12年目となり、85回を超えました。

これまでご参加いただきました皆様には厚くお礼を申し上げます。

 

去る9月の高井戸地域区民センターで開催をした時に、友人のご紹介で初めて来て下さったのが、

フリーランス杉並家族という、ひきこもり当事者やご家族の支援をされている会の代表でした。

その後、ヒアリングをさせて頂き、杉並区へと具体的な要望を届けると共に、

決算特別委員会で質疑を重ね会派としても取り組みの要望をしていました。

 

ひきこもりは内閣府による平成30年度調査の結果から、全国の満40歳から満64歳までの

人口の1.45%に当たる61.3万人がひきこもり状態にあるという推計が発表され、

杉並区では凡そ6000人の方がいらっしゃるという推計値があります。

内閣府 【特集】長期化するひきこもりの実態 ⇓

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r01gaiyou/s0_2.html#:~:text=%E5%B9%B3%E6%88%9030%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AE%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8A%E3%80%81%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%BA%80,%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%8E%A8%E8%A8%88%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%82

 

支援策は厚生労働省から出され、国都自治体との連携した体制作りが始まっています。

ひきこもり支援推進事業とは ⇓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/index.html

 

 

こういった動きを捉え杉並区でも連携強化していく様求めていましたが、

つい先日、代表から嬉しいニュースが届きました。

 

杉並区の公式サイトにひきこもりに特化したページを作り、

困っている方がキーワード検索をした際に、いち早く支援に繋がる事が出来るよう

取り組みを要望してこられましたが、これが実現し、

12月23日に杉並区のホームページにひきこもり当事者及びご家族の

相談窓口紹介のページが明記されました。

ひきこもりの当事者・ご家族の相談|杉並区公式ホームページ (city.suginami.tokyo.jp)

 

長年のご活動があっての事と存じますが、木曜茶話会を通じて知り合い、

私も推進の一助となったのであれば、大変ありがたいと考えています。

 

こういった動きが当事者の方たちへの支援に繋がる様願い、

引き続き尽力して参ります。

 

 

 

 


「杉並にスケートボード場がほしい!」オンラインイベント開催のご報告!

2022-12-21 | 活動日誌

12月17日に「杉並にスケートボード場がほしい!」オンラインイベントを開催致しましたのでご報告申し上げます。

 

ゲストスピーカーに小泉博氏と高萩昌利氏のお二人をお迎えして、スケートボードの広がりなどお話しいただき、山本あけみからは、杉並区の現状と可能性をお話させていただきました。

 

◆小泉 博氏 
東京都ローラースポーツ連盟副理事、スケートボード委員長、普及委員長、元東京ボンバース選手
ご紹介記事:五輪にローラーゲーム レジェンド小泉氏が仰天構想(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/sports/news/201902240001368.html?fbclid=IwAR2nwDR-lGinAiiNnaDuuNmrZBQDlw0i6VVVWV7GCly13xwKUsMpLX5vcQ8



◆高萩昌利氏 
東京都ローラースポーツ連盟 理事長、都体協委員/事務局、スピードスケート、元インラインスケート日本チャンピオン世界選手権4位



ゲストスピーカーのお二人からは、
・東京オリンピック後ではスケートボードに対する関心が高まり全国各地でスケートボード場整備の動きがある。

・杉並区にスケートボード施設誘致の為には、以下の①~③の視点が必要。
    ①環境にあった施設設置‼
     ≪近隣の騒音・交通アクセス・ゴミ≫
    ②利用者の安全性重視‼
     ≪マナー・ルール・怪我・他≫
    ③利用効果ある運営‼
     ≪行政主導事業
      体験会・スポーツ交流・地域イベント・大会≫
 
・杉並区と取り組むスポーツ団体を作り、杉並区体育協会加盟を目指すなど、地域ローラースポーツ連盟発足があると良い。

などお話を伺いました。

山本あけみからは、杉並区近隣のスケートボード場の特徴や作られ方、杉並区民の利用状況などお話し、杉並区内に具体的に作って行くには、都立高井戸公園や区立児童交通公園などでタイムシェア‐などで実現できないか見学会や体験会などを通じて可能性を探る事や、区民による署名活動などで、杉並区に対して要望を伝えて行く重要性などをお話させていただきました。

杉並区児童交通公園⇓

https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/03/naritanishi/1007277.html



先日の杉並区議会では、区立児童交通公園は区内の中心付近にあり、50年ほど前に整備された公園ですが、一部改修してスケートボード場としてタイムシェア‐して行けないか、また、センターハウスの改修時に集会機能やカフェなど気軽に情報交換が出来る場としても活用を進めるよう提言を続けています。これは、まだまだアイデアレベルですが、杉並区で老朽化による施設再編が進んでいるのに合わせて、新たな利用方法も盛り込んでいって欲しいと考えています。

そして、現在整備が進んでいる都立高井戸公園の園内の一部で、時間帯を決めてスケートボードが出来無いか、検討をして貰えるよう都に要請をして行きたいと考えています。

 

都立高井戸公園⇓

https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/03/naritanishi/1007277.html

東京都HPより





ご意見、ご要望などをお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。

杉並区議会議員 山本あけみ
yamamoto.akemi1965@gmail.com

 

 

 

 


私論「三つ子の魂百まで」(再掲)

2022-12-08 | 「あれこれ」のこと

【思い出しブログ】2010-06-27の再掲です。

皆さんは「三つ子の魂百まで」ということわざをご存知ですか?
では、その正しい意味をご存知ですか?

おそらく、「こんな意味だと思うんだけれど、、、」
という方が多いのではないでしょうか?
私もそのうちの一人です。

世の中に3歳児神話ってありますよね。
3歳時には想像もつかないほどの能力が隠されていて、
それを発見しないのは親の努力不足!
なんて言葉が続きそうですが。

ここからは全くの私論なのですが、
私が親として我子に3歳までに
してあげたいことが一つだけあります。

それは、「自分は親から十分愛されて育っているのだ」、
と思ってもらうこと。
それだけです。

もちろん、いちばん身近にいる大人の務めとして、
しつけもしなければならないでしょう。
時には鬼の形相で叱ったり、、、、

私なんか大人げないモード全開で本気で子供に
ぷりぷりと怒ってしまうこともしばしばでした。

でも、3歳までにこれだけはしておかなければ
ならないことと考えていたのは
幼児教育でもなくしつけでもなく、
「自分は親から十分愛されている存在なのだ」
と感じてほしいということなのです。

彼(我子)の人生はまだ始まったばかりですが、
これからの人生、良いことばかりではないでしょう。
それを乗り越える力を自分で開拓していけるのかどうか、
これは3歳までに植えつけられた
「自分の良いイメージ」が重要。
これをもってすればどんな困難にも
立ち向かっていけると思うのです。

子供は自分自身で伸びていく力を持っていて、
親としてはその能力を”素直に”発揮できるように
仕向けるだけでよいのではないか?と思っています。
その”素直に”発揮するための必須アイテムが
「自分の良いイメージ」なのだと考えます。

果たして私の唯一の望みが十分満たされているのか、
今はただ少し心配しながらの毎日です。

 

 

 


杉並の学校給食は凄い!学校給食についてのパネル展示や写真展示のご報告

2022-12-06 | 活動日誌
東京は師走に入ったとたんに寒いスタートとなりました。
 
杉並区役所2階のホールでは学校給食の取り組みの展示会をされていました。
杉並区では自校給食をしていて、栄養士さんや調理師さんたちが工夫を重ねて
温かい昼食を作ってくれています。
 
杉並区内には約3万人の児童生徒が通っていますが、
毎日温かな食事を提供してくださり、感謝感謝です!
 
息子が通っていた区立小学校では、PTAのメンバーが調理師さんにインタビューした時に、
ご自分が学校に行きたくなかった時にも、美味しい給食があったから行けた、
自分が作る給食が子どもたちの笑顔につながって欲しいと語ってくださったと聞きました。
 
PTAでは試食会を催してくれていたのですが、時期的にちょうど議会開催と重なり、
毎年行けずに、残念無念。とても美味しいと評判でした。
 
お味噌汁は出汁から取ってくれ、豆腐は久我山駅北口にある手作りのお豆腐屋さんのもので、
大豆の恵みがぎっしりと詰まっていて美味しい!
何度か給食で食べたあれを作って欲しいとせがまれ、
私が作ると「違う。」と言われショックを受けたのを思い出しました。。
 
コロナ禍で黙食を推奨していた時期もありましたが、段々と緩和され、
以前の様な元気に美味しく給食を囲む子どもたちの姿を早く見たいですね。
 
美味しい食卓を囲み、和やかな学校であってほしいと願います。
 
 
以下、杉並区HPより転載です。
「生涯を通じて健康な生活を送る基礎を培うための学校給食をめざして」をテーマに、
学校給食についてのパネル展示や写真展示などを行います。
 
開催期間(終了しています。)
令和4年11月30日(水曜日)から令和4年12月2日(金曜日)まで
開催時間:午前9時 から 午後4時30分 まで、12月2日(金曜日)のみ午後4時に終了
対象:一般
開催場所:杉並区役所(2階区民ギャラリー)

人気のメニューの写真がずらり。

アレルギーをお持ちのお子様への給食は細心の注意をして作ってくださっています。

 

 

会場の様子

分科会に分かれて、調理師さんや栄養士さんが研究をされ、区内で情報共有をされています。

 
多様化給食について
 
図書を活用した給食について
 
減塩について
 
済美養護学校の給食について
特別な配慮が必要なお子様には、食べやすい様に食器などの工夫も。
 
モデル校の取り組みついて
給食の取り組み 等

岸本杉並区長に「住民協議会」への取り組み要望をし「くじ引き民主主義」実現を図る!

2022-12-05 | 活動日誌

12月1日は岸本杉並区長に一般社団法人構想日本の伊藤伸先生をご紹介させて頂きました。

以前から要望を続けている「住民協議会」(「自分ごと化会議」とも表され、「くじ引き民主主義」のひとつ)への取り組みを要望しました。

写真左より、川野たかあき区議、 田中俊(構想日本プロジェクトマネージャー)、

伊藤伸(構想日本総括ディレクター)、岸本聡子区長、山本あけみ、太田哲二区議、ひわき岳区議

 

伊藤先生は、一般社団法人構想日本(http://www.kosonippon.org/)で住民協議会を「自分ごと化会議」として、全国の自治体で行政課題解決の為の手法として取り組んでいらっしゃいます。

詳細はこちら!⇒ http://www.kosonippon.org/project/jibungoto1/

 

一般社団法人構想日本HPより転載

近著には、「くじ引き民主主義」があります。

早速購入し、拝読しましたが、実践者だからこそ気づく細かな参加者の動きなど、盛りだくさんな内容です。岸本区長にも進呈いたしました。(政務活動費で購入)

※「自分ごと化会議」は、世界で広がる 「くじ引き民主主義」のひとつ。政治や行政と縁がない人でも、自分の意見でまちがより良くなるかも、とワクワク感がやみつきになる人が続出! あなたも当たれば出たくなる⁉ そんな実例を多数紹介。(著書より)

 

※「くじ引き民主主義」と呼ばれる取り組みが広がってきています。選挙で選ばれた議員ではなく、無作為に選ばれた市民が討議を行い、行政の意思決定や政策に反映させるというものです。

(NHKのHPより、https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221004/k10013840071000.html)

 

私は、2018年3月に構想日本がコーディネーターを務めた、千葉県鴨川市「100人会議」(住民協議会)、テーマ「小中学校の跡地活用を中心とした地域の活性化について」のご案内をいただき、無作為に選ばれた住民が学校の跡地活用について議論する「100人会議」とはどういう雰囲気だろうと、はるばる鴨川市まで視察に伺ったのがきっかけで、講演を依頼させて頂き、平成30年の第51回木曜茶話会にお運びいただき、参加された区民の皆様と共に学びを深めました。

 

その時の様子をブログでご紹介しています。

第51回 木曜茶話会 一般社団法人構想日本 伊藤伸氏ご講演会のご報告

https://blog.goo.ne.jp/akemiyamamoto/e/f7dd23fddf66e6e901da4b1fbafb69dd

※このイベントは終了しています。

 

その後、会派で住民協議会の試行を行いました。

その時の様子はこちらのブログでご紹介しています!

「杉並から始めよう! 23区初の! 自分ごと化会議!!」第1回目を開催しました!

https://blog.goo.ne.jp/akemiyamamoto/e/f7d5f2a8493404f46631461aca932044

 

 

 

試行を行った当時の杉並区は、区立施設再編整備計画に関しての区民周知や理解が進まず、総論賛成各論反対、二項対立が顕著になりつつありました。周知や理解を進め、建設的な議論を尽くしたうえで円滑に進めて行くためには、住民協議会の様な、区民のお声を行政に繋げて行く為の新しい手法が必要と考えていました。

 

周知や理解と言っても、一方的に必ずしも行政が出してくる計画が100%正しく、それを押し付けたいとは考えていません。しかしながら、区立施設再編整備は高度成長期に拡大した行政需要を縦割りに捉え、それぞれに建設されてきた公共施設のあり方を見直し、老朽化による建て替えや改修の機を捉えて、今後の行政需要に応えられる施設に再編をして行くという必要性や、単なる管理体制から運用をして行く為には民間との連携が有効である事、このままの公共施設数と延べ床面積を延々と持ち続けるには財政負担が大きい事などを、様々な視点で話し合う場が必要と考えています。

 

そして行政課題の一つでもある、公共施設の使用料の多寡に関しては、個人によって全く捉え方が違うと考え、住民協議会の手法が有効だと考えています。

日常的に使用している方、全く使用をしたことが無い方、お住いの近隣に使用率が高くない施設があり、もったいないなと考えている方、会社の会議室として使用をしている方、などなど、公共施設使用料金に関してだけをとっても、本当に様々な区民の方が居るはずで、必ずしも日常的に使用をしている方だけの意見を持って多寡を論じるだけでは、区民全体の意向が見えてこないのだろうと考えています。

区民の声を行政に活かして行く為の制度設計を行い、常にブラッシュアップを重ね、その先に「くじ引き民主主義」が形となって表れてくる様にと願っています。

 

岸本区長はお話を熱心に聞いて下さり、先だってお渡しをしていた著書「くじ引き民主主義を」ご覧いただき、大変共感し、興味を持って頂いたとの事でした。

 

今後は、来年度から予定されていくであろう「気候市民会議」においても、住民協議会を念頭に置いた取り組みが進む様願っています。

 

 

 

 

 


高井戸児童館で「ママをやめてもいいですか」上映会に参加しました。

2022-12-04 | 活動日誌

昨日は、高井戸児童館で行われた、映画「ママをやめてもいいですか」の上映会に参加しました。会場は小さいお子様連れのパパママでいっぱい。

お一人で見えていたママのお助けマンとして8カ月の赤ちゃんを抱っこボランティアさせていただきました。う~~、可愛い。

 

映画はママの孤立や悩み、パパへの要望や怒り(?)、そして、産後うつの時には自殺にまで及んでしまう深刻さ、虐待にもつながってしまう可能性など、決して楽しい内容ばかりでは無いけれど、大泉洋さんの軽快な語りで、明るい笑いに包まれていました。

上映会の後、グループに分かれて、映画を観た感想や、ご自分の悩みなどを話し合いの時間があって、赤ちゃん抱っこボランティアのまま会場の写真を撮りながら、参加者の方々の真剣な表情を見ていました。

 

チラシ: https://www.umareru.jp/mamayame/ より

子どもが3歳を迎えるまでの可愛いながらも茫然自失の状態になるほどの大変さは忘れられません。普段はあまり泣き言を言わない私も、あの時ばかりは区の保健師さんに電話をして、眠れない辛さ、母乳を吸ってくれない心配、赤ちゃんが泣き止んでくれないイライラ感を相談しましたね。

 

主催をして下さったのは、区内でしあわせなママを増やしていくご活動をされている、杉並しあわせ産後プロジェクトさん。アンケート結果を杉並区に届けたり、陳情で思いを伝えてくれたりと、本当に熱心にご活動をされています。

https://20190801-0820.mystrikingly.com/

 

我が家の息子は高校生となり、それはそれで心配事や悩みはあるのだけど、一応ママを17年してきているので何とかなっていますが、ママパパになりたてのあの頃は本当に大変。

 

先日の一般質問では、子育て支援に関して、以下の通り質疑をしました。

<問>

 保育園は福祉施策で子育ての拠点。父母同時育休制度が充実する動きもあり、病児や障害児保育等の機能も含めた持続可能な体制について利用者や事業者の意見を踏まえた議論が必要。

<答> 

従前の取組に一層力を入れ、子育てに困難さを抱える家庭を支援する拠点として保育園の役割を強化したい。利用者や事業者の声をよく聴き議論を深める。

 

でもね、行政からすると、困難を抱える家庭だと特定することが目的となってしまうのでは、という心配をしています。困難だと言えないところが困難なんですよ。

今後とも保育園を拠点とした全体の子育て支援の底上げを図ってくれるよう提言を続けて行こうと考えています。

赤ちゃんを久々に抱っこをして、杉並区内の若いパパママに向けて、杉並区は何が出来るのか、改めて考える機会を頂いた思いです。

ありがとうございました!


下高井戸おおぞら公園のパークステーション2新築で完全ZEB化を目指せ!

2022-12-03 | 活動日誌

サッカーの日本の大活躍(対スペイン戦勝利)を見ていたら、勇気百倍、元気が出てきました。ここが踏ん張りどころ。わたしも将来世代に恥じない活動をしなくてはならない。

下高井戸おおぞら公園は既に西側が開園しているが、これから東側(下図白い部分)に建設予定のパークステーション2を完全ZEB化を目指して行くべきと提言を続けているものの、杉並区からはZEBオリエンテッドを目指し設計を進めていると答弁を受けている。

 

環境省「
    ZEB PORTAL(ゼブ・ポータル)」HPより、ZEBの定義、https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html


そもそも、私の令和4年第4定例会の一般質問では、
「下高井戸おおぞら公園東側に建築予定のパークステーション2の立地は、北側には神田川、南側には大規模なグラウンドが予定され都会にありながらも日照・通風とも良好です。

利用時間は地域区民センターなど比べて短いため使用するエネルギーは少なくて済み、屋根形状を工夫することで太陽光パネルを多く設置しエネルギーを作り出すことができる事、また敷地が広いため貯めておくための蓄電池設置も容易であり、加えて南側に広葉樹、北側には針葉樹を植える事で、夏場でも自然な通風を作り出すことが出来ます。

以上の事からも、完全なZEBが実現できると考えますが、ご見解をお伺いします。」

とし、完全なZEB実現を目指すべきとしていたが、残念ながら現状ではZEBオリエンテッドという事らしい。建物設計上は通風や使い方は考慮されず、単に断熱性能と照明など設備関係がどれ位省エネ性能があるか、そして、創るエネルギーがどれ位見込めるかを計算することになるが、広い公園にこれから建てるこの建物は、そもそも完全ZEBを目指して設計をして行けば、実現可能と考えている。

そして、公園に訪れる区民が、「これがZEBなんだ。」と見て聞いて知ってもらうことが出来るのでは無いか。ZEBやZEHは一部の人たちの当たり前から、みんなの当たり前に変えて行くチャンスになるのでは無いか、と想いは止まない。

あ~~、どうしようと思い、先ずは知り合いの建築士の先生に相談をしてみようと考えています。