空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

長崎旅行0~1日目:往路とかもめと軍艦島

2012-01-31 23:12:38 | 旅行とか食べ物とか
1月の正月明けた、すぐの週末。
長崎に行ってきました。

0日目。

新年になって、2日会社に行って、その2日目。
18時過ぎの新幹線にのって、三島から名古屋経由で福岡まで。
福岡の博多についたのが、24時頃で、そこで宿泊。

1日目。

博多から、特急「かもめ」で長崎まで。
と、ここで、思わぬ再会がありました。



787系の、鳥の絵が描かれた、灰色の車両。
「AROUND THE KYUSYU」と書かれています。

1年前にも、この車両、乗った。

昨年の2月の九州旅行のときです。九州の新幹線が全線開通する前の話。博多から新八代までの区間は、「リレーつばめ」という特急が走っていて、旅行の間に、この車両を使ったんです。九州新幹線の全線開通に伴い、この特急の運行はなくなったと聞いていました。でもどうやら、車両は長崎線の特急「かもめ」の車両に使われているようで。
何というか、旅先で話を交わしたっきりだった人と別の場所で巡りあった気分で、とても嬉しいですね。
長崎に到着するまでの道は一人旅行だったこともあり、窓辺の風景を見ながら、いろいろ思い出していました。

長崎駅についたら、町を走っている路面電車に乗り換え。
長崎港の出島ワーフで、空路を経てきた友人2人と落ち合って、ごはんを食べたら本日の目的地へ。

端島。長崎港から高速船で40分くらいのところ。
通称は軍艦島。軍艦を作っていた・・・わけではなく、横から見た姿が、当時建造中だった戦艦「土佐」に似ているとのところかららしい。

行くとなって初めて調べ、上陸して初めて実感したことですが、1810年頃のこの島での石炭発見後、たくさんの人が移り住んで炭坑として発展し、石炭から石油へのエネルギー転換によって、1974年に閉山、無人島になったという歴史をもつとのこと。長い間無人島として、島への立ち入りも禁じられていたけれども、当時の建造物や炭坑の姿が保存された近代化遺産として世界遺産にしようという活動があり、2009年からは一部通路に限り観光客の立ち入りができるようになった。。。というのが、今までの経緯。

今回は、高島海上交通経由で、約1時間の上陸が含まれたクルーズに予約、行ってきました。(http://www.takashima-kaijou.jp/
風速や波の高さによっては上陸できないことも多いらしいのですが、今回は無事に運行、「ブラックダイヤモンド」という船に乗り、船から見える場所についての説明を聞きながら、島に向かいました。海側から見る造船所の姿、かっこういい。。。。

島に上陸後は、閉山当時に島に住んでいた人によるガイドで、当時の様子やどんな場所だったのか、現在どんな場所なのかの話を聞きながら,少し遠くのアパート群や、地下へ続いていた場所、海のすぐそばのプール跡などを見学。台風と波、潮風の影響で劣化は大きいけれども、確かに人が住んでいた場所なんだなあと感じます。


この日はその後、長崎市内にて宿泊。
夜ご飯は、老舗でちゃんぽんと皿うどん(細いぱりぱり麺)と皿うどん(中くらいの柔らか麺)。
どれも好きだけど、スープのおいしいちゃんぽんが一番好き、かなあ。