空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

これも1つの

2010-09-17 00:25:27 | 旅行とか食べ物とか
人は、何かをかかえこまないと、立つことすらできないんだ。


・・・なんちゃって。



この前、文房具屋で会いました。
人間型の、クリップ。
かわいい。

早速会社で使っています。
書類を回覧するときとか。わりと好評。

さてさて。
この前、大学院の研究室を訪れてきました。1年ぶり。
皆、変わっていたり変わらなかったりですね。
自分も同じ。

環境変わって、やること変わって。服装も、ちょこっとだけ変わった。
2年前はばんばんに使っていた専門用語は記憶から薄れてきて。
でも、いろいろな人から
「◎◎、変わらないねえ!」
顔は同じ、声も同じ、20数年間生きてきた経歴は、同じ。
そりゃあ、変わらない。


そうそう、ラボ訪問の次の日。

佐藤雅彦ディレクション 「"これも自分と認めざるをえない"展」

に行ってきました。
場所は、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT。

ピタゴラスイッチの人!ということで、
らぷさんのブログを見てから、ずっと気になっていたんです。

キーワードは「属性」。
詳しい事は、リンク先をどうぞ。
指紋とか虹彩とか顔認識とか身長とか体重とか形から、
自分が判別されたり誤認識されたり。
「自分って、何」って考えてしまう機会。

一番印象深かったのは、「金魚が先か、自分が先か」。
不思議な感覚になれます。おすすめ。

展示によって、唯一1人の自分が出てきたり、
その他多数の人間に一括されたり。
「自分」だったものを、自分の情報を適当にざくざく消して行くと、
どこかで、1人に絞れなくなるってのも、ありました。

そういえば、
休日に、髪を切ったり普段結ばない髪型をして、
アイシャドーの色を変えて、服装のテイストを変えて出かけるときに、
知り合いに会っても気づかれないかもーと思ったりするけれど、
意外にそんなことはないんだよね。
「いつもと印象ちがうねー」くらいには感じ取られるけれど。

誰でもない誰かになるには、まだ、自分としての情報が残っているんだろうなあ。



そういえば、展覧の形式で、面白いと思ったこと。
・来展者の個人情報を使うこと。
 もちろん、嫌なら避ける事もできますが、名前とか体重とか入力して、それが展示内で使われます。
 本名で入力すると、自分の名前が会場内のあちらこちらに。
・展示を閲覧している行為、その時の思考自体も作品の1つになること。
 「体験してから読んでね」という解説は、指示通り、体験後に読むのがベストです。
 へえそうなんだーと見るのと、そうだったんだーと気づくのでは、思考が変わりますしね。