空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

ミロ・骨・告白

2010-06-24 23:37:05 | 日々の物事
友人から、マレーシア旅行のときの写真をもらいました。
見ていると、暑さに強くなってもう一度行く!今度はもっと暑いところにも行く!
という決意を思い出してきました。

そうそう、マレーシアから帰ってきてから始まって、今まで続いている習慣が、ひとつ。



ミロです。

日本じゃあまり見ないけど。
少なくとも、ココアよりは印象が薄いけど。
マレーシアに行ったときは、スーパーの棚の一角をずらっと占拠している普及ぶりです。
外食に行ったお店のメニューにも、ミロの名前。コンビニに行けば、缶タイプのミロに出会える。

旅行中に毎晩飲んでいた友人に感化され、
帰国直後にスーパーで見かけて衝動買い。
ちょこちょこ飲んでいたら、1袋なくなって、2袋目に突入です。

だって、ほら。
牛乳に加えて飲めば、カルシウム、鉄、ビタミンDが追加。

そろそろ、骨密度のピークも終わるらしい年齢ですし。
高校のときにあんまり牛乳飲まなかったこともあり、
骨粗鬆症が気になるお年頃なのです。


牛乳と言えば。


中島哲也監督の映画、『告白』を見てきました。

原作は、湊かなえの本『告白』。
マレーシア旅行の前日に、友人の家でざばっと読んだときは、「暗い!暗いよこれ!」と思った覚えがあります。ストーリーは大分衝撃的。ただ最近、同じく湊かなえの『贖罪』を読んで、話の展開や文体にも、だんだんなじんできました。

中島哲也監督は、『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』などの監督。『下妻物語』をビデオで見てたっぷり笑い、『嫌われ松子の一生』を映画で見て圧倒され、『パコと魔法の絵本』でははらはらと感動し、、、

そういえば、原作を読んでから見に行くのは、初めてかも。
ストーリー展開は知っていたので、結末が分からないドキドキ感はありませんでしたが、それでもすごく、よかったです。松たか子の語りとか、映像のつなぎ具合とか、音楽の配置とか、、、好きです。
雰囲気に若干のちがいは感じられたものの、こんなん原作と全然ちがうじゃん!という不満も、本をそのまま映像化しただけじゃん?という不足感もなく。(といっても、原作は超特急で読んだので、つかみきれていないだけかもしれないですが・・)。雰囲気のちがいは、原作が文字で、一人称で、人物単位で区切っているのに対し、映画は映像なので、独白という形式をとっていても客観的な情報が入ってくる事からでしょうか。複数視点が交互に出たり、音楽によるテンポの調節も可能。主人公の先生の、本のほうで感じた得体のしれなさは、映画では軽減し、その分人間味を感じます。

ただ、血なまぐさいシーンはちょっと辛かった。。。
覚悟はしてましたけどね。話が話だし、R15だし。
そこまでえぐい描写はなかったし、映像はきれいだったけど。だからこそちょっと怖い。
夢に出てきませんように。。。


*ちなみに。牛乳と『告白』のつながりは、本か映画をご参照ください。