感覚と数値

思い立ったら吉日。

後悔先にたたずとも言うけれど。

髪。
ばっさり切ってきました。
こんなに切ったのは久々。

担当の美容師さんが、おもしろいことを言っていました。
髪が短い人は伸びるのが早い・・・とかいうけどそんなことは、無い、と。
人間の髪の毛は、一ヶ月当たり１－１.５ｃｍと伸びる長さが決まっているそうです。
じゃあ、そう見えるのはなぜか？
これは、伸びた髪の比率の問題。
40cmの人が 42cmになっても増加率は1.05倍で大差は無し。
でも、2cmの人が2cmになると、増加率は2倍。
もともとが短く増加率も大きいから、髪の形も変化しやすく、
だから、速く伸びるように感じるそうです。
(増加率計算云々は私が後付しました）

なるほどね。
「髪が伸びる」ということを外見の印象から判断する習慣と、
ある値を絶対値で見るか（○cm）相対値で見るか（○倍）ということ、
「伸びた」の判断は感覚的なのに、言葉は数値的イメージと結びつくこと、、、
このことが、
「○○の方が△△だ」（髪は短い方が速く伸びる）
という感覚を作りだしているのかな。