空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

手が燃えかけた。

2006-09-03 03:06:35 | らぼ
アルコールと火のコラボレーション。
てなわけで、一瞬、手が引火していた・・と思う。

要は、手をエタノールで消毒した後、乾ききっていないままに火を扱ってしまったため、表面のエタノールに引火し・・・ということです。
すぐにエタノールも蒸発して消えたけど、ビックリした。
やけどとかには全くならなかったけど、熱かったし。

油断は大敵。らぼの中は危険がいっぱいです。
フェノールクロロホルムがかかれば自分の皮も変性するし(軽くトラウマ)。
液体窒素がどばんとかかれば低温やけど、もろに吸い込めば窒息。
エチジウムブロマイドは発がん性があり。
紫外線も発がん性や、直射で見れば失明の恐れ。
遠心機も、バランスを間違えば暴走、殺傷力は大。
その他、塩酸や水酸化ナトリウム、エトセトラ、どくろマーク付きの試薬もわりと頻繁に出てきます。

気をつけないとね。それにつきる。

*参考までに、けれどかなり大雑把に・・・
フェノールクロロホルム:タンパクの変性剤。DNAの精製などに使用。
液体窒素:沸点-196℃。サンプルの凍結に使用。
エチジウムブロマイド:DNAの中に入り込んで、紫外線下で蛍光を発する。電気泳動後、DNAの検出などに使用。
紫外線:上記のようにDNA断片の可視化に使ったり、殺菌作用があるのでクリーンベンチの消毒に使ったり。
遠心機:軸を中心にサンプルを回転させ、遠心力を用いて様々な物質を分離する機械。超遠心機では、1秒間に10万回転させます。アンバランスのため故障、最悪死人が出るとか・・。

いずれも日常的に使っています。
だからさ、疲れる前に休もーよー・・・と思うのだがのう。(屁理屈?)