白鳥の間と同じように
天井には136羽のカササギが
描かれていることから
「カササギの間」という。
カササギのくちばしには
pot bem(善意で、という意味)と
書かれた紅バラがくわえられている。
これには逸話があり
ある時ジョアン1世が
女官にキスしようとして王妃に咎められ
「善意でキスした」と弁解したという。
その噂話が女官たちの間で広まり
疎ましく思った王が女官を
やかましいカササギになぞらえて
女官と同じ数を描かせたのだという。
またフィリパの実家ランカスター家の
紋章である紅バラを併せて描かせている。
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