あかない日記

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中欧旅行(23) シュテファン大聖堂

2012-03-23 | 中欧5カ国紀行

 

              左は北塔 中央奥は南塔 モザイクの屋根

   
     トラムを降りて リンク内のシュテファン広場に向かう。

      ここも内部には入らず 外観のみであった。 

  シェーンブル宮殿からも遠望できるほど その威容に圧倒される。
  カメラのアングルにもおさまらず 見上げる首も痛くなるほど。


  シュテファン大聖堂は 12世紀の半ばロマネスク様式の
  小さな教会でしかなかったが 
14世紀ハプスブルク家の
  ルドルフ4世によってゴシック様式の大教会に建て替えられた。

  身廊の長さ107m 高さ39m 内部の祭壇は彫刻家ピルグラムに
  よる傑作。

     
   反対側の屋根は モザイク画でハプスブルグ家の紋章である
   双頭の鷲も描かれている。


   2001年 ウィーン市の中心部はリング(昔の城郭の中)内を
   中心に 「ウィーンの歴史地区」として世界遺産に登録され 
   その中の登録建築物である。

   モーツァルトは、ここシュテファン大聖堂で
   1782年8月コンスタンツェと結婚式を挙げるが

   35歳に亡くなって1791年12月には葬儀が行われている。
   また その数日後には モーツァルト自身の作曲した
   「レクイエム」により ここで追悼ミサも行われている。

    南塔:
     高さ137m(世界三番目) 監視塔(72m)まで343段の階段がある。
     
1359年に65年の歳月をかけて完成した。

     ウィーンの何処からでもみられるシンボルであるのは
     シュテファン寺院の塔より 
高いものは建設を許されないと言う。

   北塔:
     高さ60mで未完状態。 屋根が邪魔をして王宮など中心街の
     方角が見えないが ウィーンの森やドナウ川は見渡せる。

     塔に吊るされたプムメリン(大きな鐘)は 1683年トルコ軍が
     撤退した時 置き去りにした 
大砲180台を溶かして造った物と
     言われる。

      
     地下のカタコンベ(納骨堂)には ペストの死者約2000体と
     ハプスブルク家の人々の心臓(心臓はアウグスティ-ナー教会に
     安置)以外の内臓が保管されているとのこと。



  内部には入れなかったが
   せめて記念にと
    シェーンブル宮殿とシュテファン大聖堂の
      絵柄が入った
マグカップを買い求める