早速に 旅行第1日の観光は ウィーン市
その代表格の 「シェーンブルン宮殿」へ 朝一番に訪れる。
宮殿は 1996年世界遺産として登録された。
外壁はマリアテレジア・イエローと言われる黄色。
「シェーンブルン」とは「美しい泉」という意味。
1695 年にレオポルト1世が狩猟用の別荘として作ったのを 1750年頃に
マリア・テレジア女帝が「夏の離宮」 バロック様式の華麗な装飾に彩られた
宮殿として完成させたもの。
1441の部屋がある4階建ての建物は 全長180mもある。
マリア・テレジアには 16人の王子・王女がいたが 宮殿の数多くの部屋は
年間の大半はここで過ごし 子供たちや1500人以上の仕える者たちの
ために これだけの部屋が必要であったようだ。
豪華な宮殿と大庭園(1.2km×1km)は ヨーロッパ最大の帝国として君臨した
ハプスブルク王朝の栄華を反映している。
また 歴史的に有名な「会議は踊る」のウィーン会議(1814~15年)の
会場にもなり 1961年には米ソのトップ会談として
ケネディ フルシチョフ会談もここで開かれている。
華麗なる ハプスブルク家の栄華の一部がうかがえたが