餌をやる事って・・・

　先日来いつもの公園の池の周りに来る鳥が少なくなっているような気がしていましたが、それに反比例して猫の姿をよく見かける・・・。
　実際にどの程度関連があるか証明出来ないけれど、週３回程度はそこに行くので感じるのです。
　　もしかしたら近所の公園に猛禽類が住み着いているらしいえいきょうかもしれません。
　サシバがいると言う噂がありまして・・・サシバは主に魚を餌とするそうですが、なんと言ってもハヤブサの仲間らしいので小さな鳥にとっては脅威でしょう。
　ですからそういう影響かとも思っていたのですが、、、
　　先日池の周りで鳥の撮影をしていると、ノラ猫が周辺に現れました。
　彼らは４匹も居て、それぞれに藪の中を歩いたり、松の木の根元で鳥を待ち伏せするかのような体勢を取るのです。
　１度見かけた事があるのですが、飛んで来た鳥が藪の中に入ろうとして、空中で急ブレーキ！。
　　所謂ホバーリンで待ち伏せしていた猫から災難を逃れました。
　はっきりノラ猫は餌として鳥を狙っていますし、姿を見て追いかけるだけでなく、待ち伏せする狡猾さも備えている。
　夏の頃によく見かけたゴイサギの幼鳥も多分こういう事の難に遭ったと思われる（公園に羽だけが舞い散っていた・・・）

　そういう事もあって野鳥を見たり写真を撮りたい者にとって、野良猫は大いに困った存在ですが、人それぞれと言うか、、、わざわざ餌をやりに来る人もいる、、、これが少なくないのです。
　車輪付きの買い物袋をひいて来て、、、中身は猫の餌らしい。
　　そういう女の人が池の周りで猫に餌をやっていました。
　　こういう人が池の周りを給餌ポイントにしてしまったら大変です・・・ここで待てば餌やりの人が来るのですから。
　それに人から餌を貰うだけでなく、実際には池の中の小魚を狙ったり鳥を狙ったりもするのです。
　私は見かねて池の反対側から大声で「猫に餌をやらないで下さい」と叫んでしまいました。
　　女の人は買い物袋から取り出しかかっていた餌をしまって「公園の猫は避妊手術をしてあるので、餌をやっても増えない筈です」と言うのです。
　　確かに野良猫の避妊手術の話は聞いたことはあるけれど、公園管理事務所が全ての猫のチェックをしているとは思えないし、公園内の放送でも「野良猫に餌をやらないで下さい」と言う放送が流れるのです（１時間置き）。
　理由は「公園の汚れ」と言うことですが、これは中途半端な理由ですネ。
　　『ノラ猫は公園では困った存在なので、少なくとも餌やりなどしないでほしい』と言えばよいのに・・・。

　この公園の池には今カモやユリカモメなどがたくさん来ていまして、こういう鳥に餌をやる人は多いし、池の中の鯉やフナに餌をやる人も多い・・・
　また野生化したハトの群れとか、公園の木の上にはカラスの巣があったり。
　　流石にカラスの餌やりの人はいませんが、カラスの仕業と思われるゴミの散乱は見かけます。