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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

餅つき

2009-12-28 00:20:59 | Weblog
 餅つきをやったと言う話では無くて、子供時代は12月の28日か29日ごろに餅つきをしたものだということが思い出される。
 会社の工場の大きな建物の隅の方を改造して3軒の社宅ゾーンがありました・・・家はそこの一軒です。
 現在ならこういう建物が居住と工場の共用あるいは工場の一部転用は許されるのかどうか疑問ではあるけれど、ともかくそういう空間。
 イメージとしては狭くてゴチャゴチャしていそうですが、これが案外そうでも無かったのです。
 1階の畳の部屋が12畳、6畳、4畳、それに3畳と4.5畳くらいの板の間が
あって台所、それに2階は屋根裏っぽいけれど10畳分くらいのスペース。
 おまけに私の本箱などが占拠している2畳分くらいの板の間。
 畳は今と違って昔サイズですから91×182,3センチある。
 今から考えれば結構な広さですが、要するに夫婦と5人の子供がいたから広くは感じなかったのでしょう。
 でも家賃・電気・水道など一切無料だったのですから感謝でしょう・・・。
  それに家の前には7,8メートル四方の庭がついていたのですから、見てくれボロ社宅でも文句は言えませんね。
 
 この庭スペースで年末は餅つきをやるのです。
 社宅3家族が協力して共同でやります。
  燃料などは薪ならいくらでもあるので、蒸し器でもち米を蒸かしまして、杵と臼で餅つき大会です。
 杵でつくのは各家のオヤジさんと会社の若くて力のある人が助っ人参加、カエシはおかみさん連中・・・私?、過去に一度だけ杵を持たしてもらいましたが、臼の縁を叩いたり杵を壊しそうなので即失格退場でした。
 野球では結構バッティングは良いのですが、これはかなり勝手が違う・・・初めての体験以来50年は杵を握ったことが無いし、今後も無いでしょうね。

 ともかくこの時期は餅をつく時期ですね。
  何でこの時期か?・・・多分ついた餅をのし餅にした場合(地方によってはついた直後に丸餅にするらしいのですが、それだと切る必要は無い)、餅が適当に硬すぎず柔らか過ぎないタイミングで一個づつに切らなくてはいけないわけで、これが多分年内に出来るタイミングだったのだろうと想像できます。
 この地方では鏡餅の他はのし餅にして切り餅とします。

 さて切り餅1個の大きさは近年随分小さくなりました。
  子供時代に都会では一個がマッチサイズと聞いて「嘘だ!?」と思いました。
 田舎のことですからその3倍から5倍はあった筈です・・・まさに「田舎餅」と言うべき大きさです。
 マッチサイズで茶碗1杯分のカロリーだとか・・・子供時代は田舎サイズを一度に3個は食べたものです・・・すると茶碗10から15杯?。

 今は買ってきた切り餅が冷蔵庫にある程度・・・まさにマッチ箱サイズ。
  それで生活習慣病クリニックの先生は「お正月は特にカロリー・栄養バランスに気をつけて・・・」という注意があります。
 当然マッチ箱サイズ1個以内がリミット。
  昨年は・・・1個も食べていない。
 生来のへそ曲がりですから「1個までは良い」と言われると「そこまで言われて食べる気がしない」と反応する心理があります。
 昨年は元旦の雑煮をスルーし安部川餅もキナ粉もパス・・・
  性格です・・・禁煙は一発で成功しましたがこれは日々60本から一気に0本としたので成功したのです・・・禁煙は出来ても節煙は出来ないのですから。
 お餅の場合も1個なら良いと言うのは、私にとって難しい事なのです。
  何事にも呼び水があるので程々という加減が難しい、いっそ「禁止の方が楽なのです」
 お酒の場合はどうなんでしょうね。
  私は下戸ですから当然消費量は料理用以外は0
 父も若い頃はそんな程度だった・・・ビールコップ1杯で真っ赤になっていましたが・・・飲酒習慣と言うか生活が変わった途端、1升~2升に変化。
 マア飲んで性格が変わると言うことは有りませんでしたが、私にしても0宣言を返上すると劇的に変化する可能性を秘めているのかもしれません。
 自分の中にある隠れた遺伝子がいつ表に出るか怖いですね。
  アルコールもカロリーも0と1の間にはこういう恐怖感がある。
 仮に飲むようになったら、多分セルフコントロールが苦手だろうし、持病もあることですから命がけで飲む?事になりそうです。
 この危険を避けるためにも下戸でなければいけないのです。

 ともあれお餅1個なら良いと言う「1」が怖い。