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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

怪挙7連勝後地獄の4連敗

2009-12-24 02:48:01 | Weblog
 11月の末に少し負けが込み、12月の初めにはいつもより5点くらい下がってました。

 この点数制度って打っていて不思議に感じることがあります。
  点数は一つの対局が終わるごとに変化するので、仮に同じ人と連戦するなら1戦ごとにプラスマイナスで2点差がつきます。
 仮に3連勝すれば6点差になる・・・これはコミが6目半ですから互い先から常先に変わったこととほぼ同じでしょう。
 点数制では無くて段差で打つ場合、1段差置き石1つなので0段差互い先、1段差先、2段差2子・・・となります。
 置き石の価値を仮にコミの倍で12目と仮定すると石を置いた時点で24目差のハンデと言うことですが、2子の置き石があって白が先で打ち始めると考えるとコミを差し引けば(24-6で)18目の実質ハンデと言うことかもしれない。
 互い先から先ではコミ分の6目しか変化しないのですから先と言うのは下手に厳しいハンデと言えそうです。
 但し、1段差と言う棋力差はあって無きくらいの差だと考えれば不思議でも無いのですが・・・ともかく互い先からスタートして3連勝すればそれと同じですから。
 そうして見ると3番手直りというのも案外意味がある事かも知れません。

 点数制で打って同じ人に3連勝と言うのは想像では余り起こりそうもないですが、実際には案外一気に勝敗が傾いて3連勝とか3連敗は珍しくなさそうです。
 1番手直りで同じ人と打って3連勝して互い先が3子になりことも珍しくない・・・これはどうしたことか。
 特にアマの場合言えるのでしょうが、コミが物を言う時もあれば少々のハンデ差など関係なく勝敗が傾くこともあると言うことらしい。
 本来点数制でコミ1個分ずつハンデを微調整している筈なのに、一気に置き石3個分ではコミ30目分などとんでもない話なのに、実際は起こり得るのだから面白い(マア負ける方は溜まりませんが)。
 デリケートな部分もあれば、勢いで流れることもあるのでしょう・・・

 初めに12月の初めにいつもより5点下がっていると書きましたが、その後に・・・ナント7連勝中。
  こういう時は、何故か勝ててしまう・・・それほど良い内容とも思えないのに結果は良いのです。
 まぐれと言うか、コインを投げて7回続けて表を出すのは相当な幸運です。
  打っても打っても勝てない時もあれば、囲碁を楽しみながら勝てることもある。
 イヤ結果がついて来るから楽しいのかも知れませんが、逆・楽しい対局では無いのに勝ててしまうことは無いような気がします。
  ところで、私は生来ノビタ君タイプですから調子が良いと「もしかしたら多少は強くなった?」と思ったりするところがチラチラして来るのですから自分で笑ってしまいます。
 少し冷静に考えれば、多少いつもより盤上が良く見えているだけでしょうし、第一いつもより5点下がったところで7点アップですから実質は2点でしか無い。
 実質は2点ですが、大事なのは勢いでしょうか。
  どこまで続く勢い・・・どこかで止まって負のスパイラルもある筈。

 そして案の定4連敗し、その後3つ負け越し・・・元の木阿弥。
  連敗が始まると、『今度こそ』と打ち始めても、どこかでアホなミスが飛び出して、あっさり致命傷になってしまう。
 こういう時はもう一生勝てないくらいは大げさとしても、10連敗くらいはありそうな予感がするものです。
  そこから、どこかで潮目が変わってただいま4連勝中。
 囲碁の場合コミの設定で勝敗が必ずつきますから、安定的に棋力発揮?(相手の事を棚上げして)した場合1勝1敗の繰り返しが理想?。
 ところが実際は4連勝4連敗くらいが普通に起きてしまいます
  そして7つの勝ち負けの中で上下しているようです。