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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

食いしん坊

2009-04-17 18:31:39 | Weblog
 子供の頃、仏壇のある家がうらやましかった。
 理由は単純で、お供え物を狙えるから・・・尤もお線香の匂いはやや苦手です。
  父の生家が神主の家で、家族に亡くなった人がいなかったので仏壇が無かったのは当たり前で、家には神棚だけなので、線香では無く榊と言うことで匂いはしません。
 そのせいか、仏事での焼香とか線香のにおいとかは苦手な部類で、蚊取り線香の匂いを嗅ぎ過ぎるとお腹が痛くなるような気がします・・・マア気のせいかも知れませんが。
 
 ともかく当時は家族7人!・・・両親と子供だけで7人ですから今から考えると凄いですね。
 当時としては子だくさんのうちに入るもののそれほど珍しくはなかった。
  とはいえ一人っ子とか子供が二人だけの友達は、親から何でも買って貰えるようで羨ましかったですね。
 但し、自分が5人兄弟の5番目と言うのが矛盾だと気がついていましたから”子供ながら”偉いかも(自分で言っていれば世話はない)。
 子供の人数で言えば、すぐ上の姉・三女と私・二男で末っ子は存在自体が矛盾みたいなもので、その当人が「兄弟が多すぎる」とは言えないことは子供の時から分かっていたと言うことです。
 まあ、そうは言っても夕食の時などはまるでホームドラマの食事風景みたいなもので、90センチ四方の食台を囲む。
 これは昔サイズの半畳の大きさで冬になれば切り炬燵になるところ。
  それで私の定位置は父と母の間、ここが末っ子としての権利を享受するのに最も都合がよい場所なのです。
 
 最近の子供は何種類かのおかずがあると、好物を食べるのを後回しにするとか・・・うちの子供もそういう傾向があるかも知れませんが、そう言うのは子供の数と関係があるでしょうね。
 ともかく7人家族・子供が5人ではそんな悠長なことでは生き残れない?
  大皿に盛られたものなら競争確率は兄弟で同じですが、一人ずつに盛られたものであれば両親の間に座っている利点を発揮します。
 「親は末っ子には甘い」という弱点をフルに利用しますから、姉などには「この子はおかずが3人分あるようなもの」と非難されたものです。
 マアそれでも、姉たちも「末っ子は両親と暮らす年月が一番短いから仕方がない」と言ってくれるのを良いことに、食いしん坊で甘えん坊の末っ子が出来上がったのです。

 姉と言えばい一番上と二番目の姉も故郷で暮らしていて季節ごとに食べ物を送ってくれる・・・両親は無くなっても、今でも末っ子の特権が続いているようなものですね。
 お茶とミカンの産地ですから初夏には新茶暮にはミカン。
  それに最近では品種改良された柑橘類や暖かいところで育つ果物類、姉たちの知り合いのイチゴ農家から分けてもらったイチゴの加工品。
 海苔や鰹節、タタミ鰯などの海産物。
  海産物と言えば今の季節なら何と言っても「生サクラエビ」
 TVのニュースではサクラエビの天日干しを見ましたが、丁度サクラの季節にサクラ色のエビですから、4月は好物のサクラエビとホタルイカ。
 ホタルイカは富山湾ですが、サクラエビの方は親戚に漁師さんがいたせいか、当たり前のようにおすそ分けにあずかっていた。
 今にして思うと簡単には手に入らない。
  生のシラスに生サクラエビ・・・食べ物で故郷を懐かしんでいます・・・ほんとに都合が良い時だけ故郷が懐かしい。
 今年は姉からまだサクラエビ便が届いていない・・・さて催促も出来ないし。
 最後の手段は、故郷に行って贔屓チームのサッカーの試合を見る・・・あのサッカー場の近くに姉の家があるのです。