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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

懲りないで準早朝碁

2009-04-01 16:11:43 | Weblog
 昨日は早朝碁でやってはいけないタブーみたいなものを3つも犯してしまい予想通りの敗戦でした。
 それもただ負けただけでは無い、派手な古い表現では「高転び」とでも言うような負け方ですから、半分は負かされたものですが半分は勝手に負けたような形なので、案外チャンスを何度も逃して半目負けるよりは後を引かない負け方とも言えます。
 ただ、早朝碁の戒めは残りますから同じ過ちを犯すのはアホですね。
  そう言う意味では今日は微妙な対局。
 これが止められないのですからやはりアマのザルには違いない。

 今日は新年度初めの日ではありますが、生活習慣病クリニックの予約日なので仕事は休みです。
 休みとは言っても早朝から、いや未明から目が覚めるのは年齢ですね。
  朝4時過ぎからネット碁を観戦しながら本を読んでいまして・・・業員の予約が10時ですから時間の余裕がありすぎ。
 せいぜい9時に支度をして9時20分に家を出れば余裕で間に合う。
  と言う事で、やはり誘惑には勝てずネットで対局です。
 昨日は寝起きの朝6時でしかもほぼ1時間で終局しなくてはいけないみたいな感じでしたが、今日は7時開始で場合によっては対局時間は2時間は取れます。
 これはザルにとっては時間の制約が無いようなものだし、朝起きてから3時間は読書をしていたから寝起きと言うことはありません。

 ネットで対局待ちリストに載っていたのはKさんと言う方でこの人とは確か3局は打っています。
 一局は向こう先であと2局は2子局で1勝1敗のはずです。
 今日は向こう2子局ですから2子局の決勝戦みたいな感じです。
  ところで2子局はある意味では自分にとっての訓練になると思っています。
 置き石2子の手合いでは場合によっては向こう先でも打てるくらいの人に2子置かせているとも言えるので、嘗めてかかるような打ち方をしたら逆に潰される心配もあります。
 棋力差で言えば読みにさほどの差はないとも言えます。
  2子局は例えば白が1手目に星に打って黒が2手目に空き隅の星に打ったとすると、何となく3子局で白から始めるような気分になります。
 心理的にはかなりのハンデを追いかけるような・・・
  それでいてスタート直後から鞭を入れて追いかけるようなレースを仕掛けると息切れしそうです。
 そう言う事で「急かず緩めず」という感じが大事でしょうか。
 私が失敗する時ははじめから無理に無理を重ねて黒氏に折檻されるような負け方ですから、心の中で『ゆっくり、ゆっくり』を唱えながら緊張を維持するとでも言いましょうか・・・。

 ともかく今朝は上手くいったようです。
  対局開始の1時間の差、対局時間のゆとり・・・こういう差が大きかったか、単なる偶然かも知れないがともかく幸せな気分でクリニックへ向かうことができました。
 但しクリニックの先生からは「いろいろ問題のある体ですからもっと真剣に治療に取り組んで下さい」
 言い方は優しかったけれど問題の核心は突いているようです。