Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

大西パーク

2006-09-20 23:34:21 | windsurfin'
PCの画像整理していたら、大西のときの写真があった。
4.0です。
ウネウネですわ!




4.0だと波がつぶされちゃうけど、これでもセット入ると結構でかいんすよね。


おまけの写真

ボッキーのパンツ下げて喜ぶシャコタン男。
見よ!この嬉しそうな顔!


Had A Bad Day,But Today Is A Good Day

2006-09-20 00:24:07 | windsurfin'
昨日月曜の敬老の日は吹いていてミンナ乗れてよかったね。
乗っているときのミンナの顔が浮かびました。
ひぇー!とか、うひょーっ!とか叫んでお楽しみだったでしょう。

オイラは仕事でしたよ。
ミンナの嬉しそうな顔を想像すると、なぜかイライラしたね。
メールもたくさん来ました。
『何時にビーチに来るの?』とか、
『5.3持ってきた方がいいよ!』とか。。。
行けねっちゅうの!

昨日はどうしても休めなかったので、今日火曜日を前もって休みにしてたんだ。
火曜日が本番だと思ったんだ。
その火曜日、今日午前中だ。
朝から吹いている。いい感じ。


気温は30度近くあり、空も晴れている。
自宅の部屋に潮風が入り込む。
部屋が潮の香りで充満すると5.3で走れるんだ。

オイラは5.3に決めた。5.3一枚だけ自転車に積んでパークに向かった。

オイラはいつもプラム家の前を通る。
そしてラブホテルの裏口を通って、ピラータ家の横を通ってサザンビーチに出る。
ラブホは平日の昼間なのに結構混んでいる。
昼間からラブホに行くカップルは何をきっかけに行くんだろうね。

昨日の月曜も、サザンビーチでプラムやKP連中が『うっひょー!』って波攻めてるときに、
ビーチまん前のホテルでも『うっひょー!』とか言って攻めたり攻められたりしてるんだろうね。
とても不健全でうらやましい限りです。

さてさて、パークは南南西。
5.7~6.2が多かったけど、オイラは5.3で十分だったよ。
T13が残した風は軽くて、板はストレスなく加速してくれた。
海にいるのはいつものサボリ組だ。
今日はアウトでold-hitechさんが高さのあるジャンプを披露してくれた。
ああいうのは見ていて嬉しい。気持ちよさが伝わってくる。
こちらもハッピーになる。

シャコタン男さんもいた。
湘南ライナーで小田原終点まで寝過ごす勢いで、ダウンザライナーでリストラまで行っていた。
Nもへ嬢も会社をさぼったらしく今日はなんとボトムターンをしていた。もうイッパシのウエーバーだ。

夕方いったん風は落ち、お決まりのサイドボーナスステージがやってきた。
茅ヶ崎というところは、波の方向がいいので、クロスオンの風でもまるでサイドのように波を扱える。
バックサイドで上りを稼いで、一気にボトムターンに入る。
オイラ的には楽しい波だったよ。
誰一人ビーチには残っていない。全員が出艇している。
きっと誰もが楽しかったコンディションに違いない。

撤収するとき、みんなニコニコしていた。
オイラが幸福感を感じるのは撤収するときだ。
オイラは人が喜んでいるのを見るのが好きだ
悲しみや不幸は共有できないけど、幸せというのは共有できるという特徴がある。
ウインドサーファー同士、サーファー同士じゃないと絶対分かち合えない幸せがある。
家族同士、恋人同士でも分かち合えない幸せ感が海にある。

ウインドは最高だね。
海に出て走っているときは夢を見ているようだ。
オイラはウインドの夢を夜寝ていて見たことがない。
海で走ることには、夢にも及ばないからだ。

『あなた将来の夢は何ですか?』
『いつも海で夢みたいなことをしてるから、夢を見続けることが夢すかね。』

ショップでビールを飲んでから帰路についた。
プラム家のあたりから素晴らしい夕焼けが見えたよ。
BAD DAYだけじゃないね。
GOOD DAYもある。
心に刻もう。



A Mantra Surfer

2006-09-18 00:28:15 | surfin'


昨日に引き続き、本日日曜もサーフィン。
チサン~クソ下。
クソ下というのはションベンウンチ処理場があるから。(あったから?)
名前は悪いけど、ボードウオークと芝生があり、オイラはここのロケーションが大好きなのだ。
とてもキレイだよ。
で、チサンというのはご存知チサンホテルの前ということ。

今日ここは昼前にミドルサイズまで上がった。
うっすらしたウネリでテイクオフするとドンドンサイズが上がり、
エッジの利いたアップスーンダウンができた。
思わず満面の笑みと、身体中に鳥肌が出るくらい興奮した。
走っても走っても波は崩れず、一定のフェイス角度でオイラをショアまで運んでくれた。
ターンするごとに加速して、ターンの切り返しのときは無重力状態で股間が少しスーっとする。

これには思い切りはまる。
ウエーバーなら必ずはまる。
サーフィンはウエーブに本当に近い。ウインドにはハルカに遠い。

サーフィンはパドルが全て。
パドルができない人やパワーのない人は鍛えない限り、
あの極上の浮遊感を味わうことができない。
あれを早く体験しないとサーフィンは継続し難い。
そうなるとサーフィンは時間があるとき、やりたいときにやる、暇つぶしの趣味道楽になっちゃう。

趣味道楽でいい波に乗れたら最高だよね。頭の波に乗っちゃうし、まわりが乗せてくれる。
でもそんなことはあり得ない。
サーフィンはかなり根性の入ったピュアスポーツなのだ。ウインドと同じくらい。

オイラは道楽で乗るサーフィンは非常に危険だということを知っている。
そして努力しないとサーフできないことくらいは知っている。
努力の結果でサーフできているので、オイラは嬉しい。サーフが楽しい。
初めて海に感謝できる。波に頭を下げられる。
海に入るときと出るとき、海に頭を下げる気持ちをオイラは持っている。
オイラは海が怖いのだ。世の中で一番怖いのは海なんだ。


サーフィンのあの浮遊感は
そこそこの波のでかさと掘れ方と波を見る眼力と上半身のパワーが授けてくれる。
どれが欠けても味わえないだろうな。
そしてどれかが欠如すると長く続けることは不可能だろうな。

サーフィンというのは波に乗る行為で、波に乗せてもらう行為じゃないんだね。
天気図を知り、波の性質を知ることが、サーファーの海と接するための礼儀。
怖さを知り、謙虚になって、自らを鍛えることが自分自身へのサーファーズルール。
つきつめるところのアロハスピリットだと思うけど。

精神のあり方とは、死の存在を知り、自然の神々が荒ぶることを抑えるための、
マントラへの回帰法である。
それはハワイアンの宗教原点がインドである所以である。→だそうだ。なんだ?そりゃ!

以前の話。
『あなたはウインドサーファーなの?』と聞かれ、即座に首を縦に振ることはできるけど、
『あなたはウエーバーなの?』と聞かれ一瞬返事に躊躇することがあった。
なぜかと言えばそのころ波にまともに乗ってなかったし、コンディションを選んでいた。
それに海の怖さを目に見える景色からしか判断できず、
身をもって知る海の恐怖を知らなかったからだ。
だからオイラはウエーブしてるとはムネを張って言えなかったのだ。

『オレはサーフィンしてるよ』と言えたのも最近だ。ほんの数年前。
横に走れて初めて他人にサーフィンしてると言える様になった。
台風の日に乗って初めて自分はサーファーになったと思ったりした。

ウエーバーとかサーファーというのは、そのスポーツをする人のことだけを言うわけじゃなくて、
海に対する態度がある基準や水準を上回ってる人のことを指すんだね。
スポーツの楽しみ方は人それぞれだけど、
そういう判断基準や水準はたぶん未来永劫変わらないような気がする。

もちろん、海の捉え方だと思うけど。
スポーツかレジャーか趣味か特技かね。
オイラは何かな~。人生の大きすぎる一部であることに間違いはない。

Will Ride On T13!

2006-09-16 19:41:08 | surfin'


3連休初日はサーフィン。
北風が結構吹いていてたけど、ウインド可能なゲレンデはノーウエーブ。
こんな日は、波は小さくともサーフィンのほうが運動量が多い。
リストラとチサンで波乗り。
チサンはロングに最適な腰腹の波が波打ち際まで崩れることなく入った。
人も少なく、波は取り放題!
明日は5ミリくらいはサイズアップするかな?
今日よりはマシだべや。

台風13号サンサンが大幅にパワーアップして九州沿岸に近づいている。
北にある秋雨前線が台風をブロックしたので速度が落ちた。
北東風が台風のウネリを抑え込んでいるのでなかなかサイズアップしない。
だから今回の台風は強風と大波を同時にもたらす。
月曜日、台風は関東の西に位置するので南東風が吹いて雨を降らす。
どうかな?ウインドできるのは午後遅めかな?
ウインドできるコンディションになるのかな?
アウトもジャンクになるから筋金入ってないとウエーブできないかもね。

そのまま台風は速度の遅いまま日本海を通過する。
予報では19火曜日の夕方も朝鮮半島の東にある模様。
火曜日いっぱいは十分ウエーブできそう。
風と波が整い、まさにスーパーライドできるか!!!

オイラはスゲー期待してる。
台風一過で晴天で気温も上がるだろう。
湘南は火曜日、南西→西南西にシフトしそうだ。

波は肩?頭?
ひゃー!それにちょっぴりサイド?
セイルは4.7?
いやー、たまんねっす!
期待して外すとがっかりだけど、期待するなと言う方が無理じゃ!

Led Zeppekin

2006-09-14 23:59:21 | インポート

(豪快に苦笑するハルカちゃんはシャラポアちゃん)

ジムにハルカちゃんというトレーナーがいる。
ジム運営上の規則で指導員を一人おかなくちゃいけなくて、ハルカちゃんは週に数回トレーナーとしてやってくる。
ハルカちゃんはおそらく26、7で美人とは言えないけど誰が見ても好感を持つ、さわやかな女性。
トレーナーだけあって、身体はシェイプされている。
ジャージ姿が決まってる。オパーイが大きくてオーシリがとても小さい。
ジャージが似合う女性はなかなかいない。体型がでちゃうから。
それに彼女はノーメイク。

だから、ノーメイクでジャージ姿でいい女というのは最高の判断基準なんだ。
いいなーと思った女がいたら、スッピンのジャージ姿を想像してみたらいい。

さてさて、そのハルカちゃんがジムに来る日に合わせ、必ず来る男がいる。
『ゼッペキ君』だ。
彼を初めて見てニックネームつけるとしたら、誰もが『ゼッペキ君』とつけるだろう。
まるで、こないだの夏休みの台風でオイラがアゴを6針縫ったときのダンパー波のように切り立った後頭部だ。
ゼッペキ君は英語名で、ミスター・ダンパーヘッドでもいい。

彼は、ハルカちゃんが指導するエアロダンスに必ず参加する。
エアロダンスはエアロビクスに筋力トレーニングの要素を加えた有酸素運動ダンスだ。
オイラもたまに参加する。ステップしたりジャンプしたり案外楽しいのだ。

ゼッペキ君は異常なほどリズム音痴。しかも動きがド派手。
めちゃくちゃな動きで他人の領域に侵入してくる。
先週は隣でダンスする25歳のOLのアッコちゃんに激突した。
激突後、ゼッペキ君はよろめいて、反対側にいる吉田さんというボンジョビ大ファンの60歳のおばちゃん足を思い切り踏んだ。
吉田さんは悲鳴を上げて怒り、それを見ていたハルカちゃんは苦笑した。
オイラは後ろでハラがよじれそうになり、トイレに駆け込みハラを抱えて笑った。
ドリフ大爆笑で、ハゲヅラかと茶にタライが落ちてくる感じの、やっぱりそうなったか、と予想できるくらいのオチだった。
そのくらい派手な動きで人にぶつかる勢いだったんだ。

その夜、アッコちゃんからメールがきた。
オイラはアッコちゃんとメル友なのだ。
『今日ジムで○○さんが私に体当たりしたの見ました?もう跳ね飛ばされちゃいました!ぷんぷん!!』
こういうたわいのない内容がやってくる。25歳のOLだ。いいでしょ!

で、跳ね飛ばされたのはゼッペキ君だったことをオイラは知っている。真後ろで見ていたからね!

数年前、吉田おばちゃんはボンジョビを見に東京ドームに行ったそうだ。
『いい趣味ですね。ボンジョビはいいですよ。』オイラは吉田さんを褒めてみた。
『aio君はどんな音楽聴くの?』
『ガンズアンドローゼスすかね』とっさに頭に浮かんだので言ってみた。
『えええ?あなたはクラシック聞くタイプだと思ったわ~』

おいおい!おばちゃん!そりゃどんなタイプだよ!クラシックもアルバム結構持ってるけど、それが前面に出てるってことですか?

話を戻そう。
ゼッペキ君はハルカちゃんのことが大好きだ。
ゼッペキ君は嬉しくなると動きが派手になる。しかし筋力はない。
マシンを使わず、ハルカちゃんの後ろで踊っているだけなので何ヶ月ジムに通っても筋肉がつかないのだ。

ゼッペキ君は35,6っぽいんだけど、たぶん素人童貞だ。
玄人を相手にするとき、コメツキバッタのような動きをするはずだ。
たぶん手や足もバタバタさせるに違いない。
たぶん相手の女性は笑うだろう。
それに落ち込むゼッペキ君ではない。
おそらく女性が喜んでいると思ってさらに派手なコメツキ運動になるはずだ。
動きがリズミカルではないので、自分自身で最後のタイミングを逃しちゃうタイプだ。
疲れ果てたゼッペキ遅漏君。また万券払ってがんばろう!

ゼッペキ君が帰るときのあいさつの仕方はこうだ。
ハルカちゃんに向かって一度ジャンプする。着地と同時に頭を下げ『ありがとーーございマス!』という。
実に派手な挨拶の仕方なんだ。この挨拶に告白できないモドカシサがジャンプエネルギーとなって発散されている。

オイラは女性には緊張せずに話しかけられる。(たぶん年のせいだな)
その日、ハルカちゃんに住んでるところを聞いた。
彼女は茅ヶ崎に住んでいて、いつも海に行ってはウインドやサーフィンも見ているらしい。
さすがに、一緒にやろうよとは言えなかった。
初心者にウインド教える?サーフィン教える?オイラには無理ですわ!

そんな海の話をしていたらゼッペキ君がオイラを睨んでいることに気がついた。
スペシウム光線がオイラの背中に当たったのだ。
ボッキーだったらカウパー光線と言うだろう。

ゼッペキ君はジャンピングあいさつをせずに帰ってしまった。
肩を落として階段を下りていった。
なんか悪いことをしたような気分になりました。とさ。