INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

44年振りの日本一、日本ハムファイターズ。

2006-10-26 23:57:56 | プロ野球関連
3勝1敗、日ハムが44年振りの日本一に王手をかけた第5戦。
名古屋としては先制点を取らないと厳しい、というのが今日思っていた事。

先発は第1戦と同じ、日ハムがダルビッシュ、名古屋は川上。

初回から日ハムがチャンスを迎えた。
ワンアウトから田中賢介、小笠原の連続ヒットなどで2アウト満塁で、バッターは今日が札幌ドーム最後の新庄。
川上は真っ向勝負で2-1と追い込み、最後は外角低目へカーブ。
新庄はフルスイングしたがバットは空を切った。3者残塁。

対する名古屋は序盤からあまり調子が良くないダルを攻め立てる。
2回は2アウト1・3塁で谷繁がサードゴロ。
3回も2アウト1・3塁と攻めたが、ウッズのショートゴロを金子がファインプレーでセカンド送球。
この回も凌いだ。

試合が動いたのは4回、名古屋の攻撃。
先頭立浪がライト前ヒットで出塁。森野が送って1アウト2塁。
続く井上はダルの外スラに三振。2アウト。
しかし、谷繁、英智を連続ストレートのフォアボールで歩かせてしまった。2アウト満塁。
バッターはシリーズ全く打てていない1番荒木。
フォアボールの後やから絶対ストライク取りに来ると思っていた。
その初球、甘めのスライダーが来た。
が、荒木、何と見逃してしまった。
4球目の真っ直ぐを流し打って、何とか内野安打にはなったが…。
正直、あのスライダーを打っておけば大量点もあっただけに残念なシーンやった。
井端が凡退して3者残塁で終わって、1点止まりやったからね。

5回裏、日ハムが反撃。
先頭の稲田がセンターオーバーの2ベース。
と、ここでも名古屋の守備に乱れ。
センター英智が目測を誤って追い付けずに2ベースにしてしまったと言った方が良い。
ヒットを打たれた後の川上が映ったが、明らかにショックを受けていた。
ここは落合監督が絶妙のタイミングでマウンドへ。一呼吸置いた。
続く鶴岡が送って1アウト3塁でバッターは金子。
カウントが1-1になったので、敢行するならここやろ…その瞬間、スクイズをやった。
とっさに気付いて外角に投げたが、外し切れずにスクイズを許す結果に。
あっさり同点になってしまった。

続く6回、先頭の田中賢介がヒットで出塁。
続く小笠原の5球目、田中賢介が2塁へ盗塁。見事に決まった。
そして小笠原は強引に引っ張ってファーストゴロで、田中賢介は3塁へ。
バッターはセギノール、とここでまた落合監督がマウンドへ。
まぁ勝負に行くだろうとは思いながら見ていた。
前の打席で外からのカットボールを捕え切れなかったので、勝負は同じ球だろうと思っていた。
しかし、初球からインコースへカットボールを連投。
そして4球目、少し高めに浮いたカットボールを見事にライトスタンドへ。
2ランホームランで2点勝ち越し。

8回にも稲葉がソロホームランを放ち4点目。

9回はマイケルが締めて、
前身の東映フライヤーズ以来、44年振り2度目の日本一になった。
そしてインタビューではいつもの「シンジラレナ~イ」でした(笑)

それにしても9回の新庄の涙は非常に印象的でした。
本当に野球というものの楽しさを、この人はプレーで示してくれたと思います。
そして何より、4月の引退発言でチームが一つになったのは大きかったですよ。
やはり日ハムが勝つように流れは出来ていたように感じます。

MVPが正直誰やろう?と思っていたら、4点目のホームランで稲葉と確信しました。
でもそれくらい、全員野球で勝ち取った日本一であったと。

負けた名古屋。
やはり普段どおりの野球が2戦目以降出来なかったのが敗因でしょう。
荒木・井端で合計6安打、得点が2点ではどうしようもない。
結局負の連鎖は福留・ウッズにも影響した。
福留は2打点、ウッズに至っては打点0。
1・2番を抑えれば、全く機能しないのだな、このチーム。

落合監督のコメント。
「52年の厚い壁に跳ね返されたってことかな。何か日本シリーズという雰囲気じゃなかった」
落合が普段どおりの采配が出来なかった事が一番大きかったかも知れん。
…って進退伺出す事を決めたらしい。

このシリーズは良い勉強になったやろ、阪神首脳陣共よ。
特に荒木・井端への攻め方なんかは。
来年は絶対この場にいてもらいたい…と言いたいが、21日に発表された来季に向けてのスタッフ発表で俺は相当頭に来てます。
近日、この記事は書かせてもらおうと思っています。

とにかく、日本一おめでとう、日本ハムファイターズ。
そしてお疲れ様、新庄剛志。
(あと名古屋の川相。今日のあの素晴らしいバントは忘れません)
アジアシリーズはあんまり興味が無いので、当分は競馬を中心に書いていこうと思います。

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6 コメント

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役者や (kazu)
2006-10-27 00:17:00
守りのチームが守りで負けた。英智のこの日の守備はその象徴。1戦目からひちょりがフェンスダイレクトの飛球で2塁に行かせなかったり、2塁打になっても際どいタイミングだったりと、守りで相手にプレッシャーを掛け続けた。これが最後まで効いた。中日選手全員に相当の重圧が掛かっていた。



田中賢介が小笠原の打席で2盗したのもデカカッタ。そのあとガッツが引っ張って進塁し、セギノールの一発が出たからね。勝つべき仕事を皆がしている。日ハムが勝ったのは嬉しいが、見る試合が無くなったのは寂しいです。
返信する
無題 (k4)
2006-10-27 01:07:04
日ハムやりました!!



予\想大正解でした(^o^)



新庄がいなくなるのはホント寂しいです…



ストーブリーグのボヤキも期待してます(どんでん続投 etc..)

返信する
日ハムの外野は… (A.Inaba)
2006-10-27 19:55:09
kazuさん、まいどです。



おっしゃる通り、確実に日本一の鉄壁外野陣でしょうね。



ただ、6回のセギノールの場面はどうしても納得出来ません。

名古屋バッテリーに。

昨日の川上はカットボールが序盤からかなり切れていました。

特に左バッターへの外からのカットボールが抜群でした。

セギノールに対しても、前の打席でカットボールで上手くタイミングを外していたはず。

やのに、インコース4球続けたのは不可解です。

あれはセギノールの腰の回転で打った方を褒めるべきなんでしょうが…。

ちょっと名古屋バッテリーの意図があのシーンは分からなかったです。



田中賢介の盗塁は少しギャンブルにも見えたんですが、素晴らしいスタートでした。

あれが流れをグッと日ハムへ持ち込んだのは間違いないでしょう。



さて、日本シリーズが終わってしまいました。

本当に野球が終わると寂しいもんですね。

まぁ近日中に阪神スタッフ発表で爆発しようと思っていますが(笑)

当分は競馬ですね。この1ヶ月でかなり記事を書きまくったので、少し中休みしようと思います。
返信する
ありがとうございます。 (A.Inaba)
2006-10-27 20:11:04
k4さん、ようこそいらっしゃいました。



ここまで勝敗がビタっと当たるのも中々無いんですが。

ホンマ金にならんことは当たってしまうなぁ(笑)



新庄は以前記事で書いたんですが、阪神時代の伝説が印象的な選手でした。

こういう人を轢きつける魅力のある選手はそうはいないので、ただただ残念です。



私ごときのくだらんボヤキを見て頂いているという事で、見に来られている方々にはホンマに感謝しています。

これからもどんどんボヤいていこうと思いますので(笑)、宜しくお願いします。
返信する
Unknown (「感動創造」)
2006-10-28 02:38:41
A.Inaba さん



こんばんは。



夜遊びしていて、すっかり遅くなりました。



日ハム日本一は素晴らしかったですね。



それから中日の川相も引退だったですね。

派手な新庄、地味な川相、対照的ですが名選手でしたよね。
返信する
そうですね。 (A.Inaba)
2006-10-28 21:44:12
感動創造さん、こんばんわ。

確かに対照的ではありますが、川相のバントは世界記録として残されているので、十分光の当たる成績であったと思います。

第5戦の6回のバントも本当に完璧なバントでした。



日ハムが日本一になったシステムとして、メジャーリーグで採用されている方式を利用しているとは思いませんでした。

この方法は「セイバーメトリックス法」といって、選手を様々な面から評価を行う形式なんですが、アメリカの場合は、学生でも年間100試合くらい行われるため、ほぼ正確な評価を出来るんです。

が、日本の場合は、大学野球でもせいぜい年間50試合。

ということで、この方式が日本で使えるとは思えない、と思っていたので、先日のクローズアップ現代を見た時に驚かされました。



他の日本の球団にも日ハムを見習ってもらいたいもんです。本当に球団経営が厳しい球団が多いですから。
返信する

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