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楽天・岩隈、アスレチックスとの交渉が決裂し楽天残留へ

2010-11-24 01:19:21 | プロ野球関連
最近blogにアップしてるのが競馬予想ばっかなので、久々に野球の話題を(苦笑)
岩隈の結論はまだ=「駆け引き」続くと代理人―大リーグ移籍問題

ポスティングによるメジャーリーグへの移籍を目指していた楽天・岩隈
独占交渉権を獲得したオークランド・アスレチックスとの交渉が難航し、昨日あたりから楽天残留という話題が挙がっていた。

その辺について岩隈の代理人である団野村氏がTwitter等々で語った。

団野村氏のTwitterでつぶやいた内容はこちら↓
http://twitter.com/donnomura/status/6628168270086145

これによると、アスレチックス側が提示したオファー額は1年平均381万ドル(日本円で約3億1750万)の4年契約。
今季の岩隈の年俸が3億円(推定)なのでほぼ現状維持。
それに対して団氏が金額の上積みを求めたところ、アスレチックス側が一方的に交渉打ち切りを宣言したそうだ。
このまま12月8日午後2時までに交渉がまとまらなければ、来年11月までポスティングは出来ないため、岩隈には楽天残留しか選択肢が無くなる。


正直な感想。
どうやらアスレチックスにポスティングシステムの落とし穴を見破られたようですな。

この制度の落とし穴とは、移籍する選手を獲る側が、他所に交渉権を与えないために独占交渉権だけを取りに行く。
言葉は悪いが、いわゆる「妨害工作」

今回の岩隈の場合、当初からシアトル・マリナーズやテキサス・レンジャーズなど、
今回交渉権を獲得したアスレチックスと同じアメリカンリーグ西地区のライバル球団が岩隈を獲得したい、という話は持ち上がっていた。
そこで、ライバル球団より高い入札額を提示して独占交渉権をゲットし、
選手との交渉を「わざと」不調に終わらせ、ライバル球団に来シーズンの開幕に選手を渡さない、という図式。
今回は完全にNPBがアスレチックスに一杯食わされた、ということだろうな。

確かに考えてみれば、岩隈の独占交渉権を獲ったアスレチックス。
「マネーボール」という著書にあるように、元々少ない予算で経営する球団。
落札した金額に選手との交渉で年俸を支払わないといけないこの制度で、このチームが来たのを不思議に思わないといけなかったのか。
でも最高入札額を提示して独占交渉権を得た事は紛れもない事実。
まぁまだ12月8日まで日数はある。まだどんでん返しが無いとも言い切れない。


しかしこの制度は松坂や井川の失敗例でメジャー側も相当懲りている。
まぁ松坂は活躍した年もあったが、大枚叩いた割に活躍したとは言えないので失敗と書く。
今回アスレチックスが行った行為は、ポスティングシステムの「限界」を日本側に示してくれたのではないだろうか。

残念ながら今回の一件で、ポスティングシステムは最悪廃止の方向になる可能性も。
まぁ双方得にならないですからな。
しかしそうなると、FA期間をもう1、2年短縮するくらいしか選択肢が無いのだろうか…
いずれにしても双方納得出来る移籍制度を構築する必要がありそうだ。

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