監督: チャウ・シンチー
製作: チャウ・シンチー ジェフ・ラウ チェイ・ポーチュウ
製作総指揮: ビル・ボーデン デヴィッド・ハン
脚本: チャウ・シンチー ツァン・カンチョン ローラ・フオ
チャン・マンキョン
音楽: レイモンド・ウォン
アクション・コレオグラファー: ユエン・ウーピン
サモ・ハン・キンポー
出演: チャウ・シンチー(シン)
ユン・ワー(家主)ユン・チウ(家主の妻)
ドン・ジーホワ(麺打職人) シン・ユー (人足)
チウ・チーリン(仕立屋) ジア・カンシー (琴奏者)
フォン・ハックオン(琴奏者)ブルース・リャン(火雲邪神)
チャン・クォックワン(斧頭会の組長)サム ティン・カイマン(相談役)
ラム・シュー (斧頭会の副組長)ラム・ジーチョン(シンの相方)
2004年、中国/アメリカ
香港映画ファンの皆様、大変失礼しました。
色々と事情がありまして、(はぁ~?)上映から1年も経ってからの鑑賞です。汗だく
傑作と言われるだけの価値ある映画でした。
シンチーが主役で監督までしてる!
これが漫画みたいではありますが、文句のつけようもなく面白かったです。
クラシックな音楽も、CGも、その他、規模が半端ではありません。
『マトリックス』風だったり『羊たちの沈黙』を思わせる場面があったりと、タランティーノ監督も見れば泣いて喜んだ?のではないでしょうか!
見所はやはり、カンフーですね。(当たり前;)
シンの如来神掌、火雲邪神の一打(ボコボコ)によって、
血脈を開かれて再生するところは崇高にして感動的でさえあります。
う、う、う、美しい~。
笑っているうちに終わってしまった(ごめん)『少林サッカー』とは何かが違うように思います。
シンチーの並々ならぬ、ブルース・リーへの想い、武道への想いがビシバシ伝わってくるからでしょうか。
ジークンドーです、ジークンドー!
火雲邪神を演じたブルース・リャンはブルース・リーに匹敵する武道家だったとか。はぁ~(脱力ではなく感嘆のため息です)
また、シンが斧頭会の面々と闘う場面で着ている中国服はブルース・リーが着ていたものだとか。
凄いです。
そんなものが残されていたとですかっ!
如来神掌を極めたシンの前には最早、敵なし!
クンフーの型が決まった時、シンチーが一瞬見せる、引き締まった男らしい顔!
ジークンドー的美貌!
DVDならでは、何度も巻き戻しで見てしまいました。
シンチーって、こんなにハンサムでしたか。はぁ~。
豚小屋砦の大家婦人がこれまた、なんとも魅力的です。
獅子の咆哮!あはは、素晴らしい!
足が車輪に。。見ているこちらの頭からは煙が。。
また、あの清涼感とヒューマニズム溢れるオチがいいです。
ロリポップ屋のマスター・・って・・
エプロンが似合い過ぎです。
なんたるオチでしょうか。
開いた口が塞がり・・いえ、開いた口も塞がる余韻の残るラストでした。
そう、如来神掌は悪を懲らしめるためにあったのよね。
シンチー映画ここに極まれり!
この先、これを上回るどんな映画が作られるのか?余計なお世話ですね。
でも、ちと気になるところではあるです。
マイケルはジャクソンですが、
この映画はフィクションです。
時効刑事より。
(映画とは何の関係もありません。言ってみただけとです;) 完