愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

事実上のミサイルになり得る天体観測衛星「アストロH」 打ち上げ成功を北朝鮮とは違うと報道するNHK!

2016-02-17 | 北朝鮮

「偏向」報道では北朝鮮の先軍政治も拉致問題も解決しない!

北朝鮮を非難する前に

日米は北朝鮮とは相似形だと言うことを自覚すべきだ!

北朝鮮の「脅威」を言うのであれば

米国の軍事力=核兵器=核ミサイルは「脅威」ではないのか!

北朝鮮 ミサイル発射

http://www3.nhk.or.jp/news/liveblog/northkorea/

事実上のミサイル?北朝鮮のロケットとミサイルの違いは

http://sorae.jp/02/2016_02_03nkrocket.html

北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」と「事実上のミサイル発射」

http://blogos.com/article/158765/

そもそも北朝鮮の「人工衛星」はいつから「事実上のミサイル」だったのか? 

2016/02/14 Sun. 16:34

天体観測衛星「アストロH」 打ち上げ成功 

2月17日 18時02分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160217/k10010412681000.html

天体観測衛星「アストロH」 打ち上げ成功
 
k10010412681_201602171804_201602171804.mp4
ブラックホールなど宇宙の謎に迫る日本の新しい天体観測衛星、「アストロH」が17日午後5時45分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット30号機で打ち上げられました。ロケットは順調に飛行を続け、およそ14分後、午後5時59分ごろに、高度579キロ付近で「アストロH」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。
新しい天体観測衛星「アストロH」を載せたH2Aロケット30号機は、1段目のメインエンジンに点火したあと2本の補助ロケットにも点火し、午後5時45分ごう音とともに発射台を離れました。そして、燃焼を終えた補助ロケットや1段目のエンジンを次々に切り離したあと2段目のエンジンで飛行を続け、打ち上げのおよそ14分後高度579キロ付近で「アストロH」を予定どおり地球に回る軌道に投入し、打ち上げは成功しました。
種子島宇宙センターでは、打ち上げからおよそ14分後に「アストロH」が予定どおり切り離されたことがアナウンスされると、衛星を開発したJAXAや打ち上げを行った三菱重工業の関係者が拍手や握手をして打ち上げの成功を喜びました。
「アストロH」は「宇宙の天文台」ともいえる衛星で、JAXA=宇宙航空研究開発機構がNASA=アメリカ航空宇宙局などと協力して開発しました。地球上では大気に吸収されて観測出来ない「エックス線」をこれまでより最大100倍高い感度で捉えることができ、ブラックホールの成り立ちなど宇宙の謎の解明につながると期待されています。
JAXAでは、このあと衛星側と通信テストを行って、異常がなければ17日午後8時すぎ新しい天体観測衛星として日本語の名前を命名したいとしています。そして衛星は、今後試験観測を行って、順調にいけばことし11月ごろから本格的な観測を始めることになっています。
 
天体の成り立ち解明につながる期待

エックス線の観測では、人の目で見える宇宙の姿とは全く違う姿を捉えることができます。エックス線は天体の活動の活発な部分から多く出ることが分かっています。一様に光っているように見える太陽も、エックス線で観測すると高温のガスであるコロナが太陽の取り囲んでいる様子や表面で活発に活動している場所が分かります。このため、宇宙空間でもブラックホールのように極めて強い重力を持つ天体や星の爆発や衝突など高いエネルギーが出ている場所を特定することができるのです。また、物質を構成する元素はそれぞれ特有のエネルギーのエックス線を出すことから、詳しく分析することで天体にどのような元素があるのか調べることができます。
今回打ち上げられたアストロHは、エックス線のエネルギーをこれまでより最大100倍の感度で観測できるため、ブラックホールや星の周辺にある物質がどのような動きをしているかを明らかにすることによって、ブラックホールなどの天体の成り立ちの解明につながると期待されています。
 
宇宙の謎に迫る研究さらに加速

重力が強い天体の動きに伴う宇宙空間の「ゆがみ」が波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」をアメリカを中心とした国際研究チームが直接観測したことを受けて、天文学者の間では、「重力波」の観測と、「アストロH」による観測とを連係させることで、ブラックホールなど宇宙の謎に迫る研究がさらに加速するのではないかと期待が高まっています。
アメリカにある「LIGO重力波観測所」の国際研究チームは、今月11日、アインシュタインがおよそ100年前に「一般相対性理論」の中で提唱した現象の1つ、「重力波」を初めて直接観測することに成功したと発表しました。重力波は、ブラックホールなど、重力が強い天体の動きに伴って生み出された宇宙空間の「ゆがみ」が波となって伝わる現象で、研究チームは、去年9月、宇宙にある2つのブラックホールが合体する時に出た重力波を観測したとしています。
天文学者の間では、「重力波」が実際に観測できるようになると、天体観測は新たな時代に入ると期待が高まっています。このうち、東京工業大学の河合誠之教授は、ブラックホールどうしの合体や、一生を終えた星の大爆発など、激しい天体現象が起きたことを、まず「重力波」による観測で捉え、その周辺を「アストロH」で観測するという連係プレーができるようになれば天体現象をより詳しく観測できるとしています。
具体的には、まず「重力波」の観測で激しい天体現象の発生をつかみ、次に、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」に取り付けられた宇宙の全天を常時観測している装置で、現象が起きている場所を特定し、そして、「アストロH」によって、その周辺にはどんな物質があり、どのような動きをしているのか詳しく調べるということです。
河合教授は、「例えば、2つのブラックホールの合体が起きたことが分かった場合は、連携プレーによる観測で、どのような仕組みで巨大化していくのか、克明に調べることができる可能性がある。天体観測は、全く新しい時代に入ろうとしていて、宇宙の謎の解明がさらにスピードアップすると期待される」と話しています。
 
H2A打ち上げ 30回の意義

日本の主力ロケット「H2A」は、今回の打ち上げで30回目の節目を迎え、順調に打ち上がれば、成功率は96.7%となって世界でも信頼性の高いロケットに位置づけられることになります。
「H2A」ロケットは、日本で初めての純国産の大型ロケット「H2」を発展させる形で開発され、2001年に1号機が打ち上げられました。これまでの失敗は1回で、2003年に打ち上げられた6号機が、補助ロケットを切り離せず、計画どおりに飛行できなくなったことから地上からの信号で破壊されました。「H2A」は、取り扱いが難しいものの大きな推進力を得られる液体水素を1段目と2段目の燃料としていますが、これまでに1段目と2段目のエンジンでトラブルが起きたことはありません。「H2A」はこれで24回連続での成功となり、この10年以上、失敗がないことになります。成功率は96.7%となって、世界のロケットの信頼性の目安が95%とされるなか特に信頼性の高いロケットに位置づけられることになります。前身の「H2」は、合わせて7回打ち上げられ成功は5回で、成功率は71.4%でした。
「H2A」の打ち上げは、当初、JAXA=宇宙航空研究開発機構が行っていましたが、2007年の13号機からは、ロケットを製造する三菱重工業が担うようになっています。三菱重工業では、ロケットの品質を高めるために、エンジンや、電気系統など分野ごとに責任者を決めOBの協力も得ながら、それぞれの部分の信頼性は十分か、製造段階で評価する取り組みを行っています。こうした取り組みの結果、打ち上げ直前に種子島宇宙センターでの整備中に見つかる不具合の数は、当初の20件前後から半分以下に減少したということです。最近10回の打ち上げでは、機器やシステムのトラブルによる打ち上げの延期は1回も起きていません。
「H2A」は、こうした高い信頼性を背景に、去年11月の29号機で、海外の民間企業から初めて受注した商業衛星の打ち上げを成功させ、人工衛星を打ち上げる世界の市場に参入しました。ただ、「H2A」は、1回の打ち上げにかかる費用がおよそ100億円とされ、海外のロケットよりも2割から3割高いとみられています。世界の市場からの受注は、この先2年余りの間に2機となっていて、受注をさらに増やすためにはコストが課題になっています。
このため、三菱重工業とJAXAは、機体の構造をより簡略化し、一般の工業用の部品を多く取り入れるなどしてコストをこれまでの半分のおよそ50億円に抑えた新型ロケット「H3」の開発を進めています。「H3」は、2020年度の初飛行を目指していて、コストを大幅に抑えながらも、「H2A」で培った信頼性の高さを引き継げるかが次の課題となっています。(引用ここまで


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